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7月17日、東京西早稲田の日本キリスト教会館で、争議団連絡会議・日韓民衆連帯委員会の主宰による日韓労働者国際連帯集会が開かれた。

日本では労働運動解体攻撃の下で、闘う労働者に対する常軌を逸した弾圧がかけられている。しかしこうした弾圧は日本ばかりではない。不当な弾圧に対抗するためにの国際的な連帯と交流の場として設けられた今回の集会は、新型コロナ感染症により韓国からのゲストの入国ができないため、オンライン会議で進められた。

主催者からの挨拶のあと、最初にユソン企業労組の闘争を描いたドキュメンタリー映画「死守」が上映され、続いて日韓の労働組合の最近の活動に関する報告、そして質疑応答の順で行われた。

2018年に韓国で公開されたドキュメンタリー映画「死守」は、明らかに会社が悪いのにいくら闘ってもなかなか出口が見えない中で、それでも労組を守るために闘い続ける金属労組ユソン企業支会の仲間たちを描く。今回の上映は日本初公開になる。

激しい弾圧の中で仲間が死に、自分たちもボロボロになっても、さまざまな連帯や支援の中で続く苦しい闘争。この映画は長い争議を闘ってる日本の集会参加者たちの共感を呼んだ。

上映後は日韓双方からの報告があった。

日本からは争団連で闘っている大道測量やふじせ、虹が丘学園、明大生協などの紹介と最近の状況が韓国に伝えられた。
続いて韓国からの報告では、「死守」を撮った生活共同体「恐竜」の監督からのメッセージ、そしてこの映画にも登場するユソンの当該や、解雇を撤回させて現場に復帰した双竜の当該からの報告に続き、コロナ禍の中での韓国労働運動の現状についての報告があった。

日韓を結んで進められた質疑応答のセッションの後には、先週解散が伝えられた韓国サンケンからの状況説明と労組の対応などが伝えられた。


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Staff. Last modified on 2020-07-19 12:58:26 Copyright: Default

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