本文の先頭へ
LNJ Logo 「週刊金曜日」ニュース : 新しい戦争の時代へ
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1512098942494st...
Status: published
View


  <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2017.12.1
_________________________________________________________『週刊金曜日』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

     
             ★『週刊金曜日』創刊24周年記念集会★
            

          http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=3855
         

====================================================================
                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】注目の記事

■新しい戦争の時代へ

トランプ大統領来日時、安倍晋三首相の媚びを売る姿は、改めて米国言いなりのこの国の
実態を示した。日本は今後、米国の圧力で憲法を変え、最終的に米軍に付き従って海外で
の戦争に参加しようとしている。それを前に日本列島では今や、各地で「戦争ができる国
」に向かい、急速に軍事化が進行している。


●急速に軍事化が進行!
米国によって改憲と戦争に引きずり込まれる日本
孫崎享


◆米海兵隊が削減されても「負担軽減」ならず
オスプレイと自衛隊が沖縄へ
屋良朝博


●広がる「1票の拡差」、超高級宿舎の建設、馬への健康被害……
現地ルポ “自衛隊配備”後の与那国島で何が起きているのか
本誌取材班

沖縄・与那国島に自衛隊が配備されて1年半が過ぎた。隊員が有権者となった初の町長選
挙では、直前に約50人規模の隊員の配置換えがあり、それにより「1票の格差」が深刻と
なり、問題視されている。規模に見合わない隊員のための超高級宿舎建設が進むほか、島
のシンボルともいえる馬に健康被害が出ているなど事態は深刻だ。


●全国の基地・演習場における「きな臭い」動き
日本列島軍事化マップ
成澤宗男

戦争法成立後のここ1〜2年、中国や北朝鮮の「脅威」キャンペーンを背景に、在日米軍
と自衛隊の動きが慌ただしくなっている。米軍と自衛隊の合同演習・訓練数も増え、戦闘
を想定した実戦的色彩をより濃くしている。


◆自衛隊が「日本軍」となる日
米国の戦争に組み込まれるな
成澤宗男


●知覧での取材で見えてきたもの
特攻隊を美化し続けるこの国の病
相星雅子

世界記憶遺産登録の動きまで出た特攻隊。「国のために命を捧げた」という類いの「英霊
美談」が盛況だ。だが、軍事的に無意味な自殺行為に若者を追いやったことへの怒りがな
いのは、なぜなのか。


●死の商人たちは何を狙っているか
武器輸出は戦争国家への道
杉原浩司

安倍晋三首相は2014年4月、武器輸出の原則自由化に踏み切った。15年には武器輸
出や武器技術開発を手がける防衛装備庁まで発足させたが、これまで輸出実績はゼロだ。
しかし、もし武器輸出が今後定着すれば日本に「軍産学複合体」が形成され、憲法の理念
は消滅して「戦争のできる国」にさらに近づく。止めるのは今だ。


◆日本が輸出等を目論んでいる兵器、及び他国と開発中の兵器一覧
武器輸出・共同開発を図る企業と「製品」
本誌取材班



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【2】  編集長後記

 
 ここまでとは……。自衛隊が米軍とともに国内外でここまで大展開をしていたことにい
まさならがら驚く。これまで知らなかった、知ろうとしなかったことが恥ずかしい。

 今年92歳になった父親は敗戦まぎわに徴兵された。“海軍精神注入棒”とやらでお尻を
叩かれた経験を子どもの頃聞かされた記憶がある。20歳そこそこの若者にとり、軍隊は特
別な場だっただろう。

 仕事仲間に誘って貰って父とほぼ同じ年代の方と山に登ったことがある。夜中に大きな
声をあげるかもしれないと事前に言われたけれど、真っ暗闇のなか、その方が大声で軍歌
を歌い出したのには驚いた。軍隊で非常に危険な任務につかれていたという。だいぶ前に
亡くなられたが。

 父親は最近、自分が行ったのは陸軍だと言い張る。「海軍さんが陸に登っちゃった」と
母親は苦笑する。戦争が身体に刻まれた世代は少なくなり、戦争の記憶は薄れるばかり。
だが、戦争への“感度”を、私たちが持ち続けることは可能だ。その愚かさを聞いた者と
して。 (小林和子)


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【3】12月8日(1164)号予告


【特集】右派はなぜ「家族」にこだわるのか

●<対談>大橋由香子×早川タダノリ
●「イヴァンカ基金」に見る「女性活躍」のウソ  福島瑞穂
◆イヴァンカは欧米でどう見られているのか  小林智香子
●結婚・出産を?奨励?する危険な指標「企業子宝率」  斉藤正美

【歴史】●大国に翻弄され続けた“最後の朝鮮残留日本人”
荒井琉璃子さん(83歳)   伊藤孝司

【批評】●高まる朝鮮危機を読み解く 核の幽霊を退治するために 高原到

【証言】●前川喜平・前文科事務次官が語る(下)
加計学園の獣医学部認可「大学行政の大きな汚点だ」

【国際】●愚かすぎる吉村大阪市長のサンフランシスコ市姉妹都市解消 
サンフランシスコで醜態をさらした「右派」  粟野仁雄/小山エミ

【疑惑】●神戸製鋼データ改竄 
原発関連部品も「密室調査」で幕引きか まさのあつこ

【国際】●トランプに対イラン戦争を煽るイスラエル 成澤宗男

【国際】●米国の世界支配は終焉に向かう フィニアン カニンガム

【歴史】●南京大虐殺から80年 
いまだ続く「否定派」の悪あがき 能川元一

【健康】● カネミ油症とPCB汚染考える会「過去の問題ではない」 明石昇二郎

【人物】●ぶれない・あきらめない・おそれない
自分の子どもも、誰の子どもも殺させない 町田ひとみさん

【短期連載】
●トルコ・カイセリのウイグル人亡命者たち(中) 水谷尚子

【ぶんか】
●とっても大事な地域の民主主義の学校
図書館の次には公民館の再生ブームがやってくる?   山下洋輔

 【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●風速計         落合恵子
●初めて老いった!?    石坂啓
●俺と写真                本多勝一
●新・政経外科            佐高信
●話の特集  矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等
●トイレの視点 加藤篤(日本トイレ研究所)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★21世紀に『資本論』をどう生かすか

著者:鎌倉孝夫・佐藤優 2200円+税 四六判上製 288頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002411.php


『資本論』1巻刊行より150年。
いまの社会問題の根本がどこにあるかを考えるためにマルクスの『資本論』は最強の武器
であり続けている。
ただし『資本論』は革命の手引書ではない。一般向けの講義をまとめた本書は、資本主義
の内在論理をあきらかに
するとともに『資本論』の誤読されやすい部分をていねいに説きおこす。


★軟骨的抵抗者
演歌の祖・添田唖蝉坊を語る

著者:鎌田慧・土取利行 1200円+税 四六判並製 176頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002364.php

明治大正すごい演歌師がいた。

明治から昭和初期にかけて活躍した近代流行歌の祖、添田唖蝉坊(1872─1944年)。風刺
やユーモアに満ちたその歌は貧困が拡大する現代の世相に響き合い、いまも人々の心にし
みいる。そして「ストライキ節」「ラッパ節」など多くの人が一度は聴いたことがあるメ
ロディーは数知れない。「正調」唖蝉坊を歌い継ぐ土取利行と明治の社会運動に詳しい鎌
田慧が語り合う。



★検証 産経新聞報道

『週刊金曜日』編 1500円+税 四六判並製 336頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002337.php


安倍政権応援メディアの正体

「慰安婦」も南京大虐殺も沖縄の集団自決も、みんな事実ではない──こんな暴論を書き
続けてきた『産経新聞』。
同紙をウォッチしてきた学者やジャーナリストが事実をもって反論する。

〔主な内容〕
○『産経新聞』の“戦歴”、「歴史戦」の過去・現在・未来
○「慰安婦」報道で完膚なきまでに打ちのめされた
阿比留瑠比編集委員
○フェミニズム・男女共同参画へのバッククラッシュ 
○安部政権の沖縄政策を混乱させている『産経』 
○日本会議との「浅からぬ関係」
○続出する産経流「捏造記事」一覧
○『産経新聞』OB座談会



★ひとめでわかるのんではいけない薬大事典

著者:浜六郎  1800円+税 四六判並製 432頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002330.php

その薬は必要?不要?危険?
医師として薬害と闘い続ける著者が、さまざまな薬の危険度と効用を分析し解説する。2
012年発行のベストセラー『新版 のんではいけない薬』に増頁大幅改訂。2色刷り、簡
単・便利な索引つき。




★日本会議と神社本庁

『週刊金曜日』成澤宗男 編著 1000円+税 A5判・並製 232頁
ISBNコード:978-4-86572-010-5
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002036.php

ナショナリズムと宗教が結びつき「壊憲」を目指す右派組織

1997年に設立された日本会議は、神社本庁といくつかの宗教団体が中核をなす、現在
最も行動的な右派団体だ。
また関連組織の日本会議国会議員懇談会には、安倍首相をはじめ約280人の国会議員が
加わっており、閣僚の大半が名を連ねる。

本書は日本会議と神社本庁の活動を歴史的に追い、徹底「解剖」を目指した。両団体の素
顔を暴くことが、この国の民主主義や立憲主義を守るための喫緊の課題と考えたからであ
る。資料として日本会議国会議員リスト(日本会議国会議員懇談会名簿)を掲載。




┃Kindle版┃電通の正体 新増補版

週刊金曜日取材班:著 Kindle 購入価格:1200円(3月31日まで期間限定価格580円)
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002216.php

ロングセラー『電通の正体 増補版』発売後に『週刊金曜日』で報じた東京五輪や芸能界
の裏面に関わる特ダネ記事や写真、資料などを加えて「新増補版」として電子版で限定発
売することになった。株式会社電通はブラック企業大賞2016にノミネートもされたものの
大手マスコミはほとんどニュースにしなかった。いまだにマスメディアが書こうとしない
巨大広告会社の実相に迫る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃漢字と社会

笹原宏之:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002058.php

走るのが速いことを「しゅんそく」と言いますが、では、漢字で書くと?
俊足、駿足という表記に加え、今、浸透しはじめているのが「瞬足」。
どうしてこんな現象が起きたのでしょうか?(その答えは本書に)

中国から伝わってきた漢字は、長い年月をかけて日本人好みに進化してきました。「でも
さあ、漢字の進化なんてもう止まったでしょ?」とお思いのみなさん、漢字は今でも日々
、現在進行形で進化しているのです。普段の生活で目にする(耳にする)多くの事例から
、ぜひ知っておきたいエピソードを取り上げました。


┃Kindle版┃日出国のアベコベ総理


神戸緒登:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002043.php


ユーラシア大陸の東端にしがみつくような島国「日出国」の子部首相は今日も大忙し。な
にせ、この国を取り戻すにはこの道しかないからだ。

ユーモラスな発想、息をつかせぬ展開、そして意外な結末があなたを待っています。笑っ
てばかりではいられない政治小説をお楽しみください。



┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【5】イベントのご案内


★『週刊金曜日』創刊24周年記念集会
    日中戦争から平和憲法へ 


創刊24周年を迎えた今年は、日中戦争80年でもあります。侵略戦争への深い反省から始ま
ったはずの戦後はいま、大きな危機に直面しています。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相は
ふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしています
。私たち主権者は、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために憲
法をとりもどさなくてはなりません。

今回の創刊記念集会は変則的な2部形式になっています。1部は参加9団体主催による「日
中戦争80年共同キャンペーン」集会、2部は『週刊金曜日』主催の集会となります。1部で
加害の歴史に光をあて、2部ではその光をもって憲法をいかす道筋を浮かび上がらせます
。
どうかお誘いあわせのうえご参加ください。お待ちしております。

日中戦争から平和憲法へ
日時:2017年12月17日(日) 14時〜20時(開場13時30分)
場所:東京都千代田区・日本教育会館 一ツ橋ホール(地下鉄「神保町駅」)
参加費:2000円(全席指定)*チケットぴあで発売中。

第1部
出演(予定):笠原十九司、森達也、室田元美、雨宮処凛ほか。
構成劇:「砕かれた花たちへのレクイエム」
詩/石川逸子、出演/有馬理恵・加藤頼。
劇団俳優座正月公演「いつもいつも君を憶ふ」予告パフォーマンス
出演/有馬理恵、加藤頼、芦田崇、飯見沙織、後藤佑里奈。

<1部と2部の間に40分ほど休憩をはさみます。半券で再入場可能>

第2部
基調講演:纐纈厚。
出演(予定):本誌編集委員/雨宮処凛、石坂啓、宇都宮健児、落合恵子、佐高信、田中
優子、中島岳志、本多勝一。パフォーマンス:松元ヒロ。

【チケット販売】
購入申込時のPコード:637-552
1)全国の「チケットぴあ」カウンター、またはセブン-イレブン、サークルKサンクスで
購入下さい。
2)または電話申込み。TEL 0570-02-9999(自動音声)
3)PC、スマートフォンからは
URL http://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1752430

【問合せ】
(株)金曜日
TEL 03-3221-8521
FAX 03-3221-8522
Mail gyomubu@kinyobi.co.jp

主催:
【第1部】
日中戦争80 年共同キャンペーン実行委員会:参加団体(順不同)市民 の意見30 の会・
東京/週刊金曜日/日中戦争80 年市民フォーラム/日本中国友好協会/日本戦没学生記
念会(わだつみ会)/撫順の奇蹟を受け継ぐ会/不戦兵士・市民の会/日中友好「8.15」
の会(日中友好元軍人の会)/平和の棚の会
【第2部】
『週刊金曜日』



==============================================『週刊金曜日』

 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。
   https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk

 ※ このメールは、お申し込みいただいた方にお送りしています。
 ※ このメールへの返信はできません。
 ※ お届けするE-Mailアドレスの変更や配信停止は以下のページから。
   
  http://www.mag2.com/m/0000140118.html

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃発 行  株式会社金曜日                                        ┃
┃     〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23        ┃
┃            アセンド神保町3階            ┃
┃        http://www.kinyobi.co.jp/                             ┃
┃編集部   mailto:henshubu@kinyobi.co.jp                         ┃
┃業務部   mailto:gyomubu@kinyobi.co.jp                          ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

Created by staff01. Last modified on 2017-12-01 12:29:03 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について