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<<『 週 刊 金 曜 日 』 メール ニュース >>             2024.4.19
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】既刊本のご案内
 【5】イベントのお知らせ

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【1】注目の記事

■平和国家がゆがんでゆく

岸田文雄首相は4月10日午前(日本時間10日深夜)、米国ホワイトハウスでバイデン大統
領と会談。〈我々は、作戦及び能力のシームレスな統合を可能にし、平時及び有事におけ
る自衛隊と米軍との間の相互運用性及び計画策定の強化を可能にするため、二国間でそれ
ぞれの指揮・統制の枠組みを向上させる意図を表明する〉などとする日米首脳共同声明を
発表した。これは、米国の軍事戦略に日本が巻き込まれることを意味している。
戦後日本の原点である「平和国家」が次々とゆがめられている。国内では、経済秘密保護
法案と、殺傷と破壊を目的とした武器(次期戦闘機)の輸出解禁がひどい。1976年に当時
の宮澤喜一外相(後の首相)は国会で「わが国は兵器の輸出をして金をかせぐほど落ちぶ
れていない。もう少し高い理想を持った国として今後も続けていくべきだ」と答弁した。
平和国家の理念をあらためて問い直す。

●経済秘密保護法案
危険な人権侵害の本質がますます明らかに
海渡雄一

経済秘密保護法が成立しようとしている。この動きを座視してはならない。反対を続けて
いる弁護士が、その危険な本質を指摘する。

●解禁された次期戦闘機の輸出
殺傷兵器を多くの国々に売る「アリの一穴」となる
半田滋

政府は3月26日、英国、イタリアと共同開発する次期戦闘機の第三国への輸出を解禁する
方針を閣議決定した。武器輸出を抑制してきた日本の安全保障政策の転換といえるが、何
が背景にあり、どこに危うさがあるのか。

●元内閣官房副長官・ 柳澤協二氏に聞く
次期戦闘機の輸出は日本に何をもたらすか
聞き手・まとめ/佐藤和雄

岸田文雄政権は、戦後日本で初めてとなる次期戦闘機の輸出解禁に踏み切った。殺傷力・
破壊力の高い次期戦闘機のアジア地域などへの輸出が実現すれば、戦後日本が目指してき
た「平和国家」の内実はどのように変容するのだろうか。首相官邸で安全保障・危機管理
を担った柳澤協二氏にこの事態がもたらす意味と内容を詳しく聞く。

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【2】編集長コラム

ゆめホールシネマ倶楽部

 JR南武線・向河原駅から歩いて5分ほどにあるかわさきゆめホール(神奈川県)で定
期的に開催されている催しがあります。「ゆめホールシネマ倶楽部」。ドキュメンタリー
や劇映画などを上映するもので、時にはゲストによる講演などもあります。ひょんなこと
から、この催しにかかわるようになりました。最近は本職が忙しくてなかなか行けてはい
ませんが、『原発をとめた裁判長』『ニューヨーク公共図書館』などのすばらしい作品を
上映してきました。今年1月には『ガザ─素顔の日常』も上映しています。

 そして、4月23日から27日まで5日間にわたって『雪道』が上映されます。15歳の時に
日本軍の「慰安婦」にされ、過酷な人生を送った二人の少女が主人公です。フィクション
ではありますが、多くの日本軍「慰安婦」被害者の証言に基づいています。

 上映は4月23日〜25日が9時・12時・15時の3回、26日〜27日が9時・12時・15時・18
時の4回。問い合わせ・申し込みはTEL044(433)3003まで。(文聖姫)

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【3】次号予告

次号予告:2024年4月26日・5月3日合併(第1470)号
     
【特集・憲法】

●最新版「9条の碑」を歩く|伊藤千尋

● さらん日記特別バージョン          

●同性カップルも「婚姻の権利主体」に 「結婚の自由をすべての人に」訴訟 札幌高裁
が認めた憲法24条違反|駒村圭吾

◆同性カップルが結婚できる法整備に「反対」とした党なし|三浦美和子

●愛媛県愛南町で起きた町議の「違憲」行為 「表現の自由、請願権の侵害」を裁判所が
認定|藤野かな

●経済安保と公安警察 「大川原化工機事件」闇の深層|石原大史

●STOP!9条改憲(115)|高田健

【「働く」からいまを見つめる】
●紅麹サプリ事件が映す 働き手の二つの憂鬱|竹信三恵子
                
【くらし 食】
●原料原産地表示をめぐる迷走 消費者庁は誰のために働いているのか?|原英二

【きんようぶんか】
●テレビ表現超えた“覚悟”の映画『正義の行方』|ワタナベ=アキラ                

●きんようパズル 数独     5名様に図書カード進呈!    
                
【好評連載】
●これからどうする?|田中優子
●きんようカレンダー3月    ニュースチェック|先川信一郎   
            
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【4】既刊本のご案内 

★この日、集合。

井上ひさし・永六輔・小沢昭一  1000円+税 A5判並製・104頁

平和を願う言葉の力

遡ること18年前の2006年5月3日憲法記念日。「何も言えなくなる前に、言っておきたいこ
とがある」。今は亡き井上ひさしさん、永六輔さん、小沢昭一さんが、新宿紀伊國屋ホー
ルに集合した。この3人が集まれば何かが起きる違いない、期待が膨らみ会場は超満員。
「当時の日本の大人たちには、それぞれ責任があると思います」(井上ひさし)、「第九
九条を守れば憲法全体が守られるんです」(永六輔)「ほかのことはどうなったっていい
ような気がするんですが、戦争だけは懲りてます」(小沢昭一)、言葉の達人たちによる
言葉は色あせない。
(2006年8月刊)

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【5】イベントのお知らせ 

★第9回 知ることで未来が見える戦争の加害パネル展
【特集展示】上海で日本軍は何を
日時: 2024年4月27日〜5月5日 10時〜19時
場所: かながわ県民センター1階展示室
参加費: 無料
主催:記憶の継承を進める神奈川の会
問合せ:090-7405-4276

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