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「日本の民主主義はまだこれから」〜さよなら戦争法案、神奈川で学生デモ

9月20日午後4時から横浜・山下公園石の広場で開かれた集会と、その後の桜木町駅までのデモに参加しました。神奈川県下にある大学に在籍する学生さんが開いた「さよなら、戦争法案。神奈川学生デモ」でした。「デモなど初めて」という素人さんを応援する組織もあったのでしょうけど、幟旗などは数本しかありません。個人がメッセージを書いて掲げているものなどは散見されます。その代り風船が用意されて、弁護士の腕章をつけた人が空気を入れていました。話は先のことになりますが、「車線をはみださないようにね」などの切り盛りをしている弁護士さんもいました。

集会では、横浜市立大学の教員の人、横浜弁護士会の人に続いて、政党からも地方議員さんが挨拶。民主党、社民党、共産党の県議や市議の人です。民主党の議員さん(女子)は、長く教員をしていたそうで、「教え子に武器をとらせない」姿勢でやってきたのが報われた思い、と若者主催に集会にエール。

社民党は基地ウォッチャーとして有名な相模原市議の金子ときおさんです。海の方を指して、「風力発電の風車の向こう側が、米軍のノースドッグ。ここに集結してから米軍は沖縄にいった」と、戦争と神奈川の結びつきを指摘。共産党の女性議員さんも、在留外国人の教育などをしていたそうで、行く末を不安に思っている外国籍の人も多いという話をしていました。

山下公園に行く前に中華街をうろうろしてきたのですが、観光客の多くが中国語。集会をしている近くにも記念写真を撮っている中国の人と思しき団体さんがいました。日本周辺の情勢変化などが言い立てられる一方、爆買いなどが話題になっている世相と重なって、なかなか趣深い光景。

最後にスピーチしたのは学生さんで、自分は1年間海外留学したけど、ヨーロッパではデモって普通。バス停の表示板に「デモがあるから遅れると」表示が出ると、待っている人は文句も言わずに別の交通機関の方へ向かう、と体験を語りました。日本の民主主義は、まだこれからなのではないかと、その女子は言っていました。いつだか反原発デモに「なーんちゃって参加」(隊列に入らないで歩道をトコトコついて歩く)し、通行人で「デモは迷惑よね」という女性を目撃したことのあるわたしは女子大生の言葉に共感。

集会の後、デモに出発。2梯団に分かれまして開港記念広場から、赤レンガ倉庫の前を通り、日本丸の脇を通って桜木町の駅で解散というコース。県民ホールやニューグランドの並びに創価学会文化会館があるのをご存知のかたも多いと思いますが、その前でみんな、「公明党は平和の党じゃないのか」とか声をあげていました。

神奈川県庁の塔、横浜税関の塔や、ランドマークタワーが見える道を進んで赤レンガ倉庫のほうへ。警備の警察はそれほど多くなくて、のんびりしていました。コールはいろいろ。「賛成議員は震えて待てよ」など次の選挙を意識したものもありました。政治家たちが「シルバーウィークでほとぼりがさめる」と思ったら大間違い、と観光客にはアピールできたのではないかと思います。(H・Y)


Created by staff01. Last modified on 2015-09-23 11:35:42 Copyright: Default

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