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司法は死んでしまったのか!〜JAL不当解雇争議 控訴審判決も「解雇容認」

「司法は死んでしまったのか。言葉で言い表せない憤り。企業側の論理だけを認め、社会を支える働くものを考慮しないのか。このままでは日本は暗黒社会になる」、原告の客室乗務員の女性は厳しい口調で語った。6月3日、JAL客室乗務員71名の整理解雇を争う控訴審裁判で、東京高裁は地裁判決を維持する「解雇有効」の判決を下した。「不当判決」の旗出しに、数百名の支援者からため息が漏れた。そしてそれはすぐに怒りのシュプレヒコールに変わった。山口乗員原告団団長はマイクを握り、「東京高裁は安倍内閣の“世界で一番企業が活動しやすい国”にする実行部隊に成り下がった」と声を張り上げた。内田客室乗務員原告団長は「最高裁に上告してたたかい続ける。引き続き支援を」ときっぱり語った。
 原告団・弁護団は判決を受け、抗議声明を発表。「解雇の時点で会社の人員削減目標は既に超過達成され、解雇の必要性はなかった事実。解雇に至る会社の信義則違反・不当労働行為の連鎖・集中」などを挙げ、「更正計画ありき、よって解雇有効」とした高裁判決を「事実と道理を無視した不当判決」と強く批判した。
 5日13時半には乗員(パイロット)の同じ事件の東京高裁判決が予定されているが、厳しい判決が予想される。(M)

動画(YouTube 5分)JAL解雇撤回国民共闘HP原告団の声明(pdf)判決要旨(pdf)

↓東京高裁前は支援者で埋まった

↓午後3時開廷、すぐに「旗出し」があった

↓400人を超える支援者の間から怒りの声が上がった

↓亡くなった仲間の遺影を持つ原告

↓山口乗員原告団長「東京高裁は安倍内閣の応援団か」

↓全労連大黒議長「東京高裁は腐りきっている」

↓内田客室乗務員原告団長「最高裁に上告する。きょうの怒りを今後の活動にぶつけたい」

↓シュプレヒコール「不当判決許さず、最後までたたかうぞ」


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