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オバマ広島訪問の日「国会前抗議」続く〜ティーンズソウル金曜行動

    木下昌明

動画(7分半)

 5月27日金曜日、広島ではオバマ米大統領が「核なき世界」をめざそうという所感をのべた。が、謝罪はしなかった。一方でオバマは今後30年間、核兵器の刷新をはかるために1兆ドル(110兆円)もの巨費投入の計画をたてている。オバマが大統領になって以来、常に言葉と行動の乖離がつきまとってきた。それは米国が軍産複合体の戦争経済からぬけ出せないでいるからだ。これを変えない限り、オバマの「チェンジ」は絵空事に終わる。

 国会前では、高校生グループのティーンズソウルの「憲法守れ」「戦争反対」のコールが鳴り響いていた。元首相の菅直人と共産党の田村智子の2人がスピーチした。菅は「いろいろあるけどオバマの広島訪問は歴史的なことだ」と評価した。

 田村は「広島訪問は目がしらが熱くなるほどうれしかったが、沖縄で20歳女性が殺されたことへの謝罪がなかった」と厳しく非難した。「20歳といえば1995年生まれで、その年は小学5年生の女の子が米兵に暴行され、殺された年で、あれから20年なにも変わっていない」と。

 高校生の中心メンバーの一人は、「選挙に勝たなければ自分たちの将来はない」と必死に声を詰まらせながら、訴えていた。「安倍政権に退陣を求める」国会前抗議は今回で5回めになり「あと2回はやる」と。

 この夜の反原発の抗議行動も197回を数えた。経産省前テントひろばは1721日めとなった。
 ーー国会前の火を消してはならない。

↓川柳を掲げた男性「若い人を応援したい」と毎回参加している。(集会開始前)


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