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  <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2019.8.2
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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       ★いよいよ来週です 8月9日(金)開催★
 編集委員 想田和弘監督作品上映会&小島慶子さんとのトークイベント

            詳細はこちら
            ↓↓↓↓↓↓

       http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=4235              
      

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内

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【1】注目の記事


■ボーダーツーリズムの挑戦

EUの内外には壁がつくられ、米国.メキシコの境にも壁が張り巡らされる。グローバル
化が進展した現在にあっても、ボーダーレスの社会は出現しない。なぜか。ボーダーはそ
もそも再生産されるものだからという。ならばその垣根を低くして通りやすくし、楽しん
だり揺り動かそうと、研究者、旅行会社、自治体、そして市民が連携して新しい試みを始
めている。


●一緒に旅しませんか
ボーダーの魅力や資源を社会と共有
岩下明裕


●旅行会社からのススメ
国境がもたらす光を集めて
目に見えない国境線が「物語」になるとき
伊豆芳人

始まりは、長崎・対馬と韓国・釜山を1泊2日で旅するツアーの企画書だった。ボーダー
ツーリズムの先見性を確信し、その後の発展・普及に寄与した筆者が、その魅力を語る。


●自治体からのススメ
〈稚内市〉冷戦時代から日露友好、最先端の地 三谷将
〈五島〉夢見るのは韓国との周遊ルート 久保実
〈与那国島〉台湾に110メートル近づいた? 小嶺長典


●参加者からのススメ
サハリンで、日本では取り壊された日帝時代の遺物と遭遇 富田明美
中露国境で垣間見た深怨の障壁 木村 崇


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 【2】  編集長後記

 8月1日の臨時国会でお二人の新人議員を迎えるにあたっての、国会の改修が進む。大
型車椅子を使用されている舩後靖彦さんと木村英子さんのことだ。この号が出るころは、
二人が晴れて初登院されたというニュースが、メディアで流れていることを願う。ここに
きて、就労中の重度障がい者にヘルパー派遣が認められないという問題で躓いているから
だ。これまでも繰り返し指摘されてきた制度上の矛盾ではないか。これを契機に制度自体
を改めてほしい。

 先週の本欄で舩後さんらの応援演説をした海老原宏美さんに言及したが、海老原さんは
ALSではなく、脊髄性筋萎縮症(SMA)の患者さんだ。お詫びして訂正する。一昨年
の本誌記念講演会で最後にスピーチされた、あの方だ。 海老原さんは最近『わたしが障
害者じゃなくなる日』(旬報社)を出された。なんといっても韓国での「サバイバルホー
ムステイ」の話が(前作にも書かれていたが)、破天荒で凄い! ルビつきなので、小学
生の姪にプレゼントしようと思う。(小林和子)


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/



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 【3】8月9日(1244)号予告


【敗戦特集】 記憶されない歴史は繰り返される

●戦争の惨禍を想い、不戦を誓う 植村隆

●退位する明仁天皇への公開書簡(2019年1月1日付)日本に本当の民主主義を創るため
に 田中利幸

《コラム》「明仁さん」への書簡がわたしたちに問いかけるもの 松井隆志      

●「『令和』の中で死んでたまるか」       元号差し止め訴訟、いよいよスタート     
  岩本太郎

●「信じる自由」と「信じない自由」       政教分離の会事務局長・星出卓也氏に聞く 
    

●「神社は宗教にあらず」が復活させる「国家神道」
忘れてはいけない憲法の「政教分離原則」     齊藤小百合

●武蔵大学・永田浩三ゼミ生の試み        大学生による朗読劇「わたしたち朝鮮人がヒ
ロシマで経験したこと」 

●劇団アランサムセ演出家・金正浩さんに聞く   在日朝鮮人として、舞台を作ってきた3
1年    中村富美子

●ドキュメンタリー『太陽がほしい 劇場版』班忠義監督に聞く   戦時性暴力の被害者
に会い、記録し続けた20年  中村富美子

●TVが伝える夏の戦争ドキュメンタリー     地上波で放送の注目作を一挙に紹介     
   ワタナベ=アキラ

●若者たちがぶっちゃけトーク  「慰安婦」問題とどう関わる?  文聖姫

●「まずは友だち! それが一歩」        日韓の高校生が同じステージに  戸田志香

【政治】●「改憲議論の真意は何ですか」     国民民主・玉木雄一郎代表インタビュー 
     片岡伸行

【科学】ゲノム編集食品がついに日本に入ってくる!天笠啓祐

【ぶんか】●不謹慎な旅第15回 麻薬大国ニッポン        
国産アヘンとケシ畑       写真・文 木村聡                


【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|宇都宮健児
●雨宮処凛のらんきりゅう
●本多勝一の俺と写真
●経済私考|鷲尾香一
●政治時評|西川伸一
●財津昌樹と山口マオの愛と文句のラプソディー
●STOP!9条改憲 高田健
●さらん日記
●ヒラ社長が行く|植村隆


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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に
亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の
田中優子さんの対談を中心にブックレット化。



★新装版 電通の正体

『週刊金曜日』取材班 1400円+税 46判並製・218頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002587.php

広告漬けになった現代社会の暗部をえぐる!
国内最大の広告会社。企業広告に依存するテレビ・新聞ともたれあう既得権益。政財界・
メディアの陰でうごめく巨大企業──それが株式会社電通。マスコミ最大のタブーを暴い
た不朽の名著が装い新たによみがえる。
※本書は2006年9月初版『電通の正体 増補版』 に加筆改訂したものです。



★沖縄は孤立していない  世界から沖縄への声、声、声。

乗松聡子編 1800円+税 46判並製・320頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002550.php

世界の識者が「オキナワ」への責任と決意を語る!
ジョン・ダワー、ダニエル・エルズバーグ、ノーム・チョムスキー、オリバー・ストーン
、ピーター・カズニック、ガバン・マコーマック、アン・ライト、ハーバート・ビックス
、アレクシス・ダデン、ジャン・ユンカーマン、権赫泰、リチャード・フォークほか

日米の沖縄に対する不正義の本質は、面積あたり県外の約500倍もの米軍基地を押し付け
ているすさまじい不平等であり、「復帰」しても憲法を適用するどころか憲法とは矛盾す
る日米安保体制の維持強化のために沖縄を利用してきた差別構造にある──(本文より)
本書は2014年秋から2017年秋までの3年間、38回にわたって『琉球新報』に連載した「正
義への責任──世界から沖縄へ」を一挙掲載し、加筆したもの。



★孤高の法医学者が暴いた足利事件の真実

著者・梶山天 1400円+税 四六判並製 288頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002513.php

足利事件の闇を解明する
「警察だ!」──日曜早朝の怒声に玄関を開けた瞬間から、菅家利和さんは"足利事件の
犯人"の汚名とともに17年以上、獄中に囚われた。その間、塀の外では本田克也筑波大学
教授がDNA鑑定によって菅家さんの無罪を証明した。だが、捜査機関は本田教授が挙げ
た冤罪の証拠をことごとく潰しにかかったのだ。北関東連続幼女誘拐殺人事件」解明に挑
んだ朝日新聞記者のルポ。



★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は
いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家
」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらた
めてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き
合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から
一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の
内容を再録したもの。


┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「
暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して
以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民とし
て、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の
来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方
原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために
必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材
していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて
焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必
要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿
名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた
。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わ
り23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因
で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに
励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動
であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得な
がら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。


┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ
ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に
よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す
る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。


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 【5】イベントのご案内

★『週刊金曜日』創刊25周年記念講演会

本誌発行人の植村隆が「ジャーナリズムへの期待」と題して講演します。ぜひ、お越し下
さい。

日時:8月3日(土)13時半〜(開場13時)
場所:大分市コンパルホール400会議室(JR大分駅5分)
http://www.compalhall.jp/
参加費:1000円(前売り800円)
問い合わせ:080−1709−7769(諫山)
主催:「週刊金曜日」大分読者会
協賛:『週刊金曜日』


★編集委員就任記念
想田和弘監督作品上映会とトークイベント

4月から編集委員に就任された想田和弘監督の作品上映会を開催します。
ゲストに小島慶子さんをお迎えし、想田監督と映画のこと、現在の日本社会の状況やメデ
ィアに求められていることなど幅広く語り合っていただきます。ぜひ、ご参加下さい。

日時:8月9日(金)19時〜21時半(開場18時半)
上映:19時〜、トーク:20時半〜、想田和弘×小島慶子
司会:植村隆(本誌発行人)
場所:東京都千代田区 日比谷コンベンションホール
(地下鉄「霞ヶ関駅」C4・B2出口より5分)
参加費:1000円(当日受付精算)、要申込み:定員200人(先着順)
主催・問合せ:『週刊金曜日』TEL 03-3221-8521 FAX 03-3221-8522 book@kinyobi.co.jp

申込み方法
book@kinyobi.co.jp またはFAX 03-3221-8522でお願いします。
件名に「想田監督上映会」と明記してください。
FAX の場合、必ずご自身のFAX 番号を添えてください。
メールの場合は@kinyobi.co.jpからのメールを受信できるように設定願います。

上映作品:『Peace』(2010年作品/75分)
平和へのヒントは、野良猫たちから教わった。戦争と平和、生と死、ユーモアと切なさが
同居する「生の時間」のドキュメンタリー。

東京フィルメックス・観客賞,香港国際映画祭・最優秀ドキュメンタリー賞,ニヨン国際映
画祭・ブイエン&シャゴール賞受賞.韓国・非武装地帯ドキュメンタリー映画祭・オープ
ニング作品

小島慶子
TBSアナウンサーを経て、エッセイスト・タレントとして活躍中。東京大学大学院情報
学環客員研究員としてメディアやジャーナリズムに関するシンポジウムの開催なども行な
っている。

想田和弘
映画作家。台本やナレーション、BGM等を排した、自ら「観察映画」と呼ぶドキュメン
タリーの方法を提唱・実践。



==============================================『週刊金曜日』

 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。
   https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk

 ※ 支援金の受付口座はこちら。
   郵便口座 :00120-7-572529
   加入者名:株式会社 金曜日
  (通信欄に「支援金」とご記入下さい。)

 ※ このメールは、お申し込みいただいた方にお送りしています。
 ※ このメールへの返信はできません。
 ※ お届けするE-Mailアドレスの変更や配信停止は以下のページから。
   
  http://www.mag2.com/m/0000140118.html

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┃発 行  株式会社金曜日                                        ┃
┃     〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23        ┃
┃            アセンド神保町3階            ┃
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┃編集部   mailto:henshubu@kinyobi.co.jp                         ┃
┃業務部   mailto:gyomubu@kinyobi.co.jp                          ┃
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