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  <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2017.2.3
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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      ロングセラー「電通の正体」の新増補版

     http://www.kinyobi.co.jp/publish/002216.php
         

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
 
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【1】注目の記事


■ネット依存社会

無限の可能性があるはずのインターネット。しかし、SNSなどネットに過度に依存しが
ちないまの社会は、むしろ私たちの「知的退行」を招き、そし

てそれは、決して良い未来をもたらさないのではないか。失いつつあるものも大きいので
はないか──。知力低下の具体例、若い世代で深刻な「ネット

依存」の現実、レイシズムが増殖するヘイト空間と化したSNSに対する方策などなどの
視点から、「ネット依存社会」という危機的状況を考える。


●骨抜きにされるジャーナリズム
対談 斎藤貴男×武田砂鉄


●SNSで増殖するレイシストは「観察」して「可視化」せよ
想田和弘

ネット空間のレイシズム。互いに共鳴、増幅していく様子は辟易するほど。そんな相手に
、ツイッターで絡まれても「辛抱強く」対応しているのが、想

田和弘さんだ。聞いてみた。「なぜそこまで?」


●鈴木邦男さんが坂本龍一さんに聞いてみた
「ネットの荒廃は社会の写し鏡だ」

「ネットが社会をおかしくしてますよ。ぜひ坂本さんの意見を聞きたいですねー」。東京
で鈴木邦男さんがつぶやいた。『愛国者の憂鬱』(金曜日刊)

をともに上梓した坂本龍一さんに連絡を取ろうとするも、ネットもケータイも使わない邦
男さん。本誌編集者が呼び出され、手紙(メール)を代送する

ことに──。


●墨岡孝さん(精神科医)と考える
どうする? 子どもの「ネット依存」
八木由希乃

スマートフォン(スマホ)やパソコンで、ゲームなどから手が離せなくなる「ネット依存
」。重い鬱や不眠など、病状は深刻だ。10年以上前から治療に

取り組んでいる墨岡孝氏に、現状と対策を聞いた。


●「キモイ」「ウザイ」「ヤバイ」
ラインで世界が3語に集約されていく──言葉の貧困と、感情の貧困
『LINEで子どもがバカになる 「日本語」大崩壊』著者・矢野耕平インタビュー
中村富美子

LINEの隆盛が子どもたちの言語能力を低下させ、ものを考える力はもとより、感情の
劣化も招いているのではないか──。受験塾で小学生に国語を

教える日々から感じるその変化を著書に表した矢野耕平さんに、話を聞いた。


●神奈川・三崎の児童合唱団が世を憂う快作「インターネットブルース」
藤沢宏光さん(プロデューサー)に聞く
藤田正

冬とはいっても、神奈川県三浦半島の最南端にある港町、三崎は、陽射しも穏やかで都心
とは比べものにならないほど暖かい。
名物のマグロで全国に知られるこの港町で、近隣の子どもたちによる「かもめ児童合唱団
」が活動している。ただの合唱団ではない。ライブ会場に集ま

った大人の大半を泣かせたという逸話を持ち、ジェーン・バーキンから北原白秋まで、相
当に幅広いレパートリーを持つのが彼ら彼女らだ。
代表曲は「インターネットブルース」。歌詞には「嘘も誠もインターネット」など、ネッ
トに依存しきったいまの社会への皮肉・悲哀の言葉が満載だ。

なぜ「かもめちゃん」たちに、現代のブルースを歌わせるのか。プロデューサーの藤沢宏
光さん(三崎在住)に話を聞きにいった。


●SMAPはネット発の「暴動」に「殺された」
解散騒動が浮き彫りにしたもの
対馬亘

SMAPの解散騒動。SNS上ではファンの過剰とも思える言葉が飛び交った。ネット発
の「暴動」。それは「ファンという存在」そのものを変質させ

、逆にSMAPを「死」に追い詰めたのではないか。




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 【2】  編集長後記
 親の経済力が乏しいと、子どもの進路は大きく影響を受ける。親のほうは子どもの教育
費用次第で老後の蓄え(設計)が大きく変わる。教育費は、親

子の自律した関係をゆがめる日本の社会制度上の大きな問題ではないのか(そう考えるの
は、私がダブル受験生を抱える親だから?!)。

 小池百合子都知事は「教育の機会均等」の名目で、年収760万円未満の世帯の、私立
高校授業料の実質無償化の方針を公表した。思想信条を超えて

、百合子さんガンバレ、と言ってしまいそうになるが、冷静に考えると都知事のむごさが
身にしみる。都知事は一方で朝鮮学校への補助金の支給停止を

続けているからだ。結果として「差別」を強めているのだ。

 1月28日、大阪の朝鮮学校が補助金不支給の決定取り消しを求めて大阪府・市を訴えた
裁判で、大阪地裁は朝鮮学校の請求を斥ける判決を下した。拉

致問題の解決と朝鮮学校の子どもらの教育を受ける権利は、まったく関係がない。「見せ
しめ」という「裁量」を許していいのか。(小林和子)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/


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 【3】2月10日(1123)号予告

【特集】「多喜二の時代」と共謀罪

●国家権力のからくりを見抜け! 荻野富士夫

●「共謀罪」が成立したらこんな世の中が待っている!? 秋山健司

●対談  映画『母 小林多喜二の母の物語』を語る  寺島しのぶ×山田火砂子

●ルポ 七沢温泉にあった「小林多喜二の隠れ家」  片岡伸行

【セクハラ】●契約社員の訴え意に介さぬ新日鉄住金ソリューションズ
執拗な性的メールもセクハラじゃない!?         久保木燐

【自治】●市民の意思を受け止めたのに3124万円の賠償金 上原公子

【歴史】●知られざる日本軍カナダ兵捕虜の歴史(上)
生存者ジェリー・ジェラード氏の証言       乗松聡子

【軍事】●スクープ! 沖縄 オスプレイ墜落 下
フライトマニュアルの手書きメモが示唆する米軍による大規模訓練

【沖縄】●「沖縄は『悪魔の島』ではない」 ベトナム戦争から40年沖縄・ベトナムそ
れぞれの「戦争と平和」 【写真・文】石川文洋

【日ロ】北方領土返還の「へ」の字もなかった安倍vs.プーチン会談「鳴り物入り会談」
に裏切られた元島民たち 粟野仁雄

【人物】●『金曜日』で逢いましょう   藤本幸久さん

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●風速計         雨宮処凛
●初めて老いった!?    石坂啓
●飛耳長目         佐藤優
●メディア一撃      岩本太郎
●新・政経外科             佐高信
●世界一下世話なラブレター 佃野デボラ
●話の特集 矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等 
●俺と写真                 本多勝一


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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★猫とビートルズ
写真・雨樹一樹   文・今 一生 1200円+税 B6判・並製・96頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002177.php


猫と一緒にビートルズの世界へ!

ビートルズは50年以上前から今日に通じる教訓を歌っていました。高齢化社会、貧困と売
春、家出、増税、ひきこもり、戦争、革命・・・・・・
彼らは世界中の人気者になって大金を稼いでも、
労働者階級出身である立場から現実の社会を見上げ、
譜面も読めないまま楽曲を作っていました。
そんな20代の若者たちが伝えたかったことを猫と一緒に読み解く本です。



★実名告発 創価学会

著者:野口裕介・滝川清志・小平秀一 1400円+税 四六判並製・256頁
ISBNコード:978-4-86572-015-0
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002164.php


「平和」を掲げてきた創価学会はなぜ変質したのか──
学会本部の中枢から排除された3人の元青年職員が、「愛する創価のため」権威主義化し
た本部を徹底糾弾。

◎プロローグ
第1章 安保法制容認は名誉会長の意思とは真逆だ
第2章 幹部職員のありえない官僚化・権威化を暴く
第3章 意見する人間を徹底排除する本部執行部
第4章 同志と共に「正義の闘い」に挑み続ける
第5章 『週刊金曜日』編集部が著者に聞く創価学会への疑問



★偽装
「耐震偽装事件」ともうひとつの「国家権力による偽装」

著者:小嶋進 1200円+税 四六判並製・168頁
ISBNコード:978-4-86572-014-3
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002097.php

2005年11月に発覚した
「耐震偽装マンション・ホテル」事件──
本書で当事者が告白する真相はテレビや新聞の
報道とあまりにかけ離れている。
しかも警察や検察、報道機関が犯した数々の
失態の責任はうやむやにされたままだ。
Kindle版好評につき、紙版でも発売。



★未来ダイアリー
もしも、自民党改憲草案が実現したら?

著者:内山宙 1000円+税 A5判並製・175頁
ISBNコード:978-4-86572-013-6
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002084.php

「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも──
「あすわか(明日の自由を守る若手弁護士の会)」の
弁護士が憲法改訂後の世界を描く、憲法近未来小説。
※日本国憲法と自民党憲法改正草案 対照表つき

憲司は大学の卒論を書くための資料探しに東京・神保町の古本屋に向かった。そこで、店
から勢いよく出てきた女性とぶつかってしまい、彼女の落とし

た帽子を
拾ったことから憲司の人生は思わぬ方向に転がり出す。
『赤毛のアン』が大好きで英文学専攻だったのに弁護士になった桜野杏、法科大学院で優
秀な成績をとりながら法曹の道をあきらめた柚木警部補、デモ

隊と首相官邸を両にらみする国防省の石田......
それぞれの選択が交錯していく「もしも」の世界。いつか、これは本当のことになるかも
しれない。



★日本会議と神社本庁

『週刊金曜日』成澤宗男 編著 1000円+税 A5判・並製 232頁
ISBNコード:978-4-86572-010-5
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002036.php

ナショナリズムと宗教が結びつき「壊憲」を目指す右派組織

1997年に設立された日本会議は、神社本庁といくつかの宗教団体が中核をなす、現在
最も行動的な右派団体だ。
また関連組織の日本会議国会議員懇談会には、安倍首相をはじめ約280人の国会議員が
加わっており、閣僚の大半が名を連ねる。

本書は日本会議と神社本庁の活動を歴史的に追い、徹底「解剖」を目指した。両団体の素
顔を暴くことが、この国の民主主義や立憲主義を守るための喫

緊の課題と考えたからである。資料として日本会議国会議員リスト(日本会議国会議員懇
談会名簿)を掲載。



★セブン-イレブン 鈴木敏文帝国崩壊の深層

著者:渡辺仁 1400円+税 四六判・並製 192頁
ISBNコード:9784-86572-009-9
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001986.php

セブン-イレブン追求第三弾、
グループ10兆円企業の内幕を暴く!

産業界を揺るがした鈴木敏文・セブン-イレブン会長の電撃辞任。それをいち早くキャッ
チしていた一人のジャーナリストがいた──。
マスコミ最大のタブーを追及しつづけたジャーナリストは本年2月に急死。彼の遺稿をも
とに、鈴木会長辞任の裏側で何が起きていたのか、セブン最高

益のカラクリをあぶり出す。




┃Kindle版┃電通の正体 新増補版

週刊金曜日取材班:著 Kindle 購入価格:1200円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002216.php

ロングセラー『電通の正体 増補版』発売後に『週刊金曜日』で報じた東京五輪や芸能界
の裏面に関わる特ダネ記事や写真、資料などを加えて「新増補

版」として電子版で限定発売することになった。株式会社電通はブラック企業大賞2016に
ノミネートもされたものの大手マスコミはほとんどニュースに

しなかった。いまだにマスメディアが書こうとしない巨大広告会社の実相に迫る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃漢字と社会

笹原宏之:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002058.php

走るのが速いことを「しゅんそく」と言いますが、では、漢字で書くと?
俊足、駿足という表記に加え、今、浸透しはじめているのが「瞬足」。
どうしてこんな現象が起きたのでしょうか?(その答えは本書に)

中国から伝わってきた漢字は、長い年月をかけて日本人好みに進化してきました。「でも
さあ、漢字の進化なんてもう止まったでしょ?」とお思いのみ

なさん、漢字は今でも日々、現在進行形で進化しているのです。普段の生活で目にする(
耳にする)多くの事例から、ぜひ知っておきたいエピソードを

取り上げました。


┃Kindle版┃日出国のアベコベ総理


神戸緒登:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002043.php


ユーラシア大陸の東端にしがみつくような島国「日出国」の子部首相は今日も大忙し。な
にせ、この国を取り戻すにはこの道しかないからだ。

ユーモラスな発想、息をつかせぬ展開、そして意外な結末があなたを待っています。笑っ
てばかりではいられない政治小説をお楽しみください。



┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。



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 【5】イベントのご案内


★「戦争の加害」パネル展  −知ることで未来が見える−

日時:2月21日(火)〜28日(火)10時〜20時半
場所:神奈川県民センター1階展示室(横浜駅西口5分)
入場料:無料/問合せ:090-7405-4276
主催:記憶の継承を進める神奈川の会
協賛:『週刊金曜日』


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