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LNJ Logo ウィシュマさん事件 : 名古屋地検検事による遺族への不起訴理由説明に抗議する!
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「名古屋入管ウィシュマさん死亡事件」の名古屋地検検事による遺族への不起訴理由
説明に抗議する! 名古屋地検・法務省・入管庁のウィシュマさんへの刑事犯罪の隠滅を
許してはならない! 「2021.3.6名古屋入管ウィシュマさん死亡事件」の真相究明、公式謝
罪、遺族への正当な賠償を求める!

小野政美(エルクラノの会&入管の民族差別と人権侵害と闘う市民連合・東海)

1.昨日、10月24日、東京都内で、名古屋出入国在留管理局の施設に収容され死亡したス
リランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(当時33
歳)が死亡した問題で、ウィシュマさんの妹2
人と弁護団が東京地検を訪れ、名古屋地検の担当検事が遺族と弁護団と面会し、検察審査
会の議決を受けて再捜査した結果、入管の当時の局長など13人を改めて不起訴とした理
由を説明した。

2.名古屋出入国在留管理局の施設でスリランカ人の女性、ウィシュマ・サンダマリさん
(当時33)が収容中に体調不良を訴え、2021年3月6
日、収容されていた名古屋入管の施設で亡くなった。それまでに何度も体調不良を訴え、
尿検査では「飢餓状態」を示す結果が出ていたにもかかわらず、入管施設内での点滴や救
急搬送などの適切な治療を受けさせてもらえず亡くなった。

3.遺族などが入管の当時の局長らを殺人と保護責任者遺棄致死容疑で名古屋地検に告訴
・告発した。名古屋地検は2022年6月不起訴としたが、名古屋第1
検察審査会は2022年12月、「業務上過失致死罪が成立するかどうか再検討すべきで、不起
訴は不当だ」と議決したことを受けて再捜査した結果、名古屋地検は、
2023年9月29日、再び嫌疑なしで当時の局長ら13人を改めて不起訴とし、業務上過失致
死罪の成立も認めなかった。

4.遺族のワヨミさん、ポールニマさんと遺族側の代理人の指宿昭一弁護士と駒井知会弁
護士によると、この日の記者会見の直前、再捜査を担当した名古屋地検の検事から、不起
訴とした理由の説明が遺族に対してあった。この検事は、捜査を担当した検事が、再捜査
では職員や専門医への聴取を実施。亡くなるまでの
4日間について改めて検討したが職員や専門医への聴取を実施し、亡くなるまでの4
日間について改めて検討したが、「死因ないし死亡に至る具体的な事情を特定できなかっ
た」「死因が分からないため犯罪行為があったと認められず起訴できないとした上で、仮
に死因が栄養不足や脱水だったとしても医師ですら体調不良の理由が分からず、入院が必
要だと判断できなかった。対応にあたっていた入管職員が亡くなることを予測したり、回
避したりする判断は難しかった」と話し、死因は明らかにならず、死亡の予見可能性や回
避可能性も認められないと判断したと説明したという。

5.10月24
日、国会内の記者会見で、ウィシュマさんの妹、ワヨミさんは会見で「でたらめな話だと
思います。一切、納得いきませんでした。不起訴とされたことは本当に残念です。心苦し
いです」と話した。もう一人の妹であるポールニマさんも「あくまでも公平な判断を求め
ていましたが、不公平な判断しか出なかったことは非常にショックです」「説明を聞いて
も入管寄りの判断だと感じ、不起訴理由は一切納得がいかない。本当に残念です」と語っ
た。遺族代理人の指宿昭一弁護士は、「電話一本で救急車を呼んだり、点滴を打ったりし
ていれば死亡が回避できたのは明らかだ。この事件が起きてからだいぶ時間がたっている
が、何も解決していないし誰も責任をとっていない。社会的、法的責任を引き続き追及し
ていきたい」と話し、駒井弁護士も「民間だったらこんな結論は出ていない」と怒りを口
にした。ウィシュマさんの遺族と弁護団は今後も入管側の責任を追及していくとしている
。



6.私たちは、以下のことを求める。

◆「名古屋入管ウィシュマさん死亡事件」の名古屋地検による不起訴決定を撤回すること
を求める!

◆ウィシュマさん遺族への「2023.10.24不起訴理由の説明内容」に抗議し、名古屋入管の
社会的、法的責任を追及する!

◆名古屋地検・法務省・入管庁のウィシュマさんへの刑事犯罪の隠滅を許してはならない
!

◆「2021.3.6名古屋入管ウィシュマさん死亡事件」の真相を究明するために、5
時間分の録画公開に続き、国が保管する名古屋入管施設での残りのウィシュマさん死亡の
2021年3月6日までの約2週間分、計295
時間の記録録画の全面公開を求める!

◆私たちは、ウィシュマさん遺族、弁護団と共に、「名古屋入管ウィシュマさん死亡事件
」を巡る名古屋地検・法務省・入管庁のウィシュマさんへの刑事犯罪の隠滅を許さず、名
古屋地裁での「名古屋入管ウィシュマさん死亡事件」国家賠償裁判を通じて、「
2021.3.6名古屋入管ウィシュマさん死亡事件」の真相究明、謝罪、遺族への正当な賠償を
求める!

7.次回の「ウィシュマさん名古屋入管死亡事件国賠訴訟」第10回口頭弁論は以下の通
りです。

◆2023年11月29日(水)14:30〜15:30

◆名古屋地方裁判所・第2号法廷

▶︎13:30〜13:50 傍聴整理券配布(時間は予定です)

▶︎14:00〜ウィシュマさんご遺族と弁護団の入廷

▶︎14:30〜第10回口頭弁論

▶︎16:00〜記者会見(時間は予定です)

▶︎17:00〜支援集会(記者会見、支援集会は裁判所近くで行う予定です)◆記者会見、
支援集会の様子はzoom
で配信予定。オンラインでの参加をお願いします。

◆情報の拡散をお願いします。

いま、この時間にも、イスラエルのよるパレスチナ・ガザ地区への残虐な無差別空爆が続
き、地上攻撃の準備も完了しています。パレスチナ・ガザの子どもたちのことに連日連夜
心を痛めながら、できることをしたいと思っています。

お元気で。再見。

Created by staff01. Last modified on 2023-10-25 13:17:58 Copyright: Default

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