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  <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2016.5.20
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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  【話題の新刊】セブン-イレブン 鈴木敏文帝国崩壊の深層
       
    http://www.kinyobi.co.jp/publish/001986.php

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
 
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 【1】注目の記事


■パナマ文書が暴く 金融資本主義の闇

パナマ文書による激震が止まらない。パナマ文書で暴かれた企業や人物がすべて脱税の犯
罪者とはならないものの、タックスヘイブン(租税回避地)を使った資産隠しの手法が誰
の目にも明らかになったからだ。猛威を振るう金融資本主義によって金持ちは働かなくて
も資産が増える一方なのに、一般庶民は重税にあえいでいるのに……。ふざけるな、富裕
層!


●暴かれたオフショアの秘密法域
大企業と富裕層の税逃れの実態が明らかに
合田寛


●巨大なグレーゾーンにメスを
岩本沙弓


●セコムにみる税逃れのスキーム
タックスヘイブン経由で巨額の税金減らし
大村大次郎

「パナマ文書」で注目されているのが「セコム、してますか?」で有名な大手警備会社の
セコム(株)。タックスヘイブン(租税回避地)を使った“税金逃れ”の仕組みを、元国税
担当官がわかりやすく説く。どうやって「税逃れ、してますか?」


●大企業の名が次々と明らかに
徹底的な国税査察が必要だ!
金子勝

大企業と金持ちだけが資産を増やし続ける金融資本主義の暗部が暴かれた。タックスヘイ
ブン(租税回避地)を利用し、税逃れをする日本企業の実態が明らかなりつつある。折し
も「世界経済」をテーマにした伊勢志摩サミットの開催直前。経済学者・金子勝さんが「
パナマ文書」問題の本質を突く。



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 【2】  編集長後記


 パナマ文書といえば、オフショア市場、タックスヘイブン(租税回避地)である。そこ
では租税が回避されるが、メディアも回避される。

 ITバブルの2000年初頭に外資系金融機関が日本に押し寄せ日本の不動産などを買
いあさったが、彼らは取材拒否のうえ、ペーパーカンパニーをバミューダ諸島につくり、
取材がまったくできなかった。しかし経済のグローバル化に遅れつつも、メディアもグロ
ーバル化してつながったので今回の一件は表沙汰になったといえる。

 租税回避でいえば、ゴルゴ13も口座があるという? スイスのプライベートバンクが有
名だ。スイスの国旗は赤十字を赤白反転させたようだったので、スイスの銀行は「病気に
かかったお金を治すところ」とも言われたそうだ。

 結局、国際金融統計もなく巨額の租税回避マネーは不明だ。米国政府もお手上げで、法
人税減税など企業に対する優遇策を導入したという。日本も企業の顔色をうかがうくせに
国民には愛国心教育を強化しようとする。これは誤魔化しである。(平井康嗣)


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/


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 【3】5月27日(1089)号予告

【特集】
「戦後」を敵視する極右思想 
特集 日本会議  

 
●日本会議とは何か              魚住昭

●民族派学生運動が日本会議の起源       鈴木邦男

●幼稚な陰謀論と歴史修正主義         能川元一

●宮司として感じる復古主義への違和感     三輪隆裕

●図解と解説 戦後の宗教右翼の潮流     成澤宗男



【税金最前線】●公共サービスの根幹「保険料、年金、税」の徴収最前線 

マイナンバー演習で差し押さえ増!?


【霞ヶ関インサイド】●外務省と財務省に新次官が誕生  首相官邸による

“霞ヶ関掌握”ここに極まれり


【平和の風化】●広島平和研究所でいま、何が起きているのか〜被爆地の記

憶を捨て、政府の安全保障に伴走 藍原寛子


【核】●マーシャル、水爆実験の島に帰還後40年の現実   文・写真 島

田興生

【メディア】●なぜNHKで「あんなドラマ」が作れたのか──?
脚本家・作家の早坂曉さん(87歳)に聞く 「社会批判をやるにしても、必ず史実をベー
スにすること。でないと潰されますよ。そこをどう『くぐり抜けるか』なんです」 
取材・文 木村元彦



【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●風速計          宇都宮健児
●初めて老いった!?    石坂啓
●新・政経外科             佐高信
●メディア一撃      岩本太郎
●犬の遠吠え 花に風   落合恵子
●俺と写真                 本多勝一
●無責任架空対談  松崎菊也
●高須芸能     高須基仁
●新宿2丁目ブルボンヌママの「虹の向こうへ」
●櫂未知子の金曜俳句


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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★セブン-イレブン 鈴木敏文帝国崩壊の深層
著者:渡辺仁 1400円+税 四六判・並製 192頁
ISBNコード:9784-86572-009-9
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001986.php

セブン-イレブン追求第三弾、
グループ10兆円企業の内幕を暴く!

産業界を揺るがした鈴木敏文・セブン-イレブン会長の電撃辞任。それをいち早くキャッ
チしていた一人のジャーナリストがいた──。
マスコミ最大のタブーを追及しつづけたジャーナリストは本年2月に急死。彼の遺稿をも
とに、鈴木会長辞任の裏側で何が起きていたのか、セブン最高益のカラクリをあぶり出す
。



★テレビ現場からの告発!
安倍政治と言論統制
『週刊金曜日』編 1300円+税 四六判・並製 208頁
ISBNコード:978-4-86572-008-2
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001947.php

一体、いまテレビ局の現場で何が起きているのか──
現在、週刊誌などがさまざまに報じているが、伝聞が多く、事実のあいまいな記事が目立
つ。
本書は現役テレビ局員として活躍している人々が、安倍政権のやり口やテレビ局の自主規
制を
匿名ながらも「ばれたらクビ」の覚悟で告発する。

【主な内容】
○はじめに
○内部告発!
止まらない籾井体制の暴走でNHK崩壊 「NHKを憂う有志の会」
○テレビを抑え込む菅義偉官房長官 座談会 古賀茂明×中野晃一×佐高信
○海外記者は見た!弱腰な日本メディア マイケル・ペン
○現役テレビ局社員匿名座談会 TBS岸井キャスター、テレ朝古舘キャスター降板の舞
台裏
○一線を越えた安倍政権のメディアコントロール 岩崎貞明
○偏らない意見って何? 今、ジャーナリストに求められるもの 対談 池上彰×佐高信
資料1 放送法とは  資料2 自民党からテレビ局への文書  資料3 BPOの意見書
資料4 図解 特定メディアを「攻撃」する団体の相関図
資料5 安倍首相とマスコミ関係者との会食・懇談会等



★僕がイスラム戦士になってシリアで戦ったわけ
著者:鵜澤佳史 1400円+税 四六判並製 304頁
ISBN:978-4-86572-007-5
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001909.php

シリアで戦士として戦い、瀕死の重傷を負った若者。
彼が体験した「戦争」とは──

僕は「イスラム過激派」といわれる仲間たちと生活を共にしてきた。3カ月と
いう短い間ではあったが、その中でみた彼らの姿は、それまでの日本のメディ
ア報道から抱いていたイメージとはまるで異なるものだった。(まえがきよ
り)

「鵜澤さんとは共通点が多い。でも死なないやり方でたたかって、何か変える
ことができるんじゃないかと思うから、自分はいま武器を持たずに路上で声を
上げている」元山仁士郎(SEALDs RYUKYU)



★「戦後」の墓碑銘

著者: 白井聡 1400円+税、四六並製 296頁
ISBN:978-4-86572-005-1
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001805.php

「戦後」の断末魔=安倍政権を歴史の屑籠に叩き込め!

「永続敗戦レジーム」という構造を歴史的、社会的、精神的に暴露し、生起しつつある新
たな民主主義革命のヴィジョンを示す必読のテキスト。

「追い詰められているのは、われわれの方ではない。奴らの方が追い詰められているので
ある。ゆえに、問題はいまや奴らに勝てるかどうかではない。すでに勝利は確定している
。真の問題は、この勝利からどれだけ多くのものを引き出せるのか、ということにほかな
らない」(政治学者)白井聡



★私の1960年代

著者:  山本義隆 2100円+税、四六並製・368頁
ISBN:  978-4-86572-004-4
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001792.php

元東大全共闘代表が、これまで一切語ることのなかった「安田講堂占拠事件」「ベトナム
反戦運動」そして「原発問題」等々、平和への思いを綴る歴史的書物!

「回顧談のようなものを公にする気にはこれまでなかなかなれなかったのですが、196
0年の安保闘争からの歩みと経験を活字にすることは、今の時代に合って、それなりに意
味があるのではないかと、自分に言い聞かせて承諾しました。」
2015年安保闘争の渦中で──
元東大全共闘代表 山本義隆



┃Kindle版┃草の根歯医者のひとりごと

岡田弥生:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001888.php

きちんと歯みがきしているのに虫歯ができる、
歯周病がなかなか改善しない、
歯医者さんでインプラントを勧められたけど……などなど、
歯でお悩みの方は、ぜひ本書を読んでみてください。
岡田弥生先生は訪問診療専門の歯医者さん。
「目からウロコ」のユニークな提言の数々は、悩めるアナタの胸に響くはず。
また、要介護や胃瘻(いろう)の方の口腔ケアなど、
高齢化社会ならではの重要な提案もあります。
いくつになっても自分の歯で、自分の口で食べることは、
「自分らしさ」を失わないことにつながるのです。



┃Kindle版┃どうする? 親の介護

太田佐恵子:著 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001763.php

いつの時代でも、子にとって心配なのは「親の介護」のことですよね。
今は元気でいても、いつか「Xデー」はやってくる。
……やっぱり子が介護しないといけないんだよね?
介護っていくらかかるの? 仕事と家庭と介護、両立できるのかな?
仕事辞めないと無理かしら? かといって仕事を辞めちゃうと収入が……。
親の介護は子世代の人生設計にもからんでくる問題だけに、悩みはつきませ
ん。
そんな悩める子世代に、どう解決すればいいのか、どんな解決方法があるの
か、
長年、遠距離介護問題に取り組んできた太田さんが贈るアドバイス。
介護に直面している人、これからの介護に備えたい人、双方におすすめです。



┃Kindle版┃お金のギモン! 何で私に聞くんですか?

斉藤賢爾:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001727.php

著者の斉藤賢爾さんはビットコインに代表されるデジタル通貨の専門家。
ですが、本書はビットコインの解説本ではありません。
お金や経済についての素朴なギモンに、斉藤さんが答えます。
「今こそが物々交換の時代の始まり」「狩猟採集時代が復活する」──
と語る斉藤さんの回答は謎だらけ。
お金とテクノロジー、そして人間と社会の関係について考察した1冊です。



┃Kindle版┃強制起訴 あばかれた東電元最高幹部の罪

武藤類子、海渡雄一、明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:300円+税
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001889.php

 福島第一原発事故の刑事責任が、ついに裁判の場で問われることになった。
 東京地検が2度不起訴とした東京電力の旧経営陣3人について、東京第五検察審査会が
2015年7月17日、業務上過失致死傷罪で起訴すべきと2回目の議決をしたからだ(公
表は同年7月31日)。原発事故の刑事責任が裁判で問われること自体が初めてとなる。
 起訴されるのは、東京電力の勝俣恒久元会長(75歳)と、武藤栄元副社長(65歳)、武
黒一郎元副社長(69歳)。
 未曾有の原発事故はなぜ起きたのか。その責任は誰にあるのか──東京電力幹部らを刑
事告訴した福島原発告訴団の武藤類子団長、告訴団代理人の海渡雄一弁護士、ルポライタ
ーの明石昇二郎氏が強制起訴の意義と今後の見通しについて徹底的に話しあう。


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 【5】イベントのご案内


★第11回「金曜日文庫」 日本会議の正体

■日時:2016年6月17日(金)開場18時、18時30分〜20時
■場所:寺島文庫(東京都千代田区九段北1-9-17 寺島文庫ビル1階)
地下鉄九段下駅(5番出口)徒歩3分

■登壇者:鈴木邦男さん(元「一水会」顧問)、佐高信(評論家)

■参加費:1000円(1ドリンク付)、要申し込み、先着30人

■申し込み先:book@kinyobi.co.jpまたはFAX 03-3221-8522
※申し込み件名に必ず「金曜日文庫11回目申し込み」とご明記ください。





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