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なぜ死ぬまで働かなければならないのか?〜北健一『電通事件』緊急出版

日本最大の広告代理店「電通」に勤務していた新入社員・高橋まつりさんが、会社の借上げ社宅から投身し、自らの命を絶ったのは2015年12月25日でした。この事件は、日本の長時間過密労働社会の行き詰まりを浮き彫りにしました。「なぜ死ぬまで働かなければならないのか?」。『労働情報』編集長でもあるジャーナリスト北健一さんは、この事件の本質を広く世の中に訴えるべく、1月25日に『電通事件』を緊急出版しました。「なぜ過労自殺は繰り返されたのか? なぜ、電通では、長時間労働が是正されないのか?」に迫ったノンフィクションです。「電通は変われるかという問いは、だから、日本の企業社会と、そこで働く私たちが変われるか、という問いかけでもある。過労死という異常をなくすために必要なことは何か。その答えを探して電通事件の闇に分け行っていきたい」(前書き)。2017春闘を前にしたいまこそ手にとってほしい著作です。(編集部)

主な目次

プロローグ
第1章 事件の急展開
 労災から捜査へ/会社ぐるみの問題/体育会系体質
第2章 電通という会社
 広告の巨人/ネットの時代に
第3章 崩れるタブー
 硬直した対応/武富士事件での役割/コントロールされるメディア/崩れ始めたタブー/なお残るもの
第4章 クライアント・ファーストの下で
 口を塞がれた社員の代わりに/顧客サービス業につきまとう問題/自発的な働き過ぎ/長時間労働が「サービス」に
第5章 電通事件と「働き方改革」
 すべては生産性のために/残業代ゼロ法案/残業代ゼロを先取りする職場/労働基準監督官たちの思い/労基法で守られない働き手
第6章 別のモデルを探して
 模索する企業/過労死防止のとりくみ/労働組合の役割
 インタビュー〆粥耕攣福並膰教念上席主任研究員)
 インタビュー尾林芳匡(東京過労死弁護団幹事長)
エピローグ 電通は変われるか

旬報社 46版並製/128頁
定価 本体1,000円+税
発行日 2017年1月25日

*旬報社サイト


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