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LNJ Logo <JR日高本線>廃線容認「強行採決」は阻止しました。ご協力に感謝します/安全問題研究会
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黒鉄好@安全問題研究会です。

昨日の記事(JR日高本線が「廃線容認」の危機 沿線7町へFAXを! http://www.labornetjp.org/news/2019/1551022737414zad25714)でお伝えした件ですが、とりあえず2/26の7町会合で、多数決での「採決」は阻止しました。

7町として、2015年1月の高波災害以来、不通が続いている日高本線の今後について、従来から出ていた3案

(1)不通区間(鵡川〜様似)の全線を鉄道で復旧
(2)不通区間のうち一部(鵡川〜日高門別)に限って運行再開、残り区間(日高門別〜様似)はバス転換
(3)全線バス転換

・・のいずれも撤回せず残した上で、JR北海道と7町が個別協議することで一致しました。

安全問題研究会が呼びかけた緊急FAX行動、文字通り緊急呼びかけでしたが、ご協力いただいたみなさまに、この場を借りてお礼申し上げます。

今後はこの個別協議が焦点となります。まだまだ予断を許しませんが、安全問題研究会としては、1町でも廃止に同意しない自治体がある限りは廃止をしないよう今後も訴え続けていきます。

そもそも、九州新幹線長崎ルート(西九州ルート、鳥栖〜長崎)の建設に当たって、JR九州は並行在来線の第三セクター鉄道としての分離を目指しましたが、新幹線の通過ルートとならない鹿島市、江北町の2自治体が第三セクター切り離しに「不同意」を表明した結果、並行在来線がJR九州の運営のまま残ることになったケースがあります。

鉄道のまま単に運営事業者が交代するだけに過ぎない九州新幹線のケースでも、反対自治体がある限り「現状維持」とされているのに、それより重大な「路線廃止」が反対自治体が存在するまま強行されるのはどう見ても筋が通りません。

なお、地元の住民団体「JR日高線を守る会」は、2/20に浦河町で「今だから、ちゃんと話そう。日高線」集会を開催しました。その報告、沿線住民の生の声を以下のURLから見ることができます。

https://hidakasen-mamoru.blogspot.com/2019/02/22030-jr-20192202-304018002000-80.html

路線存続を求める熱い声がこれだけたくさん寄せられています。JR北海道は壊れたスピーカーのように廃止廃止とわめく暇があるなら、まずはこの声に耳を傾けるべきでしょう。住民の話を聞かず、一方的に自分の決めた結論を頭ごなしに強要するのであれば、安倍政権と変わりません。

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黒鉄 好 aichi200410@yahoo.co.jp

安全問題研究会サイト
http://www.geocities.jp/aichi200410/

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