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石川源嗣のコラム :南京大虐殺と映画『ジョン・ラーベ』 | ||||||
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東部労組の石川です。 東部労組機関紙2015年7月号コラム<二言三言>に下記の文章を掲載しました。 <二言三言>2015年7月号 南京大虐殺と映画『ジョン・ラーベ』 「日本人が南京事件のことを知らなくていいのだろうか」という強い問題意識 で、劇映画『ジョン・ラーベ〜南京のシンドラー』が7月20日、日本教育会館大 ホールで上映される。 1937年、日本は盧溝橋事件を起こし、「満州」(中国東北部)に続く中国への 全面的な侵略戦争をすすめた。第二次上海事変から中国の首都である南京に侵攻 した。その中で、南京大虐殺を引き起こした。その実態は虐殺を実行した兵士自 体が書き残した陣中日記に明らかである(<二言三言>2008年4月号「兵士達の 南京大虐殺」)。 この映画の主人公のドイツ人のジョン・ラーベは当時、多国籍企業シーメンス 社の南京支社長であり、非武装中立の南京安全区国際委員会の委員長となって、 中国民間人の保護に努めたという。また自分の所有する土地にハーケンクロイツ 旗を掲げ、602人といわれる避難してきた民間人を戦禍から守ろうとした。南京 陥落後は、非人道的行為の防止に尽力する。 この映画は日本では、南京大虐殺はタブー視されるため配給会社がつかず、公 開されていない。数か所で自主上映会が行われただけという。 この映画自体は未見なので論評できないが、20日の上映会はおおいに期待して いる。 いま戦争法案強行採決の危機にあり、安倍首相は戦後70年談話を発表する予定 であるが、南京大虐殺や従軍慰安婦問題はなかったことにしようとしている。 歴史の負の真実に対して、それを隠すのではなく、真っ正面から向き合い、二 度と起こさないことを誓うことが必要なのだ。他民族を侵略・抑圧すること、ま たそれを正しいと容認すること、またはその事実を隠蔽しようとする資本家たち と闘う以外に労働者が生きる道はない。 まさに従軍慰安婦問題と南京大虐殺は日本の労働者にとって試金石というべき であろう。(石) Created by staff01. Last modified on 2015-07-18 15:10:56 Copyright: Default |