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韓国サンケン労組:解決局面で会社が労組に謝罪を求める?!

 解決への最終局面を迎えている韓国サンケン労組だが、職場復帰後1か月、依然として人権侵害の状態が続いている。5月31日、恒例の水曜日昼休み集会がサンケン電気東京事務所のある池袋・メトロポリタンプラザビル前で開かれた。組合リーダーのキムウニョンさんによれば、組合員は一日9時間、監視カメラの下、椅子に座って一歩も動くなと言われ、外からは鍵がかけられた状態に置かれている。給料は出ていない。

 しかも韓国サンケンは、謝罪を求める組合に対し、逆に会社に謝罪せよと要求してきた。「韓国の地労委、中労委で敗北した会社は、不当労働行為で100万円の罰金を科された。労組への告訴、告発はすべて嫌疑なしとなっている。それなのになんで謝罪しなければならないのか」と怒るウニョンさん。「会社はただちに原職復帰を実現し、誠意ある謝罪をすべきだ」と訴えた。

この日は神奈川シティユニオン、昭和シェル労組などが駆けつけ、支援のアピールをした。最後には、お決まりのユルトン(律動)が披露され、街行く人々の注目を浴びた。(佐々木有美)


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