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〔レイバーネット国際部・I〕

昨年、出版のお手伝いした『台頭する中国 その強靭性と脆弱性』の著者、區龍宇さんが 3月4日付の香港のウェブメディア「立場新聞」に掲載した文章のまえがきを翻訳紹介し ます。タイトルの「保釣運動」とは、「釣魚島(尖閣諸島)防衛運動」という意味です。 今回は労働問題とはやや離れますが、同書の大半が中国の労働者のことを記載していると いうことでご容赦ください。 以下翻訳です。 ================= さらば保釣運動 報道では、保釣行動委員会のメンバー2名が、釣魚台の歴史を中国の教科書に記載するこ とを求めて、北京行きを試みたようだ(入国は拒否された:訳注)。このニュースは、私 が昨年書いた文章の公表を促すこととなった。その文章とはChina Rise: Strength and Fragilityの(『台頭する中国 その強靭性と脆弱性』)の日本語版序文である。197 1年の保釣運動が、若い私が初めて社会的関心を持つきっかけになった。だが今日、わた しは正式に民間の保釣運動に別れを告げなければならない(すでにそのような見解は十数 年前から持ち続けてはいたのだが)。日本語版序文ではなぜそのような考えに至ったのか を解説している。現在の若者の一部には大中華主義に反発する者もおり、そのような人間 はもちろん保釣運動に参加することはないだろう。しかし私は1975年から保釣運動に 参加してきたが、早い段階から民族主義ではなく、国際主義と平等主義に根差していた。 だがまさにそのような立場ゆえに、われわれ労働者人民は、民間ベースでの保釣運動を行 うべきで はないことを今日ここに明らかにすべきであると考えるに至ったのである。日本語版序文 のタイトルは「日中の民衆が手を携えて、両国人民の平和運動を開始することを願って」 である。 筆者,2015年3月4日。 (訳注)以下、原文サイトでは日本語版序文の原文が掲載されています。日本語訳は『台 頭する中国 その強靭性と脆弱性』をご覧ください。原文サイトはこちら。 https://thestandnews.com/politics/%E5%86%8D%E8%A6%8B%E4%BF%9D%E9%87%A3/

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