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私たちエキタスは、高度プロフェッショナル制度の強行
採決に反対する、国会前抗議行動を行います。詳細は以下のとおりです。よろしくお
願い致します。

抗議:#0523高プロ反対国会前抗議行動
日時:5月23日 19時半より
場所:国会議事堂正門前 北庭側
主催:エキタス
URL:http://aequitas1500.deci.jp/?e=4c251884
スピーチ:上西充子 法政大学教授、棗一郎 日本労働弁護団幹事長、全国過労死を考える
家族の会のみなさま、各野党議員のみなさま
、エキタスメンバー、ほか(スピーチの予定は、予告なく変更になる可能性がございます
)

呼びかけ文

「時間ではなく成果で評価する」「脱時間給」、政府は高度プロフェッショナル制度を説
明する際、ずっとこうした言葉を使ってきました。そして、
少なくない数のマスコミもそれに習ってきました。
しかし、実際の法案にはそんなことは一切書かれていません。そのかわりに書かれている
のは、一定の条件を満たせば、
その人の残業代を合法的にゼロにできるということだったのです。もしそうなれば、企業
はタダ働きの合法化というお墨付きを得たことになります。
更なる長時間労働が引き起こされるのは、まず間違いのないことでしょう。

過労死のご遺族からなる「全国過労死を考える家族の会」のみなさんは、高度プロフェッ
ショナル制度によって、長時間労働が助長される危険性を指摘し、
一貫して法案からの削除を求めています。にもかかわらず、なんと政府は「いくつかの企
業と働く十数人から話を聞いた」
だけで、法案を強行採決に持ち込もうとしています。

こんな制度を一体だれが求めているのでしょうか? それはもちろん労働者であるはずが
なく、政府と大企業の経営者側です。
労働者側とそれと歩調を合わせる野党の側は、一貫して反対しています。 経団連は高プ
ロと同様の制度である、ホワイトカラーエクゼンプションの創設を、
2005年の時点で提言しています。そして、この制度を実効性のあるものにするために、年
収400万円以上の一般職の人にも適用できるようにすべきである、としています。
つまりこれは、足掛け13年にわたる、残業代ゼロで好きなだけ従業員を働かせることがで
きるという経営者の夢を実現するための、
第一歩となる法案であるということがいえるでしょう。これが政府のすすめる働き方改革
の実態です。名前と中身がまるでちがうものなのです。

裁量労働制の拡大の撤回や数々のスキャンダルにより、国会の審議日程には余裕がなくな
っており、なんとしても今国会での法案成立に持ち込みたい政府には、
焦りがみえてきました。国会内では、野党議員がこの法案の成立を阻止すべく奮闘してい
ます。しかし、議席数で劣る野党だけに任せておくわけにはいきません。

私たちにできることはなにか。国会の外から声をあげ、その声のひとつひとつを集めて、
大きな力に変えていくべきときです。大きな物事を変えるには、
まずはひとりの小さな力から。あげたその声が無駄になることを恐れてはいけません。抗
議に足を運んでください。あなた自身の声で、
情報を拡散してください、今が行動すべき、そのときです。

Created by staff01. Last modified on 2018-05-22 11:50:37 Copyright: Default

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