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気候危機はいのちの問題〜国連大学前で気候変動アクション

 2019年、国際連合の気候変動サミット(9/20〜27)を機に、グレタ・トゥーンベリさんの活動から、世界中に始まったのが気候変動マーチ(気候変動対策への意志表示のためのデモ行進)。9月23日は世界気候変動アクションの日。CAN-Japanが呼びかけ、各地域のイベントで、気候変動対策を訴えた。(宮川敏一)

◆9月23日、14:30、東京・青山の国連大学前で気候変動アクションが始まった、「私たちが、できる限りのCO2を削減し、私たちの発信によって1人でも多くの人に気候危機に関心を持ってもらうのがアクション・マーチ。アクション・マーチは150カ国、4,500か所で行われ、およそ760万人参加する。

【開催要項】
◆9月23日(金)
◆集合(国連大前・青山) 14:30
◆オープニング      15:00
◆マーチ(デモ行進)    15:30 
◆呼びかけ CAN -Japan

【集合】14:30
 国連大学前には、続々と参加者が集まり、コロナ禍で3年ぶりの開催となった。若い人が多く、それも高校生たちが。インタビューした男女は高校1年生と2年生。その後も、マイクを持って「気候危機」、「エネルギーの使い方を見直そう」と自分の思いを話した。手が震えるほど感動する。報道陣も多く詰めかけた。主催者が呼びかけたダンボールに文字とイラストを描いたボードを掲げ、「飲み物」も忘れずに集まってくる。

【オープニング】15:00
 国連大学前には、400名ほどの参加者、取り巻くよう報道各社が並んだ。進行役の女性の声が青山に響く。「お疲れさまです。私たちの思い、気候危機は命の問題です。私たちは手を取り合い、自分たちの手で社会をつくることができるのです。今こそ、声を上げる時です。今日は最後まで頑張りましょう」。2人の高校生が発言した。

◆高校1年生(女性)
 私は6月から活動に参加しました。活動のきっかけは15年という短い人生ですが、「夏が暑くなった」「冬に雪が降らなくなった」そして、台風や豪雨などの災害が聞かれます。そのことから気候変動を感じました。気候変動のアクションをしている同世代の仲間たちを見て、私もできるんだなと感じて参加しています。その中で気候変動の深刻さを強く感じました。温室効果ガスの半分以上を先進国が排出している。気候変動の被害を受けるのは途上国の人、社会的弱者の人たちです。でも気候変動を止めるには間に合うと思うから活動しています。でも個人だけの力では間に合わないことも知りました。政府や企業の大きな変化が必要です。私たち市民が変われば社会も変わります。声を上げることで変えましょう。

◆高校2年生(男性)
 元々航空分野に関心があり、気候変動につながりました。今年の夏は暑かったです。昔より暑くなったと耳にします。パキスタンでは國土の1/3が水につかるという大洪水が起きています。温暖化で氷河が流体する。こんな予測が私たちにありませんでした。このまあmでは予測できない大災害が起きます。気候危機は世界中の全ての人にとっての問題です。気候危機を止めるため頑張りましょう。

◆斎藤幸平さん(飛び入りスピーチ/写真)
 気候変動は待った無しです。資本主義の中心である表参道で、地球を破壊することによって、大金を儲けている化石産業とか大企業に反省を促す力にして行きたい。皆さんの力が原動力、頑張りましょう。

【マーチ】15:30
◆コース:国連大学前→表参道→原宿→渋谷→国連大学前
  マーチは15:30に出発、約60分のコースをコールした。「進み続ける、気候危機!」「それを止めるのは?今しかない」「未来を守るのは?気候正義!」圧倒的に高校生が多く、幼児、子どもたちも親と一緒に行進気候危機を訴えた。

Created by staff01. Last modified on 2022-09-24 19:00:48 Copyright: Default

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