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竹信三恵子 : 「賃金破壊 労働運動を『犯罪』にする国」を刊行 | ||||||
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情報提供 : 竹信三恵子
みなさま このほど、「賃金破壊〜労働運動を『犯罪』にする国」(旬報社、1500円)という単行 本を刊行しました。 ストなどの労組活動をめぐって関西生コン支部の労働組合員などのべ89人が逮捕さ れ、うち71人が次々と起訴されるという「関生事件」についてはこのMLでも話題に なってきました。ただ、労働運動は憲法28条や労働組合法で守られているはずです。 それなのになぜこのようなことが起きるのか。本書はそんな疑問から、2年間にわた る取材を通じて背景を究明したルポです。 取材から見えてきたのは、日本の社会が静かに変質し、労働組合が「暴力組織」と読 み替えられる、「憲法28条の解釈改憲」とも言える手法が生まれているということで す。そうした労組の抑制政策が日本の賃金デフレの見えない一因として機能し、シン グルマザーなどの女性の低賃金も実はそうした構造の下で作られている可能性が見え てきました。このような手法が許容されれば、社会運動全体にも大きな影響が出かね ません。にもかかわらず、ほとんどのメディアは報道統制でも敷かれたかのように沈 黙しています。一体この国で何が起きているのでしょうか。 事件はいまも係争中で地裁段階では有罪判決が続いていますが、組合側からの国家賠 償訴訟という対抗の動きも起こされています。 正確な事実をまず知り、広めていただくことが、日本の静かな「賃金破壊」の動きに 歯止めをかけることになると考えています。 ご一読いただければ幸いです。 竹信 https://www.junposha.com/book/b593282.html <推薦のことば> ◎上野千鶴子氏 労働組合が骨抜きにされてから、私たちは経営側にやられっぱなしだ。 闘う労働ジャーナリストが、闘う組合つぶしを深掘りした驚きのルポルタージュ。 ◎内田 樹氏 恐ろしい話を読んだ。日本はもう治安維持法の一歩手前まで来ていることをこの本に 教えてもらった。 明日は我が身かも知れないと思う。 ◎浜 矩子氏 本書のおかげで労働運動という言葉が復権する。今、最も読まれるべき快著。 ◎松尾 匡氏 世界標準の闘いへの何でもありの弾圧——誰が支配者かを見せつけるためだ! Created by staff01. Last modified on 2021-11-01 21:34:22 Copyright: Default |