
*転載情報
かつてテレビの記者・ディレクターとして「ネットカフェ難民」などの取材を行い、現在
は大学教員をしている水島と申します。
私が書いた新刊の書籍の紹介をさせてください。
私はテレビ時代には生活保護をはじめとする「貧困報道」をライフワークにしていました。
コロナ禍で貧困が目に見えて拡大するなか、15年ほど前のリーマンショックの時期の「貧
困報道」と、コロナショックの時期の「貧困報道」を比較してみたいと、研究者の一人と
して考えるようになりました。
客観的なテレビの放送データを入手して分析を重ねて、ようやく書籍として世に出すこと
ができました。
『メディアは「貧困」をどう伝えたか』(水島宏明著・同時代社/1980円)です。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784886839381
生活保護については、北九州市など続出した餓死事件、リーマンショック、派遣村、生活
保護バッシング、生活保護基準の大幅引き下げ、いのちの砦訴訟など、生活保護をめぐる
政策の変化がメディアとの関わりでどのような流れで推移したのかを「テレビ」のデータ
を元に検証しています。
この過程では、かつて自分も関わっていた「テレビ」というメディアの責任が、けっして
小さくはないことを改めて痛感させられました。
その他に「子どもの貧困」「学生の貧困」「生理の貧困」なども分析しています。
困窮者支援に関わっている支援者や貧困報道を実践する報道人らの証言も集め、支援活動
や報道活動に関する研究書としても、これまでに例がない書籍になっています。
そろそろ書店に並ぶ頃ですが、関心あるみなさまにご一読いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
上智大学文学部新聞学科教授
水島宏明
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Last modified on 2023-02-20 00:03:33
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