JCA-NETセミナー2024年4月のお知らせ:メールの仕組みはどうなっているのか | |||||||
Menu
おしらせ
・2024総会(報告) ・レイバーネットTV(4/24) ・あるくラジオ(4/20) ・川柳班(投句「風」) ・ブッククラブ(6/8) ・シネクラブ(6/15) ・ねりまの会(4/17) ・フィールドワーク(5/31) ・三多摩レイバー映画祭(6/2) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第89回(2024/4/10) ●〔週刊 本の発見〕第343回(2024/4/25) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/4/24) ●川柳「笑い茸」NO.153(2024/4/26) ●フランス発・グローバルニュース第8回(2024/4/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」89回(2023/12/31) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合
|
JCA-NETの4月のセミナーの案内です。関心のあるテーマに是非ご参加ください。 ____________________________________ JCA-NETセミナー2024年4月のお知らせ JCA-NET (2024/3/31) ____________________________________ Table of Contents _________________ 1. セミナー1:4月20日(土)15時 捜査機関によるコンピュータ・データ収集――刑訴法改悪とプライバシー権の危機 2. セミナー2:4月26日(金)19時 メールの仕組みはどうなっているのか(入門編)――ヘッダを読む 3. セミナー3:4月30日(火)19時 フォローアップ 4. 参加方法 5. オンライン会議のマニュアル、参加費、問い合せ先など 1 セミナー1:4月20日(土)15時 捜査機関によるコンピュータ・データ収集――刑訴法改悪とプライバシー権の危機 ======================================================================================================= 開催方法:オンライン(申し込み方法は最後をごらんください) 2022年6月、法務大臣は法制審議会に対して「情報通信技術の進展等に対応す るための刑事法の整備に関する諮問」を出し、これを受けて法制審議会に刑事 法(情報通信技術関係)部会が設置され、昨年暮まで検討が続けられ、今年3 月に答申が出されました。 この答申のなかで、コンピュータ技術やインターネットの動向を踏まえた見直 しについて、裁判手続きや捜査機関の捜査手法など幅広い分野で提起されてい ます。答申には「電磁的記録を提供させる強制処分の創設」など新たな権限を 捜査機関に与える内容や、盗聴捜査の拡大が盛り込まれています。また、捜査 機関による個人情報収集の歯止め不十分であったり、捜査機関による自己情報 取得に対する不服申立ての手立てがないなど、多くの問題があります。今後、 この答申を踏まえた法改正へと向うことになります。これに対して、日本弁護 士連合会は、今年3月に「電磁的記録提供命令の創設を含む刑事訴訟法等の改 正に当たり、プライバシーの権利等を保護するための修正を求める意見書」を 出しています。 今回のセミナーでは、弁護士の山下幸夫さんをゲストにお招きして、法制審の 答申について解説していただき、参加者の皆さんと議論します。 山下幸夫さんの紹介 1989年4月から東京弁護士会に所属する弁護士。日本弁護士連合会の刑事法制 委員会委員長、秘密保護法・共謀罪法対策本部事務局長など。著書に、山下幸 夫編著『「共謀罪」なんかいらない?!』(合同出版)などがある。 参考資料 法制審答申(法務省:法制審議会第199回会議[2024年2月15日開催]) <https://www.moj.go.jp/content/001413269.pdf> 法制審議会−刑事法(情報通信技術関係)部会 <https://www.moj.go.jp/shingi1/housei02_003011_00002> 日弁連、電磁的記録提供命令の創設を含む刑事訴訟法等の改正に当たり、プラ イバシーの権利等を保護するための修正を求める意見書 <https://www.nichibenren.or.jp/document/opinion/year/2024/240314.html> 刑事訴訟法 <https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=323AC0000000131> 警察庁:通信傍受法第36条に基づく令和5年における通信傍受に関する国会へ の報告 <https://www.npa.go.jp/bureau/criminal/sousa/boujuhoukoku.html> NHK:“逮捕状など電子化”刑事手続きIT化 法改正へ 法制審が要綱案 2023年12月18日 <https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231218/k10014291371000.html> 読売:逮捕状や捜索令状「紙」からオンライン請求に、刑事手続きIT化を答 申…法制審総会 2024年2月15日 <https://www.yomiuri.co.jp/national/20240215-OYT1T50167/> 2 セミナー2:4月26日(金)19時 メールの仕組みはどうなっているのか(入門編)――ヘッダを読む ======================================================================================= 開催方法:オンライン(申し込み方法は最後をごらんください) 『情報通信白書(2022年)』によると、インターネットの利用目的で電子メール を挙げている人はSNSと並んで圧倒的に多くの割合を占めています。SNS全盛と いわれながらも、メールの重要性は決して軽視できないものがあります。しか し同時にメールは、スパムやなりすまし、あるいはマルウェアなどの拡散の手 段としても頻繁に用いられているために、問題視されることが多いのも事実で す。その一方で、メールの技術的な仕組みもなりすまし対策が新たに導入され つつあり、現在はその過渡期になります。 メールの送受信では、メールサーバーが重要な役割を果しますが、一般の利用 者であるエンドユーザーがその仕組みを直に知ることは難しいでしょう。しか しエンドユーザーでもメールの仕組みを確認できる手立てのひとつにメールの 「ヘッダ」があります。普通は表示されずに隠されていることが多いのですが、 ヘッダを「読む」ことで、メールの配送経路や時間を確認したり、送信元の偽 装を確認したり、なりすまし防止にどのような仕組みが使われているのかなど も確認できます。しかし、残念なことに、誰でも簡単に理解できるようには表 記されていません。 そこで今回のセミナーでは、誰もが自分のメールで確認できる「ヘッダ」をと りあげて、その「読み方」と意味の基本を説明します。 参考 (総務省)電子メールの仕組み <https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/basic/basic_service_04.htm> (Cloudfare)メールとは?| メールの定義 <https://www.cloudflare.com/ja-jp/learning/email-security/what-is-email/> (北里大学情報基盤センター)メールヘッダの見方 <https://www.kitasato-u.ac.jp/knc/mail/download/info_mail_header_v2.pdf> (Biglobe)メールヘッダ情報の読み方 <https://support.biglobe.ne.jp/ask/nesco/header.html> 増井敏克『メール技術の教科書』、翔泳社、2024 <https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798183930> 3 セミナー3:4月30日(火)19時 フォローアップ =========================================== 開催方法:オンライン(申し込み方法は最後をごらんください) 毎月最後の回は、これまでのセミナーで取り上げたテーマの積み残しや、うま く解決できなかった課題、あるいは皆さんが抱えている疑問や問題を出し合っ て解決していく回になります。 今回も様々な質問などを自由に出していただいて構いません。今月は、捜査機 関による私たちのコンピュータやネットの活動への新たな権限付与を意図した 刑事訴訟法の改悪や、電子メールのヘッダの仕組みなど、法律や技術のやや込 み入った議論を取り上げました。いずれも、私たちのコミュニケーションの権 利にとって基本となる重要な課題です。90分の短かいセミナーだけではフォロー しきれないことも多いと思います。質問や疑問があればぜひこのフォローアッ プの回を活用してください。またセミナーに参加できなかった皆さんも遠慮な く気軽に参加してみてください。 セミナーでは、LinuxOSの紹介にも力を入れてきました。Linuxを新規に使いた いという皆さんや、すでにLinuxを使っている方たちとの情報交換の場として も活用してください。 技術的なテーマとして、これまでセミナーで取り上げてきたものの一例。 - メールの基本的な仕組み - パスワード管理 - ブラウザのプライバシー、セキュリティ設定 - Jitsiを使ったオンライン会議 - 暗号化サービスProtonやTutanotaのメールサービス - CryptPadの使い方 - 機械翻訳の活用(DeepL) - LinuxOSの導入と活用 - Internet Archiveの使い方 - Open Street Mapの使い方 - LibreOfficeのインストールと使い方 - Mastodonの使い方 など。 最近の社会・政治的なテーマでセミナーやメーリングリストなどで話題になっ た事柄の一例。 - 刑事訴訟法とコンピュータ、インターネット - イスラエル・パレスチナ戦争 - 国連サイバー犯罪条約 - 「能動的サイバー防御」の問題点 - 監視社会とジェンダー - 生成AI(ChatGPT) - スマートシティ - マイナンバーとデジタルID - 政府によるインターネット遮断 - 政府による暗号規制 など。 4 参加方法 ========== 参加方法: ■JCA-NETの会員、セミナーのメーリングリスト(digital-rightsまたは seminar-info)登録済の方 当日30分前に、登録されているメールに会議室情報を送信します。また、 JCA-NETの会員メーリングリスト、セミナーメーリングリストに登録されてい る方は、メーリングリストから会議室案内をみてアクセスしてください。 ■JCA-NETの会員以外の方でセミナーに初めて参加される方、上記のセミナー のメーリングリスト未登録の方は予約が必要です。 下記の申し込みフォームから申し込むことができます。 <https://pilot.jca.apc.org/nextcloud/index.php/apps/forms/s/dpQoGAGaFTyBKbDzB9eweAcB> あるいはメールで申し込む場合は jcanet-seminar@jca.apc.org まで以下の各項目を記載して申し込んでください。 申し込み内容 ・おなまえ ・メールアドレス ・参加希望のセミナー番号(複数可) ・今後もセミナーの案内を希望するばあいは「案内希望」とお書きください。 ・セミナーのメーリングリストに参加希望のばあいは「メーリングリスト希望」 とお書きください。 5 オンライン会議のマニュアル、参加費、問い合せ先など ==================================================== オンラインはJitsi-meetを使用します オンライン会議室 Jitsi-meetのマニュアル <https://www.jca.apc.org/jca-net/ja/node/93> 参加費 無料(カンパ大歓迎) 余裕のある方は是非カンパをお願いします。 セミナーはJCA-NETの会員の会費で運営されています。 郵便振替口座 JCA−NET (シ゛ェイシーエイ−ネット ) 記号番号:00190-3-417584 ゆうちょ銀行〇一九店 417584 通信欄に「セミナーカンパ」とお書きください。 問い合わせ先 小倉利丸(JCA-NET理事) toshi@jca.apc.org 070-5553-5495 Created by staff01. Last modified on 2024-03-29 11:30:57 Copyright: Default |