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国際アピール★日印原子力協定を放棄せよ

みなさま(重複ご容赦、拡散歓迎)

●8月27日に、両首相に提出します
どうか、ご賛同をよろしくお願いします
現在の賛同団体を下記に記載しています
(ご賛同してただいた方、ありがとうございました)

インドのナレンドラ・モディ首相が8月31日から来日し、
9月1日に日印原子力協定締結について会談を行う予定です。

福島原発事故を引き起こした日本が海外に原発を輸出すること自体が
容認しがたい行為ですが、核保有国であるインドへの原子力協力など、
とうてい受け入れられるものではありません。

この事態を食い止めるため、ぜひとも皆様のご賛同をお願いいたします。
お名前(個人名または団体名)(外国の方は国名も)をメールで
→ sdaisuke@rice.ocn.ne.jp

「日印原子力協定を放棄せよ!
安倍晋三首相とナレンドラ・モディ首相への国際アピール」

英文 http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/129d.htm

インドのナレンドラ・モディ首相が、8月末に来日します。そして9月1日に行われる安倍
首相との会談では、懸案となっている日本とインドの原子力協定締結に向けた交渉が一気
に進む可能性があります。この問題を懸念する日本、インド、そして世界の市民は、両首
相が協定に関する交渉を即刻停止することを求めます。

この協定は、人々の反対を無視して暴力的に原発を推進しているインドを舞台として、世
界の原子力産業に息を吹き返させるものです。そうなれば、福島原発事故後に積み上げら
れてきた脱原発の努力は、すべて水泡に帰することになります。さらにこの協定は、イン
ドの核兵器が正当化され、外国から核技術が提供されるという、受け入れがたい前例を作
ることにつながります。

福島第一原発事故は、原発で過酷事故が起きるとその被害が広く深く社会といのちを、未
来にわたってむしばみ続けるものであることを世界に知らしめました。この事故によって
、日本国内では原発新規建設や増設は言うまでもなく、既存の原発の再稼働も非常に難し
い状態になっています。

国内のこうした状況の中で、安倍首相は斜陽となった日本の原子力産業を延命させるため
に、諸外国と次々に原子力協定を結び、原発を輸出していこうとしています。すでに多く
の原発輸出計画があります。国内では今も福島原発事故によって多くの人々が苦しんでい
るというのに、原発事故とその悲惨な結果を経験した日本が、積極的に原発を輸出しよう
とするなど、非常に恥ずべきことです。

とりわけ、インドとの原子力協定は多くの受け入れがたい問題をはらんでいます。インド
は核兵器を保有しています。そして核不拡散条約に加盟せず2度の核実験を行いました。
日印原子力協定が締結されれば、それは事実上インドの核兵器を正当化することになりま
す。さらには、インドが輸入された原子炉や核燃料を民生用原子炉に使い、国内で生産さ
れるウランをすべて自由に核兵器製造につぎ込むとしたら、日本から提供された核技術が
インドの核兵器拡大を後押しすることにつながります。この協定が締結されれば、日本が
インドの核兵器製造に関与してしまうことになります。

そのようなことを容認するなら、それは広島と長崎で被爆した人々への冒涜であるだけで
はなく、世界の核廃絶へ向けた動きの中で日本が果たしてきた役割は地に落ちるでしょう
。

安倍首相、あなたはまるで原子力産業の大使であるかのように、各国を歴訪しています。
あなたの世界観では、原発や核技術の輸出が日本経済復活のカギなのでしょう。世界中で
「福島原発事故の経験と教訓」「安全な原発の提供が我が国の責務」と語っておられるよ
うですが、まともな教訓を得ていれば、安全な原子力などというありもしないものに固執
し続けるのではなく、詳細で実現可能な避難計画を立てようとするのではないでしょうか
。日本の責務は、いかに原発のない社会を実現していくのかの道筋を行動で示すことであ
って、米仏の圧力に同調して日印原子力協定に狂奔することではないはずです。インドの
原発市場がどれほど利益をもたらすものであっても、それらの原則を破ることは許されま
せん。

モディ首相、インド政府はこれまで「福島原発事故が人々に及ぼす影響はそれほど重要な
ものではない」という見解を示しています。日本滞在中に福島へ行って、今も終わってい
ない原発事故が人々の暮らしをどのように脅かしているのかを、ご自分の目で見てきてく
ださい。あなたがもし被害者の立場に立って考えるなら、原発を推進するという考えはそ
こで断念されるはずです。被害者の側に立たないならば、福島を語らないでください。

両首相に強く求めます。日印原子力協定の締結に向けたすべての話し合いを放棄し、締結
を断念してください。そして、核も原発もない未来を共に目指すと確認してください。福
島事故後の世界においては、核も原発もない未来をいかに実現するかについて話し合う英
知こそが求められているのです。

【賛同】 

●Australia
Friends of the Earth, Australia

●China
Universal Humanism, Hong Kong

●Germany
Atomkraftfreie Welt-SAYONARA Genpatsu Duesseldorf e.V.

●India
All India Network of Individuals NGOs working with National / State Human 
Rights Institutions [AiNNI] Honorary National Working Secretary, Human 
Rights Defenders' Alert Jharkhand Bachao Andolan Jharkhandi Organisation 
Against Radiation, Jadugoda

●Japan
ICBUW‐Japan
I女性会議
AKAY(フィリピンAKAYプロジェクトをともに創る会)
アジェンダ・プロジェクト
npo百笑屋敷
オールターナティブズ
香川連帯ユニオン
核のごみキャンペーン・中部
核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)
風下の会・福島
上関原発阻止被告団
上関原発止めよう!広島ネットワーク
京都・水と緑をまもる連絡会
銀河市民放射能測定所
銀河のほとり    
9条改憲阻止共同行動
グローバリゼーションを問う広島ネットワーク
原子力規制を監視する市民の会
原発いらない福島の女たち
原発いらん!下関の会
原発おことわり三重の会
原発震災を防ぐ風下の会
原発とめよう!九電本店前ひろば
原発はごめんだヒロシマ市民の会
原発を考える品川の女たち
憲法を生かす会
コトパンジャン・ダム被害者住民を支援する会
サブラカ農園
さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
さようなら原発・生まれ変わろう日本
さようなら原発1000万人署名十区御委員会
さよなら玄海原発の会・久留米
さよなら原発箕面市民の会
自然エネルギー推進ネット・光
市民のひろば
自由空間創楽邑
除染廃棄物の焼却を危惧する全国委員会
STOP原子力★関電包囲行動
瀬戸ふるさと農園
全港湾西成労働センター分会
全石油昭和シェル労働組合
全石油スタンダード・ヴァキューム石油労働組合
脱原発・放射能汚染を考える北摂の会
脱原発をめざす新潟市民フォーラム
田布施町まちづくり研究会
チェルノブイリ子ども基金
地方自治を考える市民の会
中国電力スラップ訴訟止めよう会
ティナラク織の会「カフティ」
東京電力と共に脱原発をめざす会
東電前アクション!
東北アジア情報センター(広島)
徳山ダム建設中止を求める会
日本消費者連盟関西グル−プ
No Nukes Asia Actions
ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン
ハイロアクション福島
ハチの干潟調査隊
浜岡原発を考える静岡ネットワーク
反原発労働者行動実行委員会
ピースサイクル神奈川ネットワーク
広島・長崎被爆70周年・世界核被害者フォーラム実行委員会
フィリピンアカイプロジェクトを創る会
ふぇみん婦人民主クラブ
ふくしま月あかりの会
福島老朽原発を考える会
福保労聖家族の家分会
仏教徒非戦の会・福岡
プルトニウムフリーコミニケーション神奈川
平和・人権・環境を守る岐阜県市民の声
平和と民主主義をめざす全国交歓会
ベクレルフリー北海道 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
ぺんぎんぺり館とおともだち
放射能から豊中の市民・子どもを守る会
北海道自由エスペラント協会
ママデモ
未来の福島こども基金
劣化ウラン研究会
労働者共闘
若手農家ネットワーク・ゆうきの環かざぐるま

●Sri Lanka
Free Trade Union Development Center

●Sweden
Swedish Peace Council
The Swedish Anti Nuclear Movement
Women for Peace and The Peoples Campaign against Nuclear Power and Nuclear 
Weapons

●Taiwan
台湾環境保護連盟

11か国、97団体、675名(8月20日現在)


Created by staff01. Last modified on 2014-08-22 14:42:06 Copyright: Default

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