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風穴を空けた歴史的な日/木村英子さん・舩後靖彦さん堂々と国会へ | ||||||
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風穴を空けた歴史的な日〜木村英子さん・舩後靖彦さん堂々と国会へいきなり酷暑本番になった8月1日。国会正門前は朝からメディアと支援者でごった返していた。「れいわ新選組」のピンクの団扇を手にする人、それに車イスの人々がたくさんいた。午前9時すぎ、新国会議員の木村英子さんが介護サービスの車で到着すると、マスコミのカメラが車から降りようとする木村さんに殺到して、身動きできない状況になった。「下がってくれ、空けてくれ」「マスコミは下がれ」。スタッフが叫び、メディアを制止しながらやっと車イスの道をつくった。 木村さんはメディアと支援者に取り囲まれながら、マイクを握った。「みなさんのおかげで国会議員になりました。本当にありがとうございました。参議院の皆さまには迅速に対応していただき、物理的な障害を取り除いていただいて本当に感謝しています。しかし、訪問介護サービスを使って就労するということはまだ認められません。制度の改正には時間のかかるこの大きな問題を改善していくために、国会の中で頑張って取り組んでいきたいと思います」と話した。 「頑張れ」の掛け声と、大きな拍手に包まれて木村さんは電動車イスで堂々と国会に入った。続いて、舩後靖彦さんも介護サービスの車に乗ったまま、声援をうけて入っていった。 支援にきていた女性は「これから高齢者・障害者が多くなる社会で一個の風穴になればいいと思う」と語っていた。また車イスの女性(写真下)は「重度の障害者でも国会議員になれるということはすごいことだ!」と顔をくしゃくしゃにして喜んでいた。 この日国会職員たちは多数動員され、重度障害者二人の入場をスムーズに進めるためにテキパキと動いていた。そこで職員同士の会話を耳にしたが、「木村先生が…」「舩後先生が…」と呼び合っていた。私は議員を先生と呼ぶ習慣はやめたほうがいいという考えだが、この日の「先生」の響きにはなにか感慨深いものがあった。(M) Created by staff01. Last modified on 2019-08-01 22:57:09 Copyright: Default |