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LNJ Logo 来年3月「決戦」にむけ動きだした/羽田新ルートたたかいの現場から
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投稿者: 宮川幸一郎(航空騒音ご免だ八潮団地有志の会)

 今回は以前のレポートの「続編」として、現在に至る新しい動きを含めた経過について簡単に報告します。

 大きな流れ自体はかわってませんが,来年3月〜4月に準備されている、住民側の「騒音差し止め行政訴訟」および、同時期にはじまる「住民直接投票」に標準をぴたりとあわせて国土交通省側の「訴訟対策」「住民投票」対策が次々とうたれている。
   従来3月29日からと明言していた「実機」運用を、12月にはいって来年2月から行うとしてきた、南風の時のみとしながらも「実際に客を乗せて“試験運用”するのだ」と。ようはこの間の騒音実測データをとりたいという。従来の国土交通省が住民や議会、自治体に示してきた騒音マップは実測データによるものではなくすべて予想値であり、これでは裁判に使えない、という理由である。急ぎ騒音データ集めというわけである。

 次に羽田空港近隣自治体と交わしていた隔週取り決めの撤廃である。真っ先に川崎市とかわしていた「コンビナート上空を飛行させない」協約を一方的破棄にでた。この協約そのものは今から50年近く前、川崎市民が反公害市民運動の結果かちとった「大気汚染防止条例」と並ぶ公害反対運動の大成果であった。これを反故にしようとするものだと市民は怒っている。これらのことはすべて訴訟対策とみていい。来年3月「決戦」にむけ動きだした。

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