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渡部通信(4/9) : 明けない夜はない(118 )<「NO WAR 4・9杉並市民デモ」成功>

============================= 4月7日、ロシアのラブロフ外相は、 ウクライナとの第五回停戦協議について 4月6日にウクライナ側が、3月29に示した案と異なる 提案(クリミア半島の扱いについて)をしてきたとして、 「ウクライナの真意は交渉を長引かせることだ」と批判した。 停戦交渉はますますデッドロック状態になりつつある。 そうした中、6、7日に開かれたNATO外相会議では、 ウクライナへの軍事支援強化を打ち出した。 アメリカはさらに自爆型ドローンを100機提供、 チェコは旧ソ連型の戦車十数台を提供する (いずれもすでにウクライナに運び込まれている) ことなども報告された。 さらに4月8日には、EU(欧州連合)のフォンデアライエン欧州委員長は、 ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪れ、ゼレンスキー大統領と会談、 「ウクライナの将来はヨーロッパだ」 「ウクライナはこの戦争に勝利するだろう」 「あなた方の戦いはわれわれの戦いだ。欧州は味方だ」 と連帯を表明、戦争への支援拡大を強調した。 NATOもEUも停戦調停などは全く考えていないのである。 これでは火に油を注ぐばかりである。 ただ、4月7日に開かれた国連人権理事会からの ロシア追放の決議は賛成が93か国、 反対が24か国・棄権が58か国(計82か国)と、 欧米の思惑通りにはならなかった。 世界は欧米だけでできているのではないのである。 「天下は一人の天下に非ず、天下は天下の天下なり」 なのである。 本日(4月9日)、 「NO WAR 4・9杉並市民デモ」が行われた。 主催は<9条変えるな!杉並市民アクション>。 主なスローガンは「戦争やめろ!いのちを守れ!」 「即時停戦、ロシア軍はウクライナから撤退せよ」だった。 事務局のメンバーは「100人位集まるだろうか?」などと 話していたが200人超が集まり、カンパも4万3477円集まった。 集会では、最初にウクライナ戦争で 亡くなった方への黙とうをやった。 発言者の中には、地元の運動を頑張っている 「住民思いの杉並区長を作る会」からも、 区政私物化の区長を変え政治を変えようという挨拶があった。 また政党では「共産」「新社会」「立憲民主」「緑の党」 などからの参加が紹介された。 昨年10月、野党と市民の共闘で当選した 立憲民主党の吉田はるみ衆議院議員も参加・発言した。 彼女は、「憲法審査会に出ているが、議員は本来憲法を守る べきなのに、憲法を守らない議員たちが、 憲法を変えることに躍起になっていることに 強い怒りを感じる」と述べた。 最後に、集会宣言の代わりに「憲法前文」の朗読をやった。 デモには親子連れから年配の方まで参加し、 高円寺から阿佐ヶ谷まで80分くらい、 元気なコールをしながら歩いた。 「戦争やめろ!いのちを守れ!」 「やめよ!戦争 守れ!人権 なによりいのち!」 「即時停戦! 戦争やめよう!」 「ロシア軍はウクライナから撤退せよ!」 などなど。 デモに手を振ってくれる方、 チラシ(裏面に憲法前文と9条)を受け取ってくれる方もおり、 バス停でバスを待っていた女子高生3人もチラシを受け取ってくれた。 杉並在住(9年)のフランス人女性(先生をしているとのこと) もデモに参加していた。 ウクライナ戦争はますます激化し、 実質的な参戦国もどんどん増えつつある。 そのため世界経済はあちこちで滞り、物価高となって、 世界中の弱小国や貧困者の生活を脅かしている。 私たちの今回のデモはそれに対する抗議デモでもあった。 だから、私たちは引き続き、 「NO WAR!即時停戦!」「 戦争に直結する改憲反対!」 の声を上げていきたい。 ===================== 【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎) ======================== ********************************************************************* 「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス http://houinet.blogspot.jp/ 「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ http://hinokimitcb.web.fc2.com/ 「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト http://hinokimi.web.fc2.com/

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