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衆院選安倍首相が首都で初街頭演説

最重要は「北朝鮮」への圧力外交、憲法、消費税、原発にはまったくふれず

動画(演説全:18分)
  10月18日、安倍首相が衆院選投開票5日前にやっと首都で初めての街頭演説に臨んだ。安倍首相が最初の街宣に選んだ場所は東京10区、池袋東口である。この日、司会者は何度も「東京10区が自民党の最重点区」と繰り返し、安倍首相も強調した。10区は、小池百合子希望の党代表の出身区である。新聞報道では、「自民・鈴木隼人氏、希望・若狭氏、立憲民主・鈴木庸介氏が三つ巴の争い」(毎日新聞・10月16日)となっている。

演説の最大ポイントは、「北朝鮮」であった。安倍首相は、まず「この選挙は、『北朝鮮』の脅威からいかにして国民の命としあわせな暮らしを守るのかを問う選挙だ」とし「(『北朝鮮』に)だまされている余裕はない」「『北朝鮮』の脅かしに屈してはならない」と「北朝鮮」問題を強調した。2番目は、経済成長、経済政策の実績の強調。3番目は、「看板を何度もかけかえている人たちを信頼できますか」と野党批判であった。結局、消費税、憲法、原発には一切触れなかった。
衆院選は、終盤に入った。マスコミ報道では、「野党分裂、自民に利」(毎日新聞・10月16日)といった論調だ。しかし「最大300超も」(毎日新聞・10月16日)と言われている自民党が解散で「森友、加計」隠しを行い、選挙では憲法、消費税、原発という重要課題に一切触れないことをこの終盤強く批判していく必要はないのだろうか。
新聞報道では、共闘候補が実現した選挙区はどこも接戦である。また、立憲民主党候補の善戦の報道も流れている。そして立憲野党候補者を支える各選挙区の市民共闘は今、全力で候補者を支援している。(湯本雅典 10月18日)


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