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LNJ Logo 名古屋:半年ぶりに19行動集会 ―今こそ声を上げデモに出よう
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News Item 0719nagoya
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名古屋:半年ぶりに19行動集会
――今こそ声を上げデモに出よう――
https://imadegawa.exblog.jp/31287428/

「安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会」の集会が
 19日に名古屋市中区で有った。 主催者発表で400人が参加した。 集会の後、 参加者らは栄の繁華街をデモ行進し、 「GоTоキャンペーンよりコロナ対策を!」、 「医療に緊急支援を!」などと訴えた。 集会は、 「今こそ声を上げデモに出よう!」をテーマに行なわれた。 集会の冒頭で長峯信彦共同行動共同代表が、 「GоTоキャンペーン、どう思われるか? 今、1兆3000億円も税金を使ってやることなのか? 非正規労働者が多数クビを切られ、 家賃も払えず、 塗炭の苦しみに遭っている時に、 夏のGоTоキャンペーンの予算が付いていた。 おかしな話だ」と 安倍政権の姿勢を糾弾した。 更に、 「医療従事者も死に物狂いで働いているが、 コロナ患者を受け入れたことによって 病院が赤字になってしまっている」としたうえで、 「こうしたところにこそ財政的な手当てが必要だ。 安倍政権は、 本当に大切な事と、 二義的な事とが逆転している」と批判した。 名古屋ふれあいユニオンの鶴丸周一郎運営委員長も、 コロナ禍で乱暴に切り捨てられる 外国人労働者の現状について報告に立った。 「コロナの問題が起きてから、 労働者からの相談が非常に増えている。 4月〜6月は、 昨年の2.5倍の相談が寄せられている。 今年度の相談件数は既に、 昨年度1年間で受けた相談件数と同じくらいに達している。 あるフィリピン人派遣労働者は、 ゴールデンウィーク前に 『連休明けは夜勤からね』と言われて連休を過ごしていた。 ところが、 連休が明ける1日前に派遣会社の担当者から電話が有って、 『あなたは4月で契約が終わっているよ』と突然言われた。 この手の相談はこの人だけからでなく、 他にも有った。 恐らく、氷山の一角だ。 コロナ禍で問題が起こったように見えるが そうじゃない。 そういう構造にそもそもなっている。 弱者切り捨ての社会の構造を変えていかなければ また起こる。 絶対に変えていかなければならない」。 鶴丸委員長は訴えた。 南医療生協労働組合の原まりこ委員長は、 新型コロナウイルスに感染した患者の治療に いち早く当たった現場から報告した。 南医療生協病院では2月末に、 入院患者が新型コロナウィルスに感染していることが 分かった。 感染の事実を公表し、 感染拡大を食い止めるべく奮闘したが、 外来患者が減少し、 病院経営は火の車に。 夏のボーナスは半減という。 愛知県商工団体連合会・名古屋東部民商の藤田政史さんも 自営業者の立場から報告に立った。 藤田さんはコロナ禍の中で 「みんなで支援を受けよう」と、 民商事務局と会員業者が勉強し合いながら 奮闘していることを報告した。 そして、 増大するフリーランスも仲間に迎え入れ、 頑張って生き抜きたいと述べた。 集会参加者らは 「安倍やめろ」とプラカードを掲げながら三唱し、 デモ行進に出発した。 酒井 徹

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