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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2015.5.29
_________________________________________________________『週刊金曜日』

    ★本誌主催講演会・第3回「金曜日文庫」
          マンガとテレビ 〜『アイムホーム』の話〜 ★

http://www.kinyobi.co.jp/event/event_detail.php?no=3513&page=1

┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃新刊┃
┗━━┛反知性主義とファシズム
    [佐藤優・斎藤環:著]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
知の怪物と気鋭の精神科医がカルチャー(AKB、村上春樹、宮崎駿)から反知性主義が
はびこる日本社会を読み解く。
多面的、重層的な対論はファシズムよりも恐ろしい事態を私たちに示唆する。

「知的に興奮する対談だった。斎藤環氏と話していると、既視と未知の感覚が私の心の中
で交錯する」(佐藤優)

「本書の最大の読みどころは、佐藤さんと私の意見がもっとも対立した『風立ちぬ』論で
しょう」(斎藤環)

定 価:1400円+税
サイズ:四六並製 264ページ
ISBN:978-4-86572-002-0
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3514
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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
 
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 【1】注目の記事


■平和憲法最大の危機
「戦争法成立」を主導する“チーム谷内”こと安保マフィアたち
野中大樹

集団的自衛権の行使を認める戦争(安保関連)法案の審議が5月26日、衆議院ではじまっ
た。憲政史に刻まれるこの解釈改憲は、実のところ、ごくひと握りの官僚たちによって為
された。密室かつ秘密裏に議論をリードしてきたのは谷内正太郎元外務事務次官を筆頭と
する外務省旧条約局マフィアたち。彼らこそ、安保マフィアの中枢である。

●清水雅彦日本体育大学教授(憲法学)に聞く
なにからなにまで憲法違反だ

戦争法案(安保関連法案)はなぜ、日本の平和主義を根底から壊すのか。そもそもの問題
点はどこにあるのか。憲法に関する著作が多い日本体育大学の清水雅彦教授(憲法学)が
安倍晋三首相の一連の手法を徹底的に批判する。


●三菱重工業、三菱電機、川崎重工業、日本電気、コマツ……
特需期待にほくそ笑む軍需産業
宮崎信行

日本政府は5月18日、国家安全保障会議(NSC、議長・安倍晋三首相)を首相官邸で開
き、オーストラリアが新型潜水艦の共同開発・生産国を選ぶ手続きへの参加を決めた。共
同開発が決まれば、兵器本体について本格的な技術移転に初めて踏み出すことになる。軍
需産業の鼻息が荒くなってきた。


●荒海のどぅなん・与那国の選択(3)
「平和な島」を売るのは誰か
内原英聡

陸上自衛隊沿岸監視部隊の配備計画で住民意思が二分された国境の与那国島。以前は「自
立」「自治」「共生」を掲げる自立ビジョンも進行していた。国策に翻弄され、窮地に追
い込まれたこの島の背景を探る。


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 【2】  編集長後記

 自公が地方の顔色をうかがう地方選挙も終わり、今国会ではこれでもかと、「自由」と
「平和」を足蹴にする悪法が上がっている。しかし外務官僚などに話を聞くと安倍首相の
評判はいい。官僚の顔色をうかがってくれるからだ。国が大借金をしているのにバラまき
し、海上保安庁の増員もする。

 さて戦争関連悪法はもちろんだが、衆参の法務委員会も要注視だ。5月12日には刑事法
学者らが「取調べの録音・録画制度の導入」「通信傍受の大幅な拡大・手続簡易化」など
慎重審議を求める「意見」を表明し、〈現在提案されている刑事訴訟法改正案は、いずれ
の点でも、刑事司法の抜本的改革に背を向けたいびつなもの〉だと批判をしている。

 マイナンバー改正案も両院内閣委員会で通過するが、法案はまるで工場で大量生産され
る電化製品扱いだ。右から左に審議という検品をして本会議へと送り出される。国民の意
見もさまざまだが、民主主義国家であるならば、首相はもっと国民や歴史に向き合ってほ
しい。(平井康嗣)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/


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 【3】 2015年5月29日(第1041号)予告


【特集タイトル】
誰が教科書を殺すのか
安倍晋三氏の異常な執着

育鵬社版教科書の影に首相グループ
安倍首相の「教科書発言」にみる危うさ

何が問題か 子どもと教科書全国ネット21

歴史 政策とリンクした大国という大義名分 高嶋伸欣

公民 国家に有為な人材に力点 山口智美

いま、教科書採択地で何が起きているか


「政府見解」作成者たちが明確に否定した集団的自衛権
小西洋之・民主党議員が警鐘


ろくでなし子の公判まん画

ペットショップと動物虐待

好評連載
「1★9★3★7 時間はなぜ消されたのか」   辺見庸

<強力連載>
それでもそれでもそれでも     齋藤陽道
戦後の墓碑銘      白井聡
新・政経外科      佐高信
ペンと剣        マイケル・ペン
風速計      石坂啓
俺と写真                 本多勝一
メディア一撃
岩本太郎


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 【4】近刊のご案内


★ワイセツって何ですか? 

著者:  ろくでなし子 1400円+税、A5版並装 168頁
ISBN:  978-4-86572-001-3
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3471

どうしてまんこで2度も逮捕されなくちゃいけないの!?

大反響の本誌連載に大幅加筆。刑事、検察とのやり取りや留置場のなかの出来事を詳細に
描く。また著者渾身の「まんこちゃんストーリー」をはじめ、まんこアーティストになっ
た経緯を漫画でたどり、「ジオラマン」や「マンボート」など、これまでの作品をカラー
で紹介。「はたしてまんこはワイセツなのか」そんな前代未聞の裁判が始まるなか、改め
てみんなで考えたい「ワイセツって何ですか?」超永久保存版! 


★絶望という抵抗

著者:  辺見庸・佐高信 1500円+税、四六判上製・208頁
ISBN:  978-4-906605-99-6
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3367


「人間はここまでおとしめられ、見棄てられ、軽蔑すべき存在でなければならないのか」
──辺見庸

侵略という歴史の無化。軍事国家の爆走と迫りくる戦争。人間が侮辱される社会・・・。
二人の思索者が日本ファシズムの精神を遡り、未来の破局を透視。誰かが今、しきりに世
界を根こそぎ壊している。日本では平和憲法を破棄しようとする者が大手を振っている。
喉元に匕首を突きつけて私たちは互いに問うた。なぜなのだ?あなたならどうする?呻きに
も似た、さしあたりの答えが本書である。 


★ピケティ入門
『21世紀の資本』の読み方

著者:  竹信三恵子   1200円+税、四六並製・128頁
ISBN:  978-4-86572-000-6
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3368


格差社会ニッポンへの警鐘!!
世界を震撼させたベストセラーから何を学ぶべきか

「現代のマルクス」ともいわれるトマ・ピケティは放置すれば格差は拡大する、平等に向
けた格差縮小の力を創出することこそが人類の知恵と説く。「格差」の現場を取材してき
た著者が、世界的ベストセラー『21世紀の資本』を読み解き、アベノミクスの罪を暴く。



★『週刊金曜日』臨時増刊号 特別編集「従軍慰安婦」問題(2014年10月29日号) 

「慰安婦」問題で日本が問われていること

『朝日新聞』の検証記事以降、「従軍慰安婦」問題がさまざまな論議を呼んでいます。
全国紙や有力雑誌による『朝日』バッシングは苛烈さを増し、政府与党からも批判の声が
相次いでいます。
しかし、歴史修正主義者がどのように主張しようと、「従軍慰安婦」の強制性を裏付ける
証言・資料は否定できません。
歴史修正主義の蔓延する現在の状況では「本当のこと」を把握するのはたやすくありませ
ん。
肝心の資料の解説がねじ曲げられたり、証言が過小評価されたりすることが多いからです
。
そこで、この問題の核心をわかりやすく解説する臨時増刊号を刊行します。
『週刊金曜日』掲載記事のほか主要な資料を添付した、まさにまるごと一冊「従軍慰安婦
」号です。

〈主な内容〉
対談 梁石日×辛淑玉 「国家」にしかよりどころがない日本人
半藤一利氏に聞く 歴史とは人間がどういうものか学ぶこと  

今だからこそきちんと知りたい「慰安婦」問題の基礎知識  川田文子 
右派論壇誌にはびこる「慰安婦」否定の手口        能川元一 
『産経』が渋々「訂正」お粗末すぎる記事         梁澄子
証言が明かす軍「関与」の実態              西野瑠美子
河野談話と加害責任                   東郷和彦
「報道」検証より「慰安婦」問題を            上野千鶴子
被害者証言「法廷」で裁かれた日本軍           松井やより
座談会 歴史歪曲の動きにとどめを!
高嶋伸欣×俵義文×西野瑠美子×山田朗
元オランダ人「慰安婦」は「強かんと暴行」を証言     テッサ・モーリス=スズキ
グレンデール市従軍「慰安婦」碑の撤去を求める訴訟をめぐって 小山エミ
吉見義明教授に聞く 右派の思惑が外れた「河野談話」検証 
『産経新聞』の「河野談話見直し」キャンペーンに反論   林博史         
  

『文春』、大高未貴氏による?でっちあげ?報道を韓国人教授が告発 
永田浩三・元プロデューサーに聞くNHKの「慰安婦」報道  
元『朝日』記者の社会的抹殺を狙う?テロ?を許すな! 
中曽根元首相と故・鹿内産経新聞元社長の無自覚な告白 その他

○増刊号は書店のみの発売です。定期購読には含まれませんので最寄りの書店でお求め下
さい。
※本増刊号には一部、本誌掲載記事を再録しています。
※音訳版も発行します。 


★新・買ってはいけない10
著者:  渡辺雄二、1200円+税、A5判並製・208頁
ISBN:  978-4-906605-98-9
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3266

必要じゃないものを買わされていませんか?
超便利な「食品添加物事典」がついています!

主な内容
第1章 「買ってはいけない」
・めでたい正月も地獄になる!? 安全・安心を求めたい「おせち料理」
・増粘多糖類に要注意、調味料の進化系「ぽん酢ジュレ」
・保存料・着色料不使用でも添加物の多さがマイナス「セブン-イレブンのお弁当」
・「スクラロース」の危険性、そろそろ真剣に考えませんか
・なんでこれがトクホなの?大いに疑問「キリン メッツコーラ」
・体に悪いものも入っている「乳酸菌飲料」
・「エナジードリンク」って何がエナジー?
・過信するべからず「二日酔い防止ドリンク」
・「見た目はミネラルウォーター」。しかしその実態は……!?
・熱中症の不安につけこむ「熱中症対策ドリンク」
・カラメル色素に注意しよう「ノンアルコールビール」
・「美白化粧品」危ないのはロドデノールだけなのか?
・風邪をひいたら飲んではいけない「風邪薬」
・ペットの健康を害する「ペットフード」
・ペットの体に農薬をつける「ペット用ノミ取り」グッズ
このほか「フロッシュ」、「ウィルス除菌製品」、「ボディシート」、「制汗ウォーター
」、「ゼオライト入り歯磨き剤」等、話題の商品を取り上げます。

第2章 すごく役立つ!食品添加物事典 


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 【5】イベントのご案内

★本誌主催講演会・第3回「金曜日文庫」
マンガとテレビ 〜『アイムホーム』の話〜

2015年5月29日(金)開場18時、18時30分〜20時
寺島文庫(東京都千代田区九段北1-9-17 寺島文庫ビル1階)
 地下鉄九段下駅(5番出口)徒歩3分

登壇者:石坂啓さん(漫画家)、佐高信(評論家) 

参加費:2000円(飲み物、軽食代込み)、要申し込み、先着30人

申し込み先:book@kinyobi.co.jpまたはFAX 03-3221-8522 
 ※申し込み件名に必ず「金曜日文庫3回目申し込み」とご明記ください。



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 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。
   https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk

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