投稿者 : たじまよしお
コロナ禍の中で命を落とす医療従事者たちのこと
このところ毎日、新型コロナの感染者数や死者数についてはこまめに報道されていますが
、ワクチン接種後になくなった人たちのことは、ほとんど話題になっていません。ご遺族
の皆さんのお気持ちはどんなでしょうか。
そのことと、昨年の7月2日時点でワクチン接種後になくなった医療関係者は10名となって
いて、その後も痛ましい事態は進行していると思われますがその後の情報に触れることは
できません。ご遺族から賠償請求などの訴えなども出ていようです。一人の医師を一人前
にするには、まわりの者の並々ならぬ苦労を伴います。それと看護師にしても医療現場で
下働きをしながら看護学校へ通い准看護師から正看護師に登り詰めてゆく苦労をも私は目
の当たりにしております。ですからこのコロナ禍の中で、医療従事者の子供の登園を拒否
する保育園や、公園へ遊びに行っても排除されるなどの報道に接すると、いたたまれない
気持ちになります。
さて、そんなこんなの日常生活の中、昨年の7月15日、市民メディア
・デモクラシータイムスで「山岡淳一郎のニッポンの崖っぷち/ワクチンと副反応」とい
う動画を観ました。講師は名古屋大学名誉教授・小島勢二先生で、聞き手は山岡淳一郎/
司会は升味佐江子さんでした。
この動画の中で小島先生は「昨年の7月2日時点でワクチン接種後になくなった医療関係者
10名」の死亡時の症例を紹介しています。それは以下のとうりです。
「女性・26才 くも膜下出血 /男性・46才 大動脈解離 /女性・46才 くも膜下出血 /女性
・46才 心筋梗塞・血圧上昇 /男性・46才 心筋梗塞 /男性・31才 心室細動 /女性・41才
脳幹出血 /女性・47才 肺塞栓 /男性・34才 肺塞栓 /男性・56才 心筋梗塞」
以上10名の死亡時の症例は、厚生労働省のホームページからのものです。10人の症例に共
通していることは「血流」であると小島先生は述べておられます。厚生労働省のワクチン
接種の当時の報告の概略は、医療従事者が約160万回で10名の死亡報告/一般が約440万回
で554名の死亡報告でした。
ここで私が「おや?」と思ったのは、便宜的に医療関係者と一般とを分けるのは理解でき
るとしても、データーのまとめとしては一括りにするのが筋ではないかということです。
接種後死亡報告554例の中に医療関係者10名を入れないのはどうしてかということです。
厚生労働省のホームページからすると、接種後死亡報告554例のうち「唯一αγ判定」=
「ワクチンと症状名との因果関係が否定できないもの1件」となっているのです。この1
件のみは賠償の対象となりうる、ということを意味しているのです。そしてこの1件は医
療関係者でないことは明らかです。そして、さらに不思議なことは、その後この「唯一α
γ判定」は削除されてしまったのです。これは一体どうしたことでしょう。
ここからは私の想像ですが、死亡した医療関係者のご遺族には国による賠償金が支払われ
ているであろうということです。そのように考えると「唯一αγ判定」を削除する理由が
見えてくるのです。わたしの思い違いだったらよいのですが、仮にそれが本当だっとした
ら、賠償金を受け取っているご家族へ攻撃が集中するのではないかと思うのです。不公平
を何よりも嫌う感情はごく自然であると思いますが、批判する対象をとりちがえますと、
不本意な方向へと発展することが心配されます。そこで私からのお願いですが、医療関係
者・法曹界そして、幅広い市民の皆さんの力でこのことを明らかにし、共にあるべき方向
を目指して行くことを提案させていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
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Last modified on 2022-02-22 11:07:09
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