本文の先頭へ
LNJ Logo たんぽぽ舎メルマガ NO.3952〜六ヶ所再処理工場の新規制基準適合性審査パブリックコメント案
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1591621921283st...
Status: published
View


たんぽぽ舎です。【TMM:No3952】
2020年6月8日(月)地震と原発事故情報−
             4つの情報をお知らせします
                      転送歓迎
━━━━━━━ 
★1.六ヶ所再処理工場の新規制基準適合性審査
   パブリックコメント案  (上)(2回の連載)
   誰もが疑問に思う「再処理事業の必要性」については
   問われていないから、とても中途半端な文章
   みんなでパブコメを出そう 6月12日まで
               山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
★2.日本原電による敦賀原発2号機の
   地質データ改ざんがつきつけること
   日本原電の「げんでんつるが(カラー裏表)」(公報)…
   これらの説明はすべて嘘であった
   財務省の文書改ざんと同じく意図をもってなされていた
          若泉政人(サヨナラ原発福井ネットワーク)
★3.黒川弘務に対する常習賭博罪の告発人の賛同者を求めています
               岡田俊子(脱被ばく実現ネット)
★4.新聞より3つ
  ◆東海第二原発の再稼働 行政の交渉応援
            市民団体代表 若井正幸(千葉県柏市)
             (6月8日東京新聞朝刊5面「発言・ミラー」より)
  ◆沖縄県議選 翁長前知事の次男が初当選
        (6月8日発行「日刊ゲンダイ」3面より抜粋)
  ◆自民党 電通から巨額献金
   持続化給付金再委託の深い闇 安倍首相や二階幹事長ら“重鎮”の
   政党支部に寄付 『トンネル法人』のナメくさった対応
   違法を指摘され慌てて出した「決算公告」は中身スカスカ
   2次補正で850億円追加委託は許されない
     (6月8日発行「日刊ゲンダイ」2・3面より見出しのみ)
━━━━━━━ 
※6/20(土)学習会にご参加を!
 「子ども脱被ばく裁判」における鈴木眞一・
  山下俊一への証人尋問について

 お 話:田中一郎さん(ちょぼちょぼ市民連合)
 日 時:6月20日(土)13時30分より16時30分
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円

 「予約制」と致します。
 たんぽぽ舎03-3238-9035へ電話か
 メール nonukes@tanpoposya.net をお願いいたします。
 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。
━━━━━━━ 
※6/24(水)学習会にご参加を!
 小池東京都知事、追悼文送付拒否〜
 TRICK−トリック「朝鮮人虐殺」をなかったことにしたい人たち

 お 話:加藤直樹さん(フリーのライター、編集者)
 日 時:6月24日(水)19時より21時
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円  「予約」は必要ありません。


 ※上記2つの学習会では「新型コロナウイルス」対策を致します。

  ・会場入り口に手指消毒用ボトルを用意します。
  ・机の上に消毒液を噴霧しペーパータオルで拭きます。
  ・窓をこまめに開けて換気に配慮します。  
  ・「密集」しないように着席していただきます。
  ・体調に不安のある方は、無理に参加しないで下さい。

━━━━━━━ 

┏┓ 
┗■1.六ヶ所再処理工場の新規制基準適合性審査
 |  パブリックコメント案  (上)(2回の連載)
 |  誰もが疑問に思う「再処理事業の必要性」については
 |  問われていないから、とても中途半端な文章
 |  みんなでパブコメを出そう 6月12日まで
 └────  山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

◎ 原子力規制委員会は5月13日の定例会合で、日本原燃六ヶ所再処理
工場が新規制基準に「適合している」とする「審査書案」まとめた。
そのパブリックコメントが現在行われ、その後「決定」される見通し
だとされる。
 日本原燃は2014年1月に六ヶ所再処理工場の審査を申請しており、
この「審査書案」の決定まで6年以上かかっている。

 主な論点は、原子炉等規制法の改定に伴う「新規制基準適合性審査」
の範囲であり、再処理等の施設そのものの安全性を問うているわけ
ではない。
 さらに施設の敷地近傍の「地震動評価に与える影響が大きい」と
される断層に「出戸西方断層」だけを取り上げ、これについての
事業者の主張の確認のみ行われている。

 また、航空機落下による損傷防止について再処理の主要工程(使用
済み燃料受入れ・貯蔵、前処理、分離、精製、ウラン・プルトニウム
混合脱硝、高レベル廃液固化)ごとの標的面積・落下確率に関する
評価から「追加的な防護措置は不要」などとしている。
 誰もが疑問に思う「再処理事業の必要性」「成立性」については
問われていないから、とても中途半端な文章に見える。
 これで再処理施設の稼働に道が開いたとされるのだが、これで諦める
必要は全くない。

 日本原燃により設定された竣工時期は「2021年度上期」(2021年
9月末)とされているが、それが実現するとは誰も思っていないし
物理的にも不可能と考えられる。
 また、これら設備が完工しても検査にも時間が掛かる。
 こんな審査書案では受け入れられないとの世論の力が一つの歯止めに
なり得るし、これらの審査内容においても日本原燃の問題点を
指摘できる。

◎ 世論形成と反対の声を強めるために、パブコメに
 取り組んでいきたい。(1)から(10)

(1)I はじめに(p1)について
 新規制基準適合性審査を受審できる状態ではない再処理路線は断念
すべきだ。六ヶ所再処理工場を稼働させてはならない。
(2)II 再処理の事業を適確に遂行するための技術的能力(p4)
 過去24回以上の延期を繰り返し、そのほとんどがトラブルに起因する
ものであったことを考えると、再処理事業の技術的能力があるとは
考えられない。何を持って技術的能力があるというのか具体的な証明は
何も成されていない。
(3)II−3 経験(p6)
 規制委の言う「実績」は、運転をしてはならないことを示していると
考える。
(4)III設計基準対象施設(p11)
 この審査の異様な一面が明らかになっている。
 それは「なお、臨界防止、遮蔽、閉じ込め機能等に係る規制要求は、
規制要求への適合性に影響を与えないものであることを確認した。」
という文章である。
 今回の新規制基準適合性審査においては、これらは対象外だとして
いるのである。
(5)III−1再処理を行う使用済燃料の
 種類(冷却期間)の見直し(p11)
 燃料体の冷却期間変更は実態を反映していない。
(6)III−2火災等による損傷の防止(第5条関係)(p13)
 火災対策に漏れている物がある。アーク放電火災を対象としていない。
(7)III−2−3.(2)火災防護対象設備における
 火災の発生防止(p16)
 記載されている内容に大きな誤りがある。
(8)III−3.1基準地震動(p27)
 「基準地震動」(700ガル)は過小評価。
(9)III−3.1基準地震動(p27)
 重要な断層「六ヶ所断層」を無視している。
(10)III−5津波による損傷の防止(第8条関係)(p61)
  施設に影響を与える津波想定が、事実上存在しない。
               (下)に続く


┏┓ 
┗■2.日本原電による敦賀原発2号機の
 |  地質データ改ざんがつきつけること
 |  日本原電の「げんでんつるが(カラー裏表)」(公報)…
 |  これらの説明はすべて嘘であった
 |  財務省の文書改ざんと同じく意図をもってなされていた
 └──── 若泉政人(サヨナラ原発福井ネットワーク)

◎ 去る6月4日、日本原電は、原子力規制委員会の審査会合にて敦賀
原発2号機の敷地の「審査データの不適切な書き換えが80ヵ所あったと
明らかにした(6月5日 県民福井)」。
 日本原電は原因について、「『観察結果の記載を上書きしては
いけないという理解が希薄になっていた』(略)規制委側は(略)中断して
いる審査の議論を再開することはできないとした
(6月5日 県民福井)」。
 これまで国に対する説明の根拠が嘘であったことを認めたのであり、
許すわけにはいかない。

◎ 日本原電は「げんでんつるが(カラー裏表)」という公報物を、年に
数度新聞に折り込み配布している。
 2019年12月に配布された「げんでんつるが 53号」は、敦賀2号機の
適合性審査の状況をメインとする内容だ。
 「現時点の『敷地内破砕帯の審査』と『地震の揺れの審査』の論点と
当社の対応」(略)論点:原子炉建屋などの重要な構造物の真下の
破砕帯の特定や動いた時期」とし、「敷地内の破砕帯は浦底断層と連動
することはない」ことを一貫して示してきたこと、「追加の調査で
得られたデータ等も含めて、(略)原子力規制委員会の審査会合で活断層
でないことの説明、コメント回答を進めている」旨、
対応を説明している。

◎ これらの説明はすべて嘘であった。これ以前のバックナンバーを
見ても、敦賀2号機の審査状況に対する説明は度々されており、一体
どこからが本当なのかと疑わざるを得ない。

地域広報誌・パンフレット・放映CM(日本原電)
http://www.japc.co.jp/safety/tsuruga/tsuruga5.html

◎ 2013年には海外の専門家を招いて調査をしたりしていたけれども、
活断層であるという評価を覆すことが困難であることから、
今回のような改ざんが行なわれたのだろう。
 それは決して「理解が希薄」であることが原因ではなく、財務省の
文書改ざんと同じく、意図をもってなされていたのではないか。
 この点を突き詰めなければ、「理解した上で、さらに資料を再提出」
することで日本原電の責任は免れてしまうのではないかと危惧する。
 日本原電のデータ改ざんは、昨年の関西電力の裏金問題と同じく、
原発は嘘と金で動かすしかないという「事実」を私たちに示している。
 徹底的に追及しよう!


┏┓ 
┗■3.黒川弘務に対する常習賭博罪の告発人の賛同者を求めています
 └──── 岡田俊子(脱被ばく実現ネット)

転送メールですがよろしくお願い致します。

皆さまへ
6月2日、東京地方検察庁 検事正 曽木徹也氏に黒川氏に対する常習
賭博罪の告発状を提出しました。
以下のリンクは2日のTBSのニュース映像です。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3994152.html
2日の時点で告発人は75人です。
第2弾、告発人の賛同者を求めています。
お力添え頂けましたら、告発人代表の藤田高景さんに委任状をお届け
ください。
告発人代理人の大口昭彦弁護士の連絡先も下記に記載させて頂きます。
宜しくお願い致します。

藤田高景
〒225-0011 神奈川県横浜市青葉区あざみ野4-3-12-301
mail address: murayamadanwa1995@ybb.ne.jp

大口昭彦
〒103-0005 東京都港区西新橋1-9-8 南佐久間町ビル2階
むさん法律事務所    TEL 5511-2600  fax 5511-2601

★告発人になって頂ける方、下記に委任状の雛形を
添付させて頂きました。捺印をお忘れなく宜しくお願い致します。

                                 2020年6月  日

東 京 地 方 検  察  庁
 検事正 曽木徹也 殿

                                  住 所

                      告発人

     私は、下記事項を次の弁護士に委任する。

    〒103-0005  東京都港区西新橋1-9-8 南佐久間町ビル2階
       むさん法律事務所  tel 5511-2600    fax 5511-2601
             告発人代理人 弁護士 大口昭彦
    〒103-0005  東京都港区西新橋1-21-5
        一瀬法律事務所  tel 3501-5558   fax 3501-5565
           告発人代理人 弁護士 一瀬敬一郎
    〒103-0005  東京都港区西新橋1-9-8 南佐久間町ビル2階
       むさん法律事務所  tel 5511-2600    fax 5511-2601
                告発人代理人 弁護士 長谷川直彦

【 委 任 事 項 】

 前東京高等検察庁検事長である黒川弘務を
 常習賭博罪等について告発する件一切の件


┏┓ 
┗■4.新聞より3つ
 └──── 

 ◆東海第二原発の再稼働 行政の交渉応援
 
            市民団体代表 若井正幸(千葉県柏市)

 柏市を含む千葉県東葛地域6市を中心に活動する市民団体など19団体
は、「東葛6市が主催する(日本原子力発電と原子力規制庁が
出席する)東海第二原発の再稼働に関する住民説明会」を求め、
共同で署名活動を実施してきた。
 昨年2月から10月にかけ、集まった9244筆の署名と要請書は各市に
届けられ、6市からは一体となって実現へ動いてくれる旨の回答を
頂くことができた。

 要請の特徴は二つある。一つは東葛地域の6市長は市民の不安を
すくい上げ、市民を代表して交渉に立ち上がれということ。
 もう一つは、そもそも6市の防災計画作りには原発災害時に何か
起き、どのような影響かおるかを行政や市民が知ることが必須である
ため、原電と規制庁から住民への十分な説明を求めるというものだ。

 背景には、この地域が3・11原発事故の被害地域で、東海第二原発
(茨城県東海村)からはわずか80キロの距離にあること。同村には、
規制委員会が危惧する再処理施設も存在することがある。
 6市の回答から半年が過ぎようとしているが、新型コロナで6市の
動きも鈍りがちかもしれない。

 一方、原電は東海第二原発の再稼働に向けた安全対策工事を着々と
進め、先月15日に使用前検査をスタート。2022年末の営業運転開始を
目指している。
 原子力災害の実相を知らずして防災計画作りはできない。原電、
規制庁は東葛6市の求めに応じ、住民説明会に参加して、地域行政と
市民の疑問や意見に向き合うべきではないか。
 厳しい新型コロナ情勢下、東葛6市の交渉を市民は引き続き応援し、
 見守っている。
          (6月8日東京新聞朝刊5面「発言・ミラー」より)


 ◆沖縄県議選 翁長前知事の次男が初当選

 きのう(7日)投開票された沖縄県議選は、玉城デニー知事を支持する
県政与党勢力が過半数を維持し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への
移設阻止の民意が重ねて示された。定数48議席のうち、与党系は改選前
から1減ながら25議席を確保。(後略)
        (6月8日発行「日刊ゲンダイ」3面より抜粋)


 ◆自民党 電通から巨額献金
  持続化給付金再委託の深い闇 安倍首相や二階幹事長ら“重鎮”の
  政党支部に寄付 『トンネル法人』のナメくさった対応
  違法を指摘され慌てて出した「決算公告」は中身スカスカ
  2次補正で850億円追加委託は許されない
    (6月8日発行「日刊ゲンダイ」2・3面より見出しのみ)

────────── 
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
 します。
  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より
 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも
 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、
   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・
 グループも平等に掲載する基本方針です。
 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など
 必要事項を400文字以内でお送り下さい。
 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの
 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、
 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。
 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の
 アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合もあります。
ご了解下さい。
────────── 
 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページ
  の「メルマガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。
 ◆メールマガジンをお送りします
  たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を
  発信しています。
   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の
  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを
  送ってください。
   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは
  間違いの元となりますのでやめて下さい。
  登録できしだい発信致します。
 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。
 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。
  たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net
 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があり
  ます。
────────── 
たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、
       日曜・休日はお休みです。
   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2
              ダイナミックビル5F
       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
        HP http://www.tanpoposya.com/
       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎
           口座番号 00180-1-403856

Created by staff01. Last modified on 2020-06-08 22:12:02 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について