本紹介『それでもあなたは原発なのか』〜日本を代表する論客の講演記録 | |||||||
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福島第1原発事故とは何だったのか。「3・11」前後を通して識者らの講演記を中心にインタビューやルポを交えた拙著『それでもあなたは原発なのか』を3月、鹿児島市の南方新社から出しました。 肩書を記すまでもない広瀬隆、藤田祐幸、小出裕章、樋口健二、鎌仲ひとみさんらのほか、福島現地で奮闘する石丸小四郎さんや「プロメテウスの罠」を司る朝日新聞の依光隆明さんら十数人を取り上げています。中でも、漫画「美味しんぼ」の鼻血問題に実名で登場し一躍有名になった松井英介さんには、低線量の内部被ばくに関して警告を発していただいています。 甲山事件の元被告、山田悦子さんから「さながら反原発の『百科全書』となっています」、レイバーネット関係者では木下昌明さんから「あとがきは、あなたの切実な思いが伝わってきて胸を打ちました」とそれぞれ封書が届きました。原発労働者で心筋梗塞の労災申請不支給処分取り消しを求めて提訴している福岡市の梅田隆亮さんからは「私がこれまで読んだ原発の本の中では一番読みやすく、分かりやすい」と口頭で言われました。そのような性格を持つ拙著かもしれませんが、書評に載るほどのレベルではないとも言えます。 詳しくお知りになりたい方は南方新社のホームページを検索するか、図書館へリクエストのうえ内容を確かめていただければ幸いです。お買い求めいただける方は、地方出版ゆえ、一部大手の書店にしか置いていませんので南方新社に注文されるほうが早いでしょう。四六判、201ページ、1500円(税別)。【林田英明】 Created by staff01. Last modified on 2014-06-08 15:04:50 Copyright: Default |