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竹信三恵子:『増補版賃金破壊〜労働運動を<犯罪>にする国』を刊行 | ||||||
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みなさま 1月28日に『増補版賃金破壊〜労働運動を<犯罪>にする国』(旬報社)刊行し ました。この出版については、いつ出るのかというお問い合わせも多かったので、 この場をお借りしてお知らせさせていただきます。 関西生コン事件は、生コン業界の運転手らの労働組合の組合員81人が逮捕され、 うち66人以上が起訴され、うち34人が裁判で無罪を争い、現時点で11人の無罪が 確定したにもかかわらず、大手メディアではほとんど報道されておらず、なお係 争中、という、大規模で異様な労組弾圧事件です。 2021年に出版した『賃金破壊』はこの事件のルポですが、その後、無罪確定者が 相次ぎ、毎日放送のドキュメンタリー「労組と弾圧」が地上波として初めて放映 され、また、委員長などのへの人質司法的長期拘束が国際的にの注目されるなど、 大転換が続きました。 2月26日には、現在の湯川委員長に対する京都地裁判決が予定されていることか ら、その前に、その後の変化を補足して事実をお伝えしておかなければならない と執筆を急ぎ、なんとか刊行にこぎつけました。この裁判では労組活動に対し、 なんと「懲役10年」(!)が求刑されており、それがどう判断されるかが注目さ れています。 「増補版」の概要は、下記のURLからご覧になれますが、ここで紹介されている
刊行に寄せた拙文の中で、この事件が持つ予言的な性格についても触れています
のでご一読ください。 また、2月12日12:00〜13:00に、関西生コン事件の現在をめぐって院内集会が 開かれ、増補版の内容を中心に竹信が短い講演をします。 会場は参議院議員会館B109号室で、11:45〜1階ロビーで通行証を配布しますの で、どうぞご参加ください。 Created by staff01. Last modified on 2025-02-02 11:20:31 Copyright: Default | ||||||