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大盛況〜宇都宮けんじ 銀座街宣



宇都宮けんじ銀座街宣 動画(23分)

 6月28日、東京・銀座4丁目交差点の街宣。この日、歩行者天国の街には聴衆がたくさん集まっていた。また、たくさんの報道陣が来ていた。

応援弁士は社民党党首の福島みずほさん、日本共産党委員長の志位和夫さん、立憲民主党代表の枝野幸男さん。

 

 そして、元内閣総理大臣の野田佳彦さんがマイクをもった。

野田さんは「数日前、志位委員長からお電話をいただいた。是非銀座でマイクを握らないかというご要請でした」これに対し「わたしは宇都宮候補のチームカラーに合わないのではないか。また、応援に行くと逆効果になるのでは」と即答できなかったとのこと。

野田さんは「その後、今日司会をしている立憲民主党衆議院議員の手塚仁雄さんから単刀直入な依頼がきた。宇都宮陣営は、右バッターがいないんですと」つづけて「なんか苦悩する阪神タイガースの監督のような相談を受けてしまいまして、この度謹んでお引き受けした」と応援演説に至った経緯を伝えた。

野田さんは宇都宮さんのことをさして「この地味で愚直な人を都民が見抜けるかどうかに将来がかかっているんじゃないかと思います」と呼びかけた。

それから野田さんは「東京が変われば千葉も埼玉も神奈川も変わります」「都政が変われば国政も変わります」「都政を変えるその先頭に、宇都宮さんをたたせていただけますよう心からお願い申し あげます」としめくくった。



 東京都知事立候補の宇都宮けんじさんは、今回の政策について以下のことを述べた。

保健所や都立病院、公社病院の拡充強化。民間病院や医療従事者に対する財政支援。 また、経済活動と社会活動において、コロナ感染症対策を両立させるためにも「PCR検査の抜本的強化」が必要とした。

 財政についての政策は、東京都では、財政調整基金以外の特定目的のための基金が蓄積されている。
この9000億円ちかくの基金を条例改正し、コロナ災害対策に充てる。

そして、道路計画は莫大な予算がかかる。外環道は完成するまでに、3.2兆円つぎ込むことになっている。
このような道路計画は60年前、70年前に計画された。それが現在浮上。しかも必ずしも不要不急とは言えない。したがって「住民の反対が多い」特定整備路線、外環道、優先整備路線の道路計画は一旦立ち止まり、見直す。そこで使われる予算はコロナ災害の支援に充てるべきと考えている。
国の第1次補正予算、第2次補正予算は極めて不十分。国民に対する支援は額が小さい。1人10万円は、都内では、ほとんど支給されていない。このような対応を是正し、国の対応を改めるものも都知事の役割だと思っている。そういう対応をすれば、約3兆円規模のコロナ対策基金ができあがる。
この、コロナ基金で自粛や保障に伴う保障を徹底的に行うとした。

宇都宮さんは、これまで行ってきた活動の中で都知事出馬の思いをこう語った「これまでの日本の社会は、経済効率性ばかりを優先する社会ではなかったのではないか」そして「そういう社会の脆弱性があらわになったのは、今回のコロナ災害ではなかったんではないでしょうか」そこで「経済効率性優先の社会で、負け組に突きつけられたのは『自己責任』という大変厳しい言葉だった。わたしはこういう社会を変えたい」と伝えた。

そして宇都宮さんは「選挙戦の主人公は候補者ではなく、有権者だと思っています」「子供たちに、希望のもてる誰一人とりのこさない。そういう東京を残していけるのかどうか、それが問われているんです」「わたしたちは微力だが無力じゃない。 無力がなんぼ集まってもゼロですが、微力は集まればあつまるほど大きな力になります! わたしたち1人1人の1票が都政を変えて本当に皆が希望をもって生きられる東京を実現できる力があるんです」と呼びかけ訴えた。

聴衆の人たちからは「けんじ!けんじ!」というコールが響きわたった。



 銀座街宣後、宇都宮さんを応援している女性がインタビューに応じてくれた。彼女は「宇都宮さんは謙虚です。本当の強さや優しさをもっている」とこたえ「宇都宮さんのことを広めていただきたい」あと数日間の選挙について「外へ広げる自分たちの勇気というか、1歩ふみだす、これが必要だと思っています」と、意気込みを語った。


聴衆の前列の人たち

(=見雪恵美)


Created by emi. Last modified on 2020-07-03 05:55:42 Copyright: Default

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