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不当解雇から10年半、早期解決はかれ!〜「東京総行動」JAL本社前に200人

 権利総行動実行委員会が取り組む「東京総行動」が、都議選告示の6月25日朝、総務省からスタートした。途中2コースに分かれ、13拠点を回る。「解雇・雇い止め、裁判訴訟、団交拒否、不当労働行為」等々、省庁、企業に解決を訴えた。JAL本社前行動では、「不当解雇撤回・早期解決」を訴え、200人がJAL本社に「今すぐ解決」のコールをした。総行動は再び2班に分かれ拠点を回り、最終地「トヨタ本社」(解雇・団交拒否・フィリピントヨタ労組)で合流し、全ての労働争議の解決を願った。(報告=宮川敏一)

【JAL本社前行動】
 13時10分、2班が合流した行動部隊200人が、JAL本社前に結集した。JAL争議は、不当解雇から10年6ヵ月が過ぎようとする。JALの役員陣はこぞって「早期解決」を口にしてきたが、実行は全く伴わない。17日の株主総会では、「金銭解決」も否定。解決の道筋さえ明らかにせず長期化の原因を作ってきた。そんな情勢を踏まえ、権利総行動実行委員会、原告団、支援者がマイクを握った。

◆大森実行委員長
 「首切りは絶対許せない。JAL解雇争議の本当の狙いは組合潰し、組合攻撃だった。JALの経営陣の悪辣さが明らかになっている。もはや早い解決をするときです。皆さん頑張りましょう」。

◆原告、支援者が「早期解決」要請文を持って本社玄関前で手渡す。原告パイロットの斎藤さんは「本来、私たちの要請文を受けるにあたり、玄関前はないです。部屋を準備して受け取る。そんな姿勢もない会社。もっと誠意を見せてください」と切実に訴えた。

◆青柳義則中部全労協
 「解雇撤回の硬直した中、JHUの結成に会社の動揺が出た。私たち中部全労協は熱烈にJHUを支持します。支援します。頑張りましょう」。

◆小栗客乗副団長からは、解雇から10年の闘いに多くの支援をいただき、私たち原告も早期の解決願い闘ってきたことを訴えました。原告、支援者が心を一つに早期解決を図ろうと訴えた。

◆団結ガンバロー
 宣伝車の上から「早く解決を」気持ちを込めたコールと団結ガンバロー!が天王洲に響き渡り、JAL本社前の行動を終えた。行動隊は2班に分かれ、最終地のトヨタ本社に向かった。

↓トヨタ本社前


Created by staff01. Last modified on 2021-06-25 21:27:56 Copyright: Default

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