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元東芝労働者も太鼓で毎回参加〜反原発金曜行動レポート

     木下昌明

動画(6分半)

 11月4日金曜日の反原発抗議行動。この日の午後、TPPの特別委員会で強行採決された。安倍政権は市民の反対を黙殺して、数の力でなりふりかまわず次々と採決強行しつづけている。

 TPPに反対する抗議の声が官邸前にもきこえてきた。いつも太鼓を叩いている人に話しかけてみた。かれは川崎からきていて、ここで叩くために特別につくった太鼓という。「原発の東芝で12年間労働争議してきた」とも。

 希望のエリアでは、川内の反原発テントに東京から4か月泊まりこんでいた人(写真上)が、三反園知事が苦労しているということで緊急署名のおねがいにきた、と訴えた。話をきくと、もう20か月も通っているのだという。

 TPPの黒ぬりの書類をなぞったTシャツを着た青年は、ボブ・ディランの「風に吹かれて」の替え歌をうたった。TPPでずっと座り込みしていた女性は、TPP強行採決への怒りを語った。

 テントひろばは1882日め。今夜は経産省前の正面玄関に陣どってイスをならべて座り込んでいた。みんな寒いなかでもがんばっている。


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