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「生活苦しい奴は声を上げろ!」〜最低賃金1500円を求めてサウンドデモ

動画(5分)

 7月15日午後5時、東京・新宿アルタ前に労働組合・市民が数百人集まった。通行人にチラシを配り、サウンドデモを行って「最低賃金を1500円に上げろ!」と声を上げた。

 この時期、ちょうど中央最賃審議会が開かれている。主催団体の一つである「エキタス」の原田仁希さんは、「この物価高騰のなか抜本的に最賃を上げなければいけない。中央審議会開催期間なので、労働者市民が一緒になって声を上げることにした」と語る。その審議結果は7月末から8月始めに出る。

 集会で主催者は、「岸田政権は1000円が攻防ラインというキャンペーンを張っているが、とんでもない。1500円はあたりまえだ。声を広げよう」と訴えた。またリレートークのなかで「学生は生活が苦しく勉強どころでない。2つ掛け持ちで仕事をしている友人もいる」と若者の厳しい生活実態が報告された。

 繰り上げ当選で参院議員になった非正規出身の大椿ゆう子議員(写真上)が駆け付けた。「やっと非正規の声を直接、国会に届けることができてうれしい」「生活苦しい奴は声を上げろ!」と真っ赤なTシャツ姿で、パワフルに訴えた。新宿デモは、全労連、全労協、エキタス、最賃キャンペーンなど7団体の呼びかけで開催された。(M)


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