〔渡部通信〕11月28日号 : 明けない夜はない(17)
<サンダースがバイデンを叱咤。11・27学習講演会の報告>
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本日(11月28日)インターネットを見ていたら、
<バーニー・サンダースがバイデンに叱咤「立つんだジョー、労働者の味方に!」>
という見出しが目見止まった。読んで見ると、
サンダースがイギリスの「ガーディアン」紙に自ら寄稿した記事を
全訳したものだった。。
この中で、サンダースは、ジョー・バイデンに向って、
いまアメリカで問われているのは、
明確に労働者階級の立場に立って、
断固とした政治をやって行かなければ、民主党は見捨てられ、
4年後にはトランプよりひどい大統領が生まれるだろう
という事だった。
日本では現在、社民党の分列、
立憲民主党への合流などが起きているが、
その関係者たちは、
改めてこのサンダースが言っていることに
耳を傾けるべきだと思う。
要するに「労働者階級の立場に立つ」という事である。
これをあいまいにすれば、結局何も成し遂げられない
ということを、サンダースは述べているのである。
私は、この指摘は正しいと思う。
闘う仲間の皆さん、特に社民党関係者には、
是非、この記事を読んでもらいたいと思う。
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昨日(11月27日)、戦争をさせない杉並1000人委員会主催で、
学習講演会『コロナの時代のわたしたち〜菅政権とメディア〜』
講師:永田浩三さん(武蔵大学教授・NHK元プロデューサー)
が開かれ、34人が参加した。
(他にオンライン放送で見られた方もいます)
永田さんの講演は、自分のNHK時代の経験や、
現在大学で教えている経験を踏まえ、
かつパワーポイントで、
豊富な資料や多くの写真を紹介しながらのもので、
大変興味深いものであった。
ただ、内容が豊富なので、
とてもここにそれを全部紹介することはできない。
主に話されたのは、
・コロナ下での内外の政治や報道の動きや大学の状況、
(授業で沖縄のドキュメンタリーを学生たちが作っていることなども)
・学術会議の問題とこの間のNHKに対する政治介入の問題
(菅は「たたきあげ」ではなく、「脅し上げ」「つるし上げ」「カツアゲ」?)
(NHKのかんぽ生命不正販売のスクープがとめおかれる)
・日本軍「慰安婦」問題と番組改編問題の実相
(安倍氏らがNHKのナンバー3らを呼びつける)
・「表現の不自由展」問題と平和の少女像のこと
(すでに2015年「表現の不自由展」を武蔵大学前のギャラリー古藤で開催)
・今起きていることに対してメディアは何ができるか
(ここでは、二―メーラーの言葉が紹介される)
などなどで、
最後に、
「芸術、メディア、学問は、「カナリア」のようなもの。
小さなろうそく灯りが、闇の深さを伝える。・・」、
・・・
「今の若者とどう付き合うかが大事。
私のような年代の人が何とかしなければならない。
そして、私自身、できる限りのことをして死んでいく」
と述べられました。
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「私自身、できる限りのことをして死んでいく」。
こういう仲間が一人でも多くなれば、
日本社会の夜は明けるだろう。
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東京五輪に【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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