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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】既刊本のご案内
 【5】イベントのお知らせ

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【1】注目の記事

■ウクライナ終わりの見えない戦争
3年目迎え、増え続ける犠牲者

ロシアがウクライナへの侵攻を開始してから、2月24日で2年が経つ。壮絶な戦いが続いて
おり、双方の軍人・ウクライナの民間人を含め犠牲者は増え続けている。オープンソース
で確認されたウクライナ軍の死者は3万人を超えた(昨年11月15日現在、民間団体発表)
。政府は国家機密だとして正確な数字は発表していないが、現実はさらに多いのではない
かと推測される。国連の人権監視団の昨年11月21日発表によると、民間人の死者数も1万
人を超えた。昨年12月にロイター通信はロシア軍の死傷者が31万5000人以上に上ると
報じた。
ゼレンスキー大統領は2月8日、自身以上に国民の信頼を集めているとされるウクライナ軍
のザルジニー総司令官を更迭。戦争遂行をめぐって対立があったとも噂される。終わりの
見えないまま、3年目を迎えようとするウクライナ戦争。いま、私たちが考えるべきこと
とは?

●ロシアの侵攻から2年 いま改めて考えたいこと
国際社会の失敗のつけを、ウクライナ人だけに払わせるのか 
駒木明義

ウクライナ戦争が終結する見通しは立っていない。私たちは、長期化が避けられないとい
う冷徹な現実から目をそらすことなく、今後なすべきことを考える必要がある。

●負傷兵を献身的に支える人々「傷ついた若者たちに昼食を」
丸山美和

ロシアのウクライナ侵攻によって、特に東部や南部で街がことごとく破壊されて瓦礫の山
と化し、多くの人命が奪われた。祖国や家族を守ろうと戦場に向かった若者たちは、どの
ような経過をたどっているのか。戦争が国民の生活にどのような影響を及ぼし、人々はど
う助け合って生き抜こうとしているのか。現地ウクライナの病院に収容された負傷兵の現
状と、彼らを支え続けている一人の女性の奮闘について、報告する。

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【2】編集長コラム
ウクライナ侵攻2年

 ロシアがウクライナに侵攻してから明日で2年が経つ。今号では「終わりの見えないウ
クライナ戦争」を特集した。筆者の一人、丸山美和さんはポーランド在住の大学教員でジ
ャーナリスト。先日、一時帰国中の丸山さんが弊社を訪ねてきた。彼女が持参したたくさ
んのおみやげの中には珈琲豆もあった。この豆には深い意味がある。ウクライナ南部黒海
沿岸の都市ミコライフ在住の女性が、輸入した豆を自宅で焙煎しネットで販売しているの
だという。「ミコライフはかなり危険な地域」と丸山さん。
それでも彼女の夢は自分のカフェを持つことだという。ゆったりした気分で珈琲を飲める
ことの幸せを噛みしめた。

 特集のもう一人の筆者、『朝日新聞』論説委員の駒木明義さんも指摘するとおり、停戦
の見通しは立たない。国外に逃れた人々も少なくないが、国に残って戦う兵士だけでなく
、戦禍の中で日常生活を送る人々も大勢いる。でも、その日常生活は私などが決して想像
できない、常に危険と隣り合わせのものだ。(文聖姫)

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【3】 次号予告

★2024年3月1日(第1462)号

【インタビュー】
●玉城デニー沖縄県知事単独インタビュー
「沖縄を二度と戦場にしないために、ミサイル配備を許すことはできません」

【ハラスメント】
●尼僧が「僧侶から性暴力被害」告発  天台宗の僧侶と大阿闍梨に対する懲戒申し立て
|小川たまか

【大阪「日の丸・君が代」裁判・上】
●大阪市立中学校の元教員・松田幹雄さん 生徒も教員も教育ではなく「調教」されてい
る|永尾俊彦

【新・買ってはいけない】
●実はチーズじゃないんです 低コレステロールをうたう「シュレッド」食品|沢木みず
ほ

【くらし 健康】
●食品安全委員会のPFAS評価書に異議あり! 証拠不十分な有害影響を無視するな!|植
田武智

【「本多勝一のベトナム」を行く11】
●古田元夫・日越大学学長との対話|本田雅和

【きんようぶんか】
●藝術は世界の破滅に抗し得るか?──死の国からも、なお「希望」を語る 対談山口泉
×洪成潭|古川美佳
●ドキュメンタリーは鏡だ 『津島─福島は語る・第二章─』の土井敏邦監督が語る|中
村富美子

【好評連載】
●犬が王様を見て、何が悪い?|四方田犬彦

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【4】既刊本のご案内 

★この日、集合。

井上ひさし・永六輔・小沢昭一  1000円+税 A5判並製・104頁

平和を願う言葉の力

遡ること18年前の2006年5月3日憲法記念日。「何も言えなくなる前に、言っておきたいこ
とがある」。今は亡き井上ひさしさん、永六輔さん、小沢昭一さんが、新宿紀伊國屋ホー
ルに集合した。この3人が集まれば何かが起きる違いない、期待が膨らみ会場は超満員。
「当時の日本の大人たちには、それぞれ責任があると思います」(井上ひさし)、「第九
九条を守れば憲法全体が守られるんです」(永六輔)「ほかのことはどうなったっていい
ような気がするんですが、戦争だけは懲りてます」(小沢昭一)、言葉の達人たちによる
言葉は色あせない。
(2006年8月刊)

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【5】イベントのお知らせ

『週刊金曜日』創刊30周年記念イベント
★崔善愛ピアノ&トーク ショパン花束に隠された大砲
演奏曲: 別れの曲、革命のエチュード、ワルツ第9番op.69-1 ほか
日時:2月23日(金・休)13時
場所: 神戸学生青年センターウエス100、ホール(阪急六甲駅2分)
参加費:2000円
問合せ:078-891-3018 (学生青年センター)
共 催: 神戸学生青年センター/『週刊金曜日』神戸読者会

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