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戦争の餌食になってたまるか!〜「共同テーブル」シンポ、山城博治さん熱く訴える

全動画(2時間18分)山城スピーチ(ココカラ)

 「新しい戦前にさせない」。それは今まで平和運動をやってきた人たちの共通の思いだろう。文化人らで構成する「共同テーブル」(代表=佐高信)が呼びかけた「新しい戦前にさせない・連続シンポジウム」第1回が、2月9日東京・文京区民センターで開催された。会場はあっというまに埋まり、参加者は250人に達した。小室等さんが「死んだ男の残したものは」を歌い、シンポジウム「安保政策大転換にたちむかう」では纐纈厚・清水雅彦・福島瑞穗ら論客が登壇した。

 しかし、なんといってもインパクトがあったのは、沖縄からやってきた山城博治さんのミニ講演「南西諸島からの告発」だった。山城さんは、腹の底からの怒りを生の言葉でぶつけた。「中国コワイのプロパガンダが広がり、ヤマトでも沖縄でも戦争反対の声が大きくならない。安保3文書は新たな沖縄戦のシナリオそのものだ。いま南西諸島では怒濤のような軍事化が進んでいる。許していいのか」。沖縄の自衛隊配備の実態を30分にわたり詳細に語った。

 山城さんが何より訴えたかったのは、台湾有事はバイデン政権の陰謀だということだった。「アメリカはアフガンからも撤退したが力が弱まっている。中国と本気で戦争をやる気はない。台湾有事を煽るだけ煽っているが、沖縄の海兵隊は撤退する計画で、日本の自衛隊に前線にたて肩代わりさせるつもりだ。43兆円の軍事費を日本からふんだくり、戦争の餌食になるのは自衛隊と沖縄の人々、そして台湾の人々だ。そしてこんなバカげた戦争をさせるわけにはいかない!」。

 山城さんの怒りのボルテージが上がった。そして続けた。「確かに反対運動はまだ盛り上がっていない。しかし最近の世論調査では、沖縄の人々の65%は自衛隊軍備のあり方に反対という数字があがっている。実際にミサイル配備されれば戦場になることに気づきはじめ。自民党の中にも疑問の声が出てきた。今こそ南西諸島のまやかしを暴露し、軍事化をはねかえす運動をつくろう」と訴えた。会場からは大きな賛同の拍手がおき、沖縄へのカンパもその場で10万円以上が集まった。

 最後に、「社民党・市民共同」として服部良一(社民党幹事長)、岡ひろみ(新社会党委員長)、福島みずほ(社民党首)の各氏が並んだ。服部良一さんは「国会での防衛予算増額を止めるためにも、市民運動を広がることがとても重要になっている。新しい戦前にさせない運動を一緒につくっていこう」と呼びかけた。第2回シンポジウムは2月28日に開く。また全国各地での運動展開が予定されている。(M)

〔追記〕シンポジウムの冒頭に佐高信さんが挨拶をした。3月に反戦川柳人の鶴彬(つるあきら)の本を出版予定という佐高さん。「短いことばで本質を突く」ことの大切さを語り、乱鬼龍氏の「非正規にジングルベルは聞こえない」の句を紹介した。乱鬼龍さんも会場に参加していて、うれしそうだった。

共同テーブルHP


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