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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>        2021.12.03

_________________________________________________________『週刊金曜日』

        
        最新号の読みどころを発行人が動画で解説
       https://www.youtube.com/channel/UCFnO188pQye8HJ9hIVdmmRg
   

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<http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内

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【1】注目の記事

■望月衣塑子が尋ね、金平茂紀が語る
筑紫哲也とその時代

本誌編集委員でもあったジャーナリスト・筑紫哲也さんが亡くなって13年が経つ。
筑紫さんが18年間、キャスターを務めたTBSテレビの看板ニュース番組「筑紫哲也NE
WS23」は、自由な発想による忖度なしの番組作りが今も語り草になっている。その制作
現場で筑紫さんは何とどう格闘したのか──番組編集長を務めた金平茂紀さんが当事者た
ちに取材し、『筑紫哲也「NEWS23」とその時代』(講談社)を上梓した。
テレビ報道だけでなくジャーナリズム全体が社会の信頼を失いつつあるいま、この記録は
、ジャーナリズムの根源的な力とその可能性を改めて問いかける。新聞記者の望月衣塑子
さんと金平さんが語り合った。


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【2】 編集長後記

 筑紫哲也さんは1984年から87年まで、朝日新聞社の硬派週刊誌『朝日ジャーナル』
の編集長を務めた。コラムのタイトルは「多事争論」で、後にTBSの「筑紫哲也NEW
S23」でも、筑紫さんが時事問題を語るコーナーとして受け継がれた。

 多事争論とは、たくさんの人がさまざまな議論を戦わせることで、福沢諭吉の言葉だ。
一つの事象に一つの答えなどないと、常々思ってきた。少しでも多くの人がさまざまな議
論を戦わせることで、よりよい答えを導き出していくことが重要ではないかと、私自身は
思う。ジャーナリズムの世界では特に肝に銘じなければならない言葉だ。

 今週号では、筑紫さんとともに「NEWS23」を作ってきた金平茂紀さんと望月衣塑子
さんの対談を掲載した。筑紫さんの仕事を題材に、ジャーナリズムの過去・現在・未来に
ついて反骨の二人が語り合った。筑紫さんが亡くなってから13年が過ぎたが、あの頃と今
とで、ジャーナリズムの役割が決して変わったわけではない。(文聖姫)



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【3】2021年12月10日(1357)号予告

【特集】持続不可能なリニア中央新幹線              
スピード化は人に幸福をもたらすか        
●汽車の文明論|川村晃生

【台湾有事を考える】
●台湾の歴史学者・呉叡人さんの問いかけにどう応えるか|藤原辰史

【中国共産党 第三の「歴史決議」】
●現在の政権が正しいということをひたすら肯定し続ける|古谷浩一

【製造中止から50年 終わらないPCB公害】
●翻弄されるカネミ油症被害者と製造地抱える高砂市民
●牧師の犬養光博さんに聞く|平野次郎

【一橋大生が迫る 渋沢栄一と朝鮮侵略】
●最終回 渋沢の教えを継承していると思われる一橋の学生|朝倉希実加

【5G】
●EUの委員会が5G電磁波の有害性を認定|加藤やすこ

くらしの泉【食】 
●食品も燃料も何もかもが上がる 値上げラッシュはこれからが本番|垣田達哉

【Tansa】
ダイキン淀川製作所近くで牛47頭が怪死

【自由と創造のためのレッスン】
●「中央銀行デジタル通貨」とは何か|廣瀬純

【きんようぶんか・本】
●『歴史修正主義 ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで』|高原到
●『格差の自動化 デジタル化がどのように貧困者をプロファイルし、取締り、処罰する
か』|永田希
●『虐待の子だった僕 実父義父と母の消えない記憶』|寺尾紗穂
●『ガールズ・メディア・スタディーズ』|佐倉智美
●『料理の意味とその手立て』|山口真紀
●『「八月ジャーナリズム」と戦後日本』 |粟野仁雄

【きんようぶんか・映画】
●『ジャネット』『ジャンヌ』|五所純子

【きんようぶんか・音楽】
●『好きなんだよ』クレイジーケンバンド|藤田正

【きんようぶんか・美術】
●グランマ・モーゼス展 ─ 素敵な100年人生|薄井崇友
        
【TVドキュメンタリー】
●12月10日からの番組|ワタナベ=アキラ

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|中島岳志
●凱風快晴ときどき曇り|内田樹
●金曜アンテナ
●政治時評|佐藤甲一 
●経済私考|鷲尾香一
●たとえば世界でいま
●言葉の広場/論考
●さらん日記 
●話の特集|矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等
●読者会から
●きんようびのはらっぱで(情報欄)
●ヒラ社長が行く|植村 隆 


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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に
亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の
田中優子さんの対談を中心にブックレット化。


★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は
いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家
」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらた
めてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き
合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から
一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の
内容を再録したもの。


┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002524.php

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「
暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して
以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民とし
て、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の
来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方
原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために
必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材
していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて
焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必
要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿
名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた
。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わ
り23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因
で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに
励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動
であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得な
がら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。


┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ
ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に
よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す
る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。



┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵

古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php

最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。

【『エシカルに暮らすための12条』目次】
 はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開

【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事
。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あな
たと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会
)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連する
トピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://w
ww.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。


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