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インドカレー店「シャンティ」争議続報〜東池袋店を明け渡し4店舗でたたかい継続


 *写真=東池袋店前で(7/11)

 5店舗を確保して「未払い賃金の支払い・新経営者による営業再開」などを要求して、たたかっているシャンティユニオンだが、7月11日、東池袋店を管財人に明け渡した。その理由は、東池袋店は家賃が高く(月60万円)、売上げが少なかったため営業再開は難しいと判断し、その店舗だけ明け渡すことにした。


 そこには3人のインド人が寝泊まりしていたが、かれらは南大塚店に移動することになった。11日の午後4時から指宿弁護士立ち会いのもとに、鍵の受け渡しがあった。店内は厨房から食堂まできれいにクリーンアップして、ビルのオーナーに引き渡した。

 東池袋店に働いていた従業員(写真上)は、「無念で悲しい思い。とにかく未払い賃金を払ってほしい」と訴えていた。

 6月24日の「破産手続き開始」から2週間が過ぎた。15人のシャンティ従業員は、南大塚店を拠点に店舗に「寝泊まり」して活動を続けている。「店舗を購入して従業員を雇ってもいい」という新経営者の候補も上がっているが、まだ検討段階。なによりも「未払い賃金の確保」を優先して活動を進めている。当面の生活費確保として、失業保険の給付手続きも始めた。

 先週には、『朝日新聞』『週刊金曜日』『フライデー』などの報道もあり、支援の輪は大きく広がっている。10日には通行人の一般市民が南大塚店に立ち寄り、「カンパをしたい」という申し出もあった。これまでカンパは受け入れてこなかったが、今後は労組として「カンパ受け入れ」することを検討することになった。(M)

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