「トリチウム汚染水海洋放出は何が問題か」記録録画を公開 | |||||||
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「ユニオンと連帯する市民の会」・「ユニオン学校」運営委員の小野政美です。 ◆先日ご案内したとおり、昨日開催した、「第103回ユニオン学校」(18時半〜20時45分 ;名古屋市市民活動推進センター集会室) の記録録画を公開します。ご覧いただければ幸いです。 ◆「第103回ユニオン学校」 「トリチウム汚染水海洋放出は何が問題か」 お話:河田昌東さん(分子生物学者、チェルノブイリ救援・中部理事) ◆記録録画のアドレス(以下をクリックしてご覧ください) *冒頭、若干の機械音がありますがお許しください。 https://youtu.be/oZ5YJEF8ok0 ◆日本では、福島原発の汚染水が海に流され、また、国内の原発が次々に再稼働されたり 再稼働が近づいてたりしています。 今回の「能登半島地震」では、被災地域周辺の活断層上にある「志賀原発」では、揺れの 想定を超えたり、津波が3メートルを超えたりし、変圧器損傷での油漏れ( 2万リットル以上)や油の海上流出、放射線量測定モニタリング欠測(116か所のうち18か所) など、複数のトラブルが発生するなどの原発リスクが露呈し、 危険な状況も伝えられています。 ◆今回、昨1月18日、今年最初の「ユニオン学校」では、チェルノブイリ原発事故や福島 原発事故などに関わって来られた河田昌東さん (分子生物学者、チェルノブイリ救援・中部理事)に「トリチウム汚染水海洋放出は何が 問題か」、「原発汚染水は処理できる」 として、長年の調査と研究に基づいて、多くの資料を使ってお話をして頂きました。 河田さんのお話の後、「汚染水海洋放出」について、35名の参加者と共に、質疑応答、意 見交換を行いました。 ◆以下、河田昌東さんの論考の一部から。<福島原発事故から12年たち貯蔵中の汚染水 は130万トン、1061基のタンクはすでに 満杯で設置場所がなくなる、というのが海洋放出の根拠である。こうなる事は当初から分 かっていた。何故ならメルトダウンした原子炉には今も地下水が流れ込み、壊れ た屋根からは雨水も入っている。このままいけば際限なくタンクは増える。だが海洋放出 の真の原因は別にある。貯蔵タンクの維持費である。膨大な放射能を 含むタンクの維持費は現在、年間1000〜1500億円という(日本経済研究所)。 こうした状況を見越し、国際廃炉研究機構の汚染水技術調査チームは2013年に汚染 水処理について国際的な技術提案を募集した。世界中から182件の処理技術に 関する案件の応募があった。ー中略ー即ち海洋放出が最も安上がりで、タンク保管よりは るかに安い。実際には 汚染水を500倍に薄めて40年間放出を続けなければならないので45億円では到底済 まない。トリチウム水は通常の水と化学的性質は同じなのでALPSの ような施設では処理できないが、物理的性質(質量、沸点、融点など)の違いを利用すれ ば処理(濃縮)可能であり実例がある。> 今年も、さまざまなテーマで語り合う「ユニオン学校」をよろしくお願いします。 お元気で。再見。 Created by staff01. Last modified on 2024-01-19 18:02:51 Copyright: Default |