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朝鮮民主主義人民共和国における「慰安婦」調査結果報告 | ||||||
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朝鮮民主主義人民共和国における「慰安婦」調査結果報告〜私たちの世代で一日も早い解決を!4月23日、東京・武蔵野スイングホールにおいて「朝鮮民主主義人民共和国における日本軍性奴隷問題」と題した集会が開催され、約150人が参加した。 集会では、2003年から朝鮮国内の「慰安婦」現地調査を行っている金栄さん(ルポライター)から最新の調査結果に関する報告があったほか、集会に合わせて各地から寄せられたメッセージつきの折り紙で作られた「朝鮮半島統一旗」が披露された。 金栄さんは「朝鮮共和国内の元『慰安婦』は、申告者219名、公開証言者52名であるが、公開証言者はすでに全員が亡くなられた。朝鮮国内に設置された慰安所、遊郭の多くは、日本軍が進出した日露戦争直後から展開が始まっており、軍隊の兵站基地周辺に置かれていた。このことからも慰安所及び遊郭が日本軍のために設置・運営されていたことが分かる。当時の朝鮮人社会における経済環境が間接的な強制性を伴っていたと考えると、『慰安婦』制度も公娼制度も同じ性奴隷制度として捉えるべきで、『慰安婦』か『娼妓』(売春婦)か区別すべきではない。元『慰安婦』は今でもPTSDに苦しめられている。彼女らの苦しみを取り除くためには、被害を語ることができる安全な場所と共感できる人を増やし、社会問題と捉えて根本的な解決を目指さなければならない」と訴えた。 続いて主催団体である在日本朝鮮人人権協会性差別撤廃部会から、日本軍性奴隷問題の克服と朝鮮半島の平和統一を願うメッセージつき折り紙で制作された「朝鮮半島統一旗」が披露された。 朝鮮国内の元「慰安婦」は、韓国の元「慰安婦」に比べてあまり注目されてこなかったが、これから始まる日朝国交正常化交渉及びその前段階としての日朝協議においては、過去清算についての議論は避けられない。 現在wam(「アクティブ・ミュージアム女たちの戦争と平和資料館」、東京・早稲田)では、朝鮮人「慰安婦」を対象にした特別展を開催中であり、朝鮮人「慰安婦」はどのような存在であったのか、日本軍による関与などを具体的な資料や根拠に基づいてより正確に理解できるものとなっている。〔金子通〕 Created by staff01. Last modified on 2019-04-25 16:00:36 Copyright: Default |