本文の先頭へ
LNJ Logo 写真報告 : 「双葉町の原発PR看板をのこせ!」〜大沼勇治さんが金曜行動で訴え
Home 検索
 


「双葉町の原発PR看板をのこせ!」〜大沼勇治さんが金曜行動で訴え

 4月24日「再稼働反対!官邸前金曜行動」。官邸屋上にドローンが見つかったと騒いでいたので、警備が強化されるのではと心配していたが、いつもと変わりはなかった。そしてみんな官邸に向かって粘り強く元気にコールを上げていた。この日、原発事故でふる里を失った双葉町の大沼勇治さんは官邸に向かって、川内原発を再稼働することは双葉町民を無視することだと抗議した。そして「双葉町が原発PR看板『原子力明るい未来のエネルギー』を撤去しようとしているが、子どもたちに真実を伝えるために負の遺産として遺してほしい」と訴えた。標語は、彼が小学生の時に原子力を信じてつくってものだった。大沼さんは、いま双葉町に要請する署名活動に取り組んでいる。(shinya)

官邸前 大沼勇治さんの訴え(4分30秒 撮影=木下昌明)

↓官邸前

↓「ドラム缶」は折りたたみ式だった!

↓国会正門前・田村智子議員(共産党)

↓大沼さん、国会前で訴え

●大沼勇治さんの発言(国会正門前)

 わたしは1987年に、当時小学校6年生の時に学校の宿題で、原子力を頭につけた標語を考えてくるように言われて、「原子力明るい未来のエネルギー」という標語を、宿題で出したところ、それが採用されて、双葉町の入り口にある原発PR看板として、現在も残されていますが、その原発PR看板を、双葉町が撤去するということで、3月の17日の議会で議決されてしまいました。

 何故わたしが原発PR看板を遺したいかというと、小学生のときは原子力は明るい未来のエネルギーだと信じていた、そういう時代だった。しかしわたしは27年後に、原発事故によりふる里を失い、その情報は間違っていたと避難生活の中で、自責の念の中でずっと悩んでおりました。そしてわたしに出来ることは、その標語を訂正すること、自分で考えた標語は自分しか訂正できない、そして「原子力明るい未来の」の「明るい」という部分に、画用紙に「破滅」という言葉を書いて、「明るい」に「破滅」をかぶせて標語を訂正したのがきっかけです。そのあと、「脱原発明るい未来のエネルギー」「原子力は制御できないエネルギー」「核廃絶明るい未来のエネルギー」とつづけてきました。

 わたしは原発事故により、考え方が180度変わりました。現在は原発に頼らないエネルギーをという願いで、太陽光発電所の事業を開始しました。そして双葉町で「再生可能明るい未来のエネルギー」と、新たな標語を設定しました。その標語の看板を太陽光発電所の入り口に掲げております。NHKの「おはよう日本」で放送されました。

 ネットからも署名できます。検索は「原発ピーアール看板署名」で検索すれば署名サイト https://pro.form-mailer.jp/fms/44e3db4374356 に引っかかります。なにとぞ署名をよろしくお願いします。双葉町の町長選挙と町議会選挙は三千少しの投票数だったので、3500集まれば双葉町に堂々と署名を提出したいと思います。現在2200筆を超えました。

 双葉町に一時帰宅をしてきましたが、中間貯蔵施設に黒い放射性廃棄物の入ったフレコンバックが搬入されておりました。無人の町にこの原発PR看板を遺すことで、強いメッセージになると思います。都合の悪い物は消してしまおうという自民党政権や、双葉町に原発立地地域として都合の悪い物を消させないために、この看板をしっかり遺して、未来の子どもたちに原発のない、今度こそ明るい未来を約束したい。そのためにこの看板を遺したい。それを願っております。


Created by staff01. Last modified on 2015-04-26 17:29:36 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について