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獄中よもやま話と裁判の現状〜「尾澤孝司さんは無罪だ!」報告会開かれる

 3月19日(土)午後、葛飾区堀切地区センターで報告会「尾澤孝司さんは無罪だ!」が開催されました。参加者は約50名。主催は「尾澤孝司さんを支える会」。「支える会」は、葛飾で憲法集会や、人権、原発などの問題について共に活動している地域の仲間たちが中心となって結成され、尾澤孝司さんの不当逮捕に対し、「でっち上げであり無罪だ」「人権侵害を許さない」「長期勾留は酷い」と声をあげ、新座警察やさいたま検察庁への抗議、さいたま地裁への釈放要求行動、署名などに取り組んできました。

 7ヵ月半の勾留の後、なかなかじっくりと話を聞く機会もなく、獄中よもやま話を本人に語ってもらおうということで「報告会」が企画されました。

 尾澤孝司さんは、昨年5月10日、サンケン電気本社前で逮捕された時の状況から語り出しました。いきなり逮捕され、予期していなかったのであれこれやりかけのことがあり、みなさんに迷惑をかけてしまったと言っていました。取り調べは最初からさいたま県警の公安と外事課が関わっており、狙われていたことを感じたとのこと。勾留理由開示公判で激励行動があり、参加してくれた人たちの顔が見られて励まされたこと。5月31日、裁判所に呼ばれたので釈放かと思ったら起訴だったことなど話しました。

 新座署に5ヵ月いて、食事や生活がどうだったのかを話してくれましたが、同房の24歳の青年と話した時、「労働争議」という言葉が通じず、今まで自分たちが仲間と話していた言葉が、どれだけほかの人たちに伝わっていたのだろうかと思ったとのこと。わかる言葉で話さないとだめだと思ったそうです。

 獄中よもやま話に時間がとられ、裁判の話をする時間が少ししか無くなってしまいました。「公判前整理手続き」をやっているのですが、検察側・弁護側が証拠と証人の論点整理をし、裁判は短時間で済ませるというものです。弁護側は、この事件の背景はサンケン電気が行った韓国サンケンの廃業・全員解雇による労働争議であることを主張していますが、検事側は、単なる「警備員への暴力事件」として扱いたいようで、韓国サンケン労組のキムウニョンさんや、逮捕当日新座警察に「暴行」だと通報した現場責任者のサンケン電気社員を証人とすることを拒否しています。そのため裁判の日程も決まっていません。裁判所に「公正な無罪判決」を要請する署名や、ハガキにご協力をお願いしたいと訴えがありました。

 韓国の公共放送KBSTVが制作した韓国サンケンのドキュメント「日本へ走れ!」が上映されました。会場の音声が良くなかったのですが、参加されたみなさんは、じっと真剣に見てくれました。日本の支援者が、どんな思いで活動に参加しているのか、韓国サンケン労組の人々が、闘いの中で遭遇している葛藤や家族のことなど、深く考えさせ、また引き付ける内容でした。公共放送でこういった内容が放映されるなんて、韓国はすごいと思います。NHKや日本のメディアも取材に来てほしいと思います。

 韓国サンケン労組を支援する会と、2022葛飾憲法集会実行委員会から連帯のあいさつがあり、行動提起とカンパの訴えがありました。そして、裁判所への署名・ハガキを拡げ、尾澤孝司さんの無罪判決を勝ち取ろうと確認しました。地域の人々に支えられてこのような集会ができたことをありがたく、またうれしく思いました。(尾澤邦子)

無罪判決要求署名(pdf)


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