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渡部通信（5/6） : 明けない夜はない（45）＜日米に同調する危険なG７外相会談＞

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5月3〜5日、ロンドンで主要7か国会議が開かれた。
共同声明は中国と台湾について大きく取り上げ、
「WHO（世界保健機構）の会議や世界保健総会への台湾の参加を支持する」
とした。

今回のG７は明らかに、
・日米豪印のQUAD（3月12日）
・日米の２プラス２（3月16日）
・日米共同声明（4月16日）の延長線上に開かれ、
日米がG7を巻き込んで対中包囲網を結成していることを
示したものである。
また、ロシア問題も取り上げ、ロシアに対する懸念も表明した。

ということは、豪印やＧ７をブロック化し、
露骨に中露に対抗する軍事同盟を
形成しつつあることを示したものである。

とくに、台湾問題のＷＨＯへの参加を支持するとしたことは、
明らかに国連で承認された「一つの中国」を踏みにじり、
台湾独立に道を開くものであり、
中国からすれば「内政干渉」以外の何物でもない。
またウクライナ問題は旧西側諸国と
ロシアの対立を激化させるものである。
要するに、今回のＧ７は旧西側諸国と中・露との対立を、
日米が主導して一気に激化させることになったと言える。

すでに4月、米国、オーストラリア、インド、フランスの海軍は
インド東方のベンガル湾で共同訓練を実施している。
4月末、イギリスは、空母を5月に日本に派遣すると表明した。
フランスとドイツは、海軍艦船を5月以降極東まで派遣するとしている。
さらにインドと日本、韓国、米国との合同演習が予定されている。

これらはすでに露骨な対中露戦争準備が
進んでいることを現わしている。
そしてその理由が、「民主化を中国が弾圧」、「ロシアの強権政治」
などのイデオロギー攻撃である。
しかし、彼らの本当の狙いは、
中国やロシアを彼らの自由になる市場にしようという事である。

にもかかわらず、旧西側諸国の多くの識者や野党政治家も、
そうしたイデオロギー攻撃の本質を見破れず、それに追随している。

しかし、これに追随すれば、例えば、
辺野古の埋め立て、南西諸島の軍事化、
日本全国の沖縄化、スガ政権下で進む軍備増強、
9条改悪に対抗できなくなり、
戦前同様、「鬼畜中露」での挙国一致となるだろう。

このように危険な旧西側諸国の軍事同盟の
イデオロギー攻撃に乗っかってはならない。

その点で、ニュージーランドは苦悩しており、
中国政府によるウイグル人の扱いを「ジェノサイド（大量虐殺）」
と認定するのを避けている。
そして、どの主要ブロックにも忠誠を誓わない
『独立した外交政策』を模索しつつあるようだ。

私たちはあくまでもインター―ナショナルの立場で、
国際資本による市場争奪の危険な戦争準備に
反対しなければならないだろう。

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「子どもの命を守れ！五輪強行反対！
　オリンピックを中止せよ！JOC前行動」
　　　プラカード・要請文をもって抗議行動へ

＜日時＞５月18日（火）14：30〜　抗議行動
　　　　　　　　　　　15：30　JOCへの要請行動
　　　　　　　　　　　16：00　まとめ、解散
＜場所＞JOC前（JR千駄ヶ谷駅から徒歩10分）
　　　　　　　（地下鉄外苑前駅から5分）
＜お願い＞
　　・できればプラカード、要請文を持ってきてください。
　　・マスク、ソシアル・ディスタンスで。

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『全国から集う！全国で闘う！
　　第11回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会』
〜コロナ下で進行する学問と教育の国家支配はゴメンだ！〜
＜講演＞岡田正則さん（早大大学院法務研究科教授＞
＜発言＞東京・大阪を含め全国から
＜日時＞2021年7月18日（日）10：30〜17：00
＜場所＞日比谷図書文化館コンベンションホール
　　　　　　　　（旧日比谷図書館地階）
　◎集会後銀座デモ
　◎文科省交渉　7月19日（月）
＜主催：集会名の実行委員会>
＜連絡先＞090-7015−3344（永井）
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【僕、国歌歌わないもん】（石原慎太郎）
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東京五輪に【国旗も国歌も必要ない】（ビートたけし）
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ご迷惑な方は止めますのでご連絡下さい。）
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