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LNJ Logo 報告:日東電工の株主総会で抗議行動
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日東電工は韓国オプティカルハイテック労働者の雇用を保障しろ!

尾澤邦子(日東電工株主/韓国オプティカルハイテック労組を支援する会)

 6月21日(金)午前10時、韓国のクミ市にある韓国オプティカルハイテック(OP)の親 会社、日東電工の株主総会が、大阪本社のあるグランフロント大阪北館の地下2階で開か れました。

 韓国で日東電工の株を買ったOP労組のチェヒョンファン支会長も、株主として当然参加 できるものと考え、韓国から労組の7名と共に来日しました。しかし日東電工は、「議決 権行使書」がないということで、支会長の入場を阻止しました。日本人株主の尾澤邦子に は、三菱UFJ信託銀行から総会招集通知と「議決権行使書」が送られていましたが、韓国 には送られていませんでした。

 株主総会の資料によると、日東電工は、クミ工場の火災による火災保険金を、本社の収 益として計上しています。OP労組は事前に「株主総会質問書」を準備していました。火災 保険に関して、また韓国オプティカルハイテックの廃業や、もう一つの子会社韓国日東オ プティカルでの生産再開の経緯についてなどを問うています。株主の尾澤邦子とチェ支会 長は連名で、労組との話し合いと雇用継承を求め、6月10日に書留で大阪本社の高秀雄 社長あてに郵送しました。

 株主総会は、高社長の議長ですすめられました。私が事前に送った質問・意見につい て社長は、「韓国の工場で火災が起きた。事業継続不可能と判断し清算手続きを進めてい る。一部の従業者の抗議活動が解体工事に支障をきたしている。韓国で適法に進められて いるので、見守っていく」と、労組との約束を反故にして労組弾圧を行っていることを隠 しました。すぐに手を上げ、やっと発言できたので「なぜクミの工場を再建せずに別工場 に機材を移動し、従業員を解雇したのか。労組と話し合いを行うべきだ。日東の人権尊重 の理念に則り、雇用を継承せよ」と追及しました。社長は「韓国内でのことであり、適法 にやっている」と責任逃れの発言をしました。

 会場の外では、大阪のユニオンネットや大阪全労協の仲間たち、支援の方々が、チェ支 会長を排除した株主総会に糾弾の声を上げました。OP労組は「雇用継承なくば死あるのみ 。私たちは最後まで闘う!」と書いた横断幕を持ち、ダイインを行ったり、「明日の歌」 の軽快なリズムに合わせて踊ったりしました。 OP労組の仲間たちは、「社長の発言はウソだ!」と怒っています。

 2名の労組員がそのまま残り、東京に移動し、社長宅を訪問しました。どうして知った のか、2名の屈強な警備員がカメラを持ち、待ち構えていました。労組員は涙で言葉を詰 まらせながら、社長への手紙を読み上げました。

 24日には品川駅頭での情宣と日東電工東京本社への要請行動を行い、また26日には、け んり総行動実行委が主催する「東京総行動」に参加して、日東電工への要請行動を行いま した。日東電工は警備員を前面に立て、全く要請に応じようとしませんでした。無責任な 日東電工の欺瞞的対応を許さず、話し合いに応じさせ、雇用継承が勝ち取れるよう支援し ていきたいと思います。

*写真提供=尾澤さん、内田さん


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