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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>  2020.4.10
_________________________________________________________『週刊金曜日』

  暖かくなってきました。オリジナル9条Tシャツ発売中です。

     https://kinyobi.official.ec/
   

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<http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内

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【1】注目の記事
■新型肺炎

●無策ごまかす緊急事態宣言
過剰な市民監視と人権侵害のおそれ
田島泰彦

安倍晋三首相が4月7日、新型コロナウイルス対策のための改正特別措置法に基づく緊急
事態宣言を発令した。特措法の改正を支持した有力野党、日本医師会など医者の世界、メ
ディアや世論も多くは緊急事態宣言を好意的に受け止めてきた。コロナの恐怖の前で、戦
時中の大政翼賛会な雰囲気が世の中を覆っているのは確かだ。


●新型コロナ世界の対応

4月7日現在、世界中で約135万人が新型コロナウイルスに感染し、約7万5000人が死亡
している(米国ジョンズ・ホプキンス大学まとめ)。新型ウイルスが生命を脅かし、経済
危機をもたらしているのは世界共通だが、対策は国や地域による差が大きい。日本が学ぶ
べき施策、反面教師とするべき対応とは。


【米国】法的根拠に基づく強制と補償がセット/みわよしこ
【中国】驚異的なスピードと強硬的な対策で感染落ち着く/編集部
【スペイン】総額2000億ユーロ(約24兆円)の支援策実施はEU頼み/童子丸開
【ドイツ】500億ユーロ(約6兆円)を経済的損失補償や生活支援へ/田口理穂
【イタリア】医療費と病床削減が招いた感染爆発に疲弊する医療現場/佐藤直子
【台湾】官民一体でウイルスと闘う民主主義の優等生/栖来ひかり
【中南米】富裕層がウイルスを持ち込み貧困層に感染が拡大/伊藤千尋


●新型コロナウイルスはどこから来たのか
起源を探る研究を見れば陰謀論は否定できる
矢吹晋

世界中で新型コロナウイルスに関する研究が行なわれ、徐々にウイルスの起源が明らかに
なっている。これらの研究からは、世界各地でささやかれる「陰謀論」はデマであること
が明白だ。


●「名ばかり要請」受けた演劇界
芸術は生きるのに必要不可欠 収入補償から文化を排除するな
中村富美子

2月26日に出された「全国的なスポーツ・文化イベントの中止・延期または規模縮小」の
要請を受けて公演中止が相次ぎ、事業者や公演関係者の窮状が叫ばれている。そうでなく
ても経済基盤の脆弱な演劇界は先が見えない。何が問われているのだろうか。


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■「ジョン・ミッチェル・コレクション」を読み解く
CIAは沖縄をどう見ているのか
つなぶちようじ

なぜ沖縄には、あれほどの米軍基地が存在しても、
それがあまり問題視されないのでしょうか。
CIA(米国中央情報局)のオープンソースセンターが
2012年に発行した政策立案者向け文書
「沖縄の基地政策を理解するための主要な物語について
(A Master Narratives Approach to Understanding─Base Politics in Okinawa)」を
読むことで、
どんな世論操作が行なわれていたのかを解読していきましょう。
この文書は「ジョン・ミッチェル・コレクション」に収録されているもので、
アメリカの情報公開法によって開示された文書の一部です(本誌2019年8月23日号参照)
。





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 【2】 編集長後記

 緊急事態宣言の発令いかんにかかわらず、新型コロナウイルス感染のリスクを下げるた
めに、「金曜日」でもテレワークを始めることになった。事務所での電話対応などが限ら
れてくるので、読者の方々にご迷惑をおかけすることもでてくるかもしれない。ご理解を
いただきたい。
 取材も対面で行なうもの、集会ものはリスクが高いので、なるべくIT機材で、となっ
た。といっても、そううまくいくことばかりではないだろう。すべてが試行錯誤。雑誌が
無事に刷り上がらないなんて事態は考えるのも恐ろしい。組版所、印刷所と連携しながら
進めていきたい。
 最近は人と2メートル離れ、互いにマスクをしたまま話をするので、聞き返すことが俄
然増えたように感ずる。窓も開け放しているので騒音もプラスされる。声が届かないだけ
でなく、表情がマスクで隠れて読めないせいもあるのだろうか。不便でしかたない。おま
けに、今朝からぎっくり腰気味。肩の腱板損傷が少しよくなったと思ったら。なんてこと
……。(小林和子)


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/


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 【3】2020年4月17日(1277)号予告


【特集】コロナと経済危機

●【拡大版経済私考】政府の緊急経済対策について思う 佐々木実

●反緊縮派が、108兆円の緊急経済対策に駄目だし
政府は必要な補償をなぜケチるのか                藤田正

●生活困窮者・路上生活者への支援を急げ    
密集・密接を避ける支援のあり方が課題      松元千枝+編集部

●中国封じ込めに失敗した米国 
米国の隙をついた中国       矢吹晋

【コロナ】PCR検査と感染者数のマジック    辰濃哲郎

【ぶんか】死を忘るるなかれ 02 上野千鶴子          今村守之 

【追及!政権腐敗】 改竄告発「手記」の事実確認拒否 
職員の死を冒涜する財務省と安倍政権       片岡伸行

【ぶんか】自由と創造のためのレッスン 廣瀬純

【健康】国がつぶしてきた感染症対策 
感染爆発に対応できない保健所の現状       天笠啓祐

【くらし】新・買ってはいけない  渡辺雄二

【教育】 東京都立高校の異様な卒業式 永尾俊彦

【メディア】コロナ危機の中の『夕刊フジ』    植松青児

【メディア】葬られた原発報道  ワセダクロニクル編集長 渡辺周

【続き読み物】「この男イヤだ」 石坂啓

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|雨宮処凛
●ジェンダー情報|    
●凱風快晴ときどき曇り     内田樹
●たとえば世界でいま
●STOP!9条改憲|高田健
●政治時評| 西川伸一
●話の特集|矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等
●さらん日記
●黒風白雨 宇都宮健児
●貧困なる精神|本多勝一
●ヒラ社長が行く|植村隆

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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★『週刊金曜日』2019年11月28日臨時増刊号
 まるごと山本太郎 れいわ新選組
 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002922.php

発売日:2019/11/28
定価:800円(税込)
サイズ:AB判 84頁
雑誌コード:22936-11/28

「れいわ新選組」の勢いが止まらない。2019年7月の参議院選挙では2議席を獲得。
山本太郎代表が9月に北海道から始めた全国ツアーには多くの人々が詰めかけている。
〈あなたが明日の生活を心配せず、人間の尊厳を失わず、胸を張って人生を歩めるよう全
力を尽くす〉(れいわ新選組「決意」)という訴えはなぜ人の心を打つのか。
 2011年から山本太郎さんを取り上げてきた『週刊金曜日』が、「れいわ新選組」の
魅力に迫り、新しいラディカル・デモクラシーについて分析する。

■写真特集 2019年参院選、2012年官邸前抗議、2013年参院選初当選
■れいわが始まる 山本太郎街頭記者会見(8月1日、 東京・新宿駅西口)
■NPO法人「抱樸」理事長の奥田知志×山本太郎(10月2日、北九州市)
■単独インタビュー 「旋風」を巻き起こした「山本太郎」とは何者か
■志位和夫・共産党委員長、山本太郎・れいわ新選組代表の共同会見(9月14日、国会)
■参院選総括と今後 山本太郎代表記者会見(8月7日、日本ジャーナリスト協会)
■街頭会見の魅力 及川健二
■徹底討論 「山本太郎現象」と左派ポピュリズム 石戸諭×中島岳志
■木村英子、舩後靖彦両参議院議員が初登院(8月1日) 写真・文 薄井崇友
■らんきりゅう「当事者のパワー」 雨宮処凛
■舩後靖彦さん当選の舞台裏 人間の可能性に限界がないこと示す議員の誕生 雨宮処凛
■"いのち"でつながるために 若松英輔×木村英子
■山本太郎が吠えた90分「私は首相になる!」(19年5月24日号)
■新・わたしと憲法シリーズ 山本太郎(13年6月14日号)
■風速計「使えるツール、発見!」 雨宮処凛(13年9月6日号)
■山本太郎「本当の芸能人なら声を上げてファンを守れ!!」(11年11月4日号)
■れいわ新選組「政権とったらすぐやります 今、日本に必要な緊急政策」 その他



★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に
亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の
田中優子さんの対談を中心にブックレット化。


★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は
いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家
」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらた
めてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き
合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から
一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の
内容を再録したもの。


┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「
暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して
以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民とし
て、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の
来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方
原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために
必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材
していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて
焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必
要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿
名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた
。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わ
り23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因
で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに
励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動
であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得な
がら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。


┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ
ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に
よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す
る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。



┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵

古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php

最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。

【『エシカルに暮らすための12条』目次】
 はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開

【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事
。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あな
たと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会
)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連する
トピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://w
ww.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。



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