*転載情報
東電刑事裁判で東京地裁が「全員無罪」の不当判決を出しました。長時間にわたる判決要
旨読み上げが終わった後、司法記者クラブで検察官役の指定弁護士5人が記者会見。石田
省三郎弁護士は「国の原子力行政を忖度した判決」と断じました。
続いて、福島原発刑事訴訟支援団副団長の武藤類子さんと被害者参加代理人の弁護士4人
の記者会見が行われ、武藤さんは「福島県民をはじめ原発事故の被害者は誰一人、この判
決に納得していない」、海渡雄一弁護士は「司法の歴史に大きな汚点を残す、絶対に取り
消されるべき判決だ」と述べました。
両方の記者会見の一部を週刊MDSブログにアップしてあります。
http://weeklymds.sblo.jp/
なお、42ページにわたる判決要旨も入手しましたが、海渡弁護士が繰り返し「判決要旨で
は省略された裁判所の不当な判断がいくつもある。この要旨だけに基づいて判決内容を報
道しないでほしい」と記者団に求めていましたので、メールでの転送は控えます。
浅井健治@週刊MDS編集部
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Last modified on 2019-09-19 22:11:26
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