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ソウル市の画期的な労働行政を学ぶ〜金鐘珍研究委員が来日


 *2月14日龍谷大学での講座。左が金鐘珍研究委員

 NPO法人官製ワーキングプア研究会の白石孝です。昨日(14日)、京都市の龍谷大学で、韓国労働社会研究所金鐘珍(キム・ジョンジン)研究委員による「労働政策の新たな挑戦、都市の労働行政:ソウル市」が開催されました。

 研究者、弁護士、労組関係者など40人ほどが参加、全一日かけて、講義とコメント、質疑をじっくりと行い、ソウル市の画期的な労働行政の全容が、ほぼ明らかにされました。初めて聞く参加者には、相当な衝撃が走ったようです。

 2011年10月の市長就任以降、公共部門の非正規労働者の直接雇用+無期転換をはじめ、労働者権利擁護、生活賃金(最賃以上に生活出来る賃金を保障)、感情労働、労働者経営(理事)参加などの条例を次々と実施、今年4月からは完全週40時間労働制を2020年実施に向けた試行にも入ります。これに関しては、民主労総、韓国労総など関係労組と半年かけて協議、合意してのスタートです。

 以上の取り組みを担っているのが、今回来日しているキム・ジョンジン研究委員です。

 昨日も、豊富な資料、映像で分かりやすく説明されたうえ、すべての質問にも明解に答えるなど、その力は相当なものでした。

 東京では、本日の内部研究会に続き、明日16日に公開講座を予定しています。昨日段階で用意した資料の部数を超えるお申込みをいただき、いったん「満席」とお知らせしましたが、さらに10部ほど資料を確保しましたので、今からでもお申込みをお受け出来ます。

 なお、204頁にわたる貴重な資料は、予約申し込みの方優先でお分けしますので、お申込みのうえ、ご参加ください。

*申し込みは:090−2302−4908
 kanseiwakingupua1950@yahoo.co.jp

*2月16日の公開講座は11:45-15:00、参議院議員会館B104です。詳細


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