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弱肉強食の新自由主義を終わらせよう!〜共産党・れいわ新選組が「第一声」

動画(8分40秒)

 10月19日衆院選初日。新宿での第一声は、共産党もれいわ新選組も「弱肉強食の新自由主義を終わらせよう」という内容だった。午前10時、新宿駅西口には共産党が大宣伝カーを仕立てて、壇上には立候補予定者がズラリと並んだ。

 志位委員長は「自公政権を終わらせてどういう日本をつくるのか?」と前置きして、「新自由主義からの転換、気候変動対策、ジェンダー平等の実現、9条活かした平和外交」の4つの政策を訴えた。中でも力を入れたのが経済政策。「岸田さんがいう“分配”はアベノミクスと同じ考え。アベノミクスは富裕層と大企業を富ましただけで、トリクルダウンはなかった。富裕層の資産は6兆円から24兆円に膨れあがり、大企業の内部留保は133兆円増えた。いま必要なのは、こうした弱肉強食の新自由主義を終わらせること、そして命と暮らしを何より大切にする政治にチェンジすることです!」。観衆から大きな拍手が起きた。

 いっぽう新宿南口では午前11時10分から、れいわ新選組の山本太郎代表が「第一声」を上げた。山本氏が強調したのも「貧困・格差」をもたらした「新自由主義」からの脱却だった。「みなさん、あなたの賃金はあがってきていますか? この25年間で賃金の中央値は何と108万円も下がったのです。多くの人が貧しくなり続いています。いっぽう一握りの人たちだけが豊かになっている。大企業の経常利益は3倍。でもそれは企業が、非正規や派遣など希望のない働き方を押しつけ、労働環境を壊し続けた結果です。これを変えなくてはいけない」と。

 たくさんのメディアが来ていて、演説後に囲み取材に応じた山本氏。ここのやりとりで印象的だったのは、自らを「空気を読まない勢力」と表現していたことだった。山本氏は「与党も野党もチェックできるのは、私たち“空気を読まない勢力”であるれいわ新選組。ぜひ国会内に送り込んでほしい」と述べていた。

 街宣には、小選挙区を下りて「東京比例区単独」で立候補する渡辺てる子さん(写真上)が来ていた。記者のインタビューに応じて、渡辺さんは「今回は比例に変わるがこれは私の政治の第二幕が開いたと思っている。コロナで非正規・生活困窮者の問題が深刻で、消費税廃止などれいわの政策が重要になっている。今回の選挙でも“ど庶民”の代表として頑張りたい」と力強く語った。(M)


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